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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

国民は見ている(黒川賭けマージャン・検察庁のその後)

2020-07-14 20:21:24 | 日記
  忙しさにかまけていると、次々に世の中は進んでいます。
  どう進んでいるか。正直、あまりいいニュースではありません。
 <黒川賭けマージャン>
  黒川氏「懲戒」ではなく、甘い「訓告」処分で辞任。
  だれが、この処分を決めたかが焦点になるが・・・
    ↓
 東京地検・斎藤隆博次席検事が、黒川前検事長が検察幹部という身分だったことに触れ「一般人よりも処罰を重くすべきではないかとの国民感情は理解でき、重く受け止めている。ただ(処分は)法と証拠に基づき判断した」 と不起訴処分とする (ココから) 
    ↓
 市民団体「検察庁法改正に反対する会」は、上記の不起訴処分について、「身内に甘い判断。元検察ナンバー2の犯罪を立件しなければ、法の下の正義はない」などと批判。7月 13日に、黒川氏と新聞記者ら計4人を不起訴とした東京地検の処分を不服とし、東京の検察審査会に審査を申し立てた。また、 4人を常習賭博容疑で告発した岐阜県弁護士会の弁護士らも13日、東京の検察審査会に審査申立書を出した((ココから)

 黒川氏後の後任の人事を見ておこう
 上記の処分を決めた時には、黒川の後任として、東京地検検事長になっていた林真琴氏が、退官する稲田伸夫検事総長の後任 として検事総長に決まった。東京高検検事長には、堺徹次長検事がなる。(ココより)  
 
 ついでに、財務省の人事を見ておこう
  国会で、“金額”についてのやりとりはあったが、佐川氏が言っていたのは“価格”なので虚偽答弁にあたらないと国会で言ってのけた、当時は佐川氏の後任の理財局長だった太田氏が、財務次官になる。(ココから) 
  *その佐川理財局長も、国税庁長官になり国民を驚かせたのを忘れないように。結局は退職せざるを得なかったけれど・・・。

  そして、今年「週刊文春」のスクープで、文書改ざんを押しつけられて自殺した元近畿財務局職員赤木氏の遺書が公表された(ココに文春全文掲載)。その公表を受けて、再調査が提案されたのに麻生大臣は「新事実はないから再調査はしない 」と突き返した(ココから)。第三者委員会で再調査を依頼する赤木さんの奥様の呼びかけに応えた35万の署名を添えて首相に訴えたが、再調査は行われなかった。

  そのため、現在赤木さんの奥様は、(国と改ざんを指示したと俊夫さんに手記で名指しされた佐川宣寿元財務省理財局長を訴えた裁判)を起こしており、その公判が明日から大阪地裁で始まる。 (ココから)

  さあ、森友・加計、桜を見る会、いろいろ嘘をついたり、紛失、改ざん、廃棄などお手伝いした官僚などがどうなっていくのか・・・露骨にことは進められているので、新聞をみていると分かるはず。しっかり、忘れないでフォローしていきましょう。
  菅原元大臣の公職選挙法違反は上記の林東京高検検事長の下で不起訴処分だったのも付け加えておきます。「経産大臣を辞任し、会見で事実を認め謝罪したことを考慮」 等を理由にして不起訴だったようですが、あれっ?議員辞職もしてないどころか、自民党からも追い出されてもいないようです。河井夫妻は議員辞職はしてないけれど、「やましいことはしていない」としつつ、離党はしているのですけれど・・・(ココから)
  IRの秋元氏は無実だと主張し、保釈中で国会にも出席したようですが、さあ、林さんも予想通りに期待できない? 新任の堺東京高検検事長は、期待できるのでしょうか?(ココ参考)

  忘れない。そして、最後までしっかり追っていきましょう。こんな露骨なことが、平然と通用してしまう日本は、三権分立を基本とした立憲民主主義の国といえるでしょうか? 主権は、私たち国民にあります。そして、国民ひとりひとりに、これからの日本の将来をこどもたちに誇りをもって渡せるようにする責任が、大人の私たちにはあるのです。 今の状態では、私はとても渡せません。あまりにも恥ずかしい、情けない思いでいっぱいです。

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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2020-07-14 22:47:14
こんばんは~
もはやこの国の政治には期待していません。
司法にも期待しません。
三権分立と言いながら、憲法には最高裁長官は行政府の長である総理大臣が任命する、と定められており、最高裁長官によって最高裁判事が任命されるとあります。
政権交代が頻繁にある国ならバランスが取れるのかもしれませんが、この国のように特定の政党が長く政権を独占していては、その政党に近い思想の司法関係者で占められてしまうのは必然でしょう。
国を相手の裁判で最高裁まで争って、国が敗訴する裁判例がどれほどあるでしょうか。
期待するほどに失望が深まるばかりです。
まして安倍政権になってからはそれが露骨に表れています。
政治家に期待しないのではなく、国民の総意というものに期待できないからです。
なぜなら、未だに金で票が買える国民性だからです。同じ政党の候補でありながら、ベテラン候補に対し10倍の選挙資金を得た新人候補が当選した広島選挙区。
これは選挙に大金を使ったほうが当選する・・・票を金で買っていると言い換えてもいい現象だと思うからです。政治家としての実績や手腕は置いておいて、知名度や見かけの人気で票を投じてしまう国民性にお金が加われば鬼に金棒というわけ。
こんな低レベルの国民の総意で選ばれる政治家集団に期待するほうがおかしいのだと、ようやく気が付いた次第。
でも、選挙には必ず行きますよ。そして野党候補で信用できそうな人物に投票します。参議院選挙で同時に行われる最高裁判事の審査では、必ず事前に配布されている経歴書を読んで、おかしい判断をしていると思った判事の名前には×を書きます。
せめてもの「抵抗勢力ここにあり」を示すため(苦笑)。
Unknown (felizmundo)
2020-07-15 19:59:32
>悠々遊さん
   ほんとうに日本人のモラル崩壊は、政治を筆頭に、企業でも、家庭でも、目を覆うばかりです。
   「美しい日本」とか「誇りがもてる」という人たちが1番恥ずかしい行為を平気でおこなったいる。
   でも、長期政権はそれを選び続けて投票している国民がいる結果。確かにそうですが、誠実に頑張っている人たちがいるのも確かなので、どうにかお月様の力を借りながら、そういう方たちの活動を支えていきたいと思っています。

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