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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

信じて待ったら今日も月が

2020-05-31 22:00:47 | 惑星・天体ニュース

   今日は、曇りがちな日。さて、もう半月を過ぎているので、夕方暗くなれば見えてくるかな?という期待に反して、全然暗くなっても月は姿を見せてくれなかった。

   でも、ここで諦めてはいけません。時々外を覗いて探してみます。

   すると、南空の高い所に少し明るい所があるのに気づきました。「お月様、そこにいるでしょ。こんばんは~」

   「気が付いた?今、顔を見せるからちょっと待ってて」「ゆっくりで大丈夫よ、待っているから」

    <2020年5月31日20:00>

    しばらく、雲の奥から時々見えるお月様をカメラで捉えようとしたのですが、ちょっと光が足りなくて、ピンボケになったり、なかなかうまくいきません。「もう少し先に、雲の薄そうなところがあるから、また見にでてくるからね」

    いったん諦めて、用事をあれこれ片付けて、また外を見に出てみたら・・・今度も、まだ雲の中。でも、用事も済ませてあるのでじっと待っていました。すると、束の間ですがお月様がこんな姿を見せてくれました。

     

    ほぼ、完璧に近い写真が撮れました。今日は、この後、NHKスペシャルの「世界同時ドキュメント 私たちの闘い」というのを見ました。世界各地で人々がどのようにコロナウィルスと対峙してきたか。国が違っても様々な人間としてのやさしさ、思いやり、苦闘を見ながら、「自分にできることを探し、この危機を食い止めようとする人々の願い」を感じ取ることができました。イタリア人の人が、(コロナが去った後に、同じ世界に戻るのでは意味がない)と言った言葉が、胸に残りました。

    阪神大震災、東日本大震災を始め、人は地震や台風、豪雨など様々な災害に見舞われながらも、どうにか立ち直ってきました。そのたびに、苦しみを乗り越えて、犠牲者の追悼の意味をこめて、残った人はやさしく、手を広げて助け会う事を学んできた。

    だから、今回も、コロナウィルスで差別や対立や不幸を人々が増幅するのでなく、世界中の人が支え合って生きて行く道をこそ選んで行きたい。そういう思いを強くしました。

    核抑止力、軍拡、自国主義などの狭い自分たちの殻を破って、世界で皆が力を合わせなければ、コロナウィルスの克服はできない。貧しい人の治療や対策に手を抜いた国は、終息をしたように見えて、どこもまた感染者が急増したりしている。人は、自分だけ、自分の家族だけ、自分の国だけで幸せを求めても幸せになれない。SDGsの目指すように、世界が皆で幸せを求めよう。コロナウィルスの前と同じ私たちでは、苦しんだり、不安に思ったりしたのが無駄になってしまう! 

    お月様は、この後も、静かに出たり入ったりしていますが、月に静かに、祈りを込めました。どうぞ、自分以外の人たちのことを考えながら一緒に闘う優しい人たちに、力と勇気を与え続けて下さい。

       

 

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2 コメント

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Unknown (ブドリ)
2020-06-01 20:37:36
昨日の夜に見られたんですか!
良かったですね。
雲が多くて流れている時は月の明るさが一定じゃないので撮影が難しいんですよね。
それでも雲の雰囲気も撮れていていいですね。
Unknown (felizmundo)
2020-06-02 22:30:55
>ブドリさん
  そうなんです。有り難うございます。どうにか逢えました。撮影はやっぱり三脚使った方が良さそうなのですが、つい面倒で・・・。でも、ちょっと褒めていただけてうれしかったです。

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