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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

自分の見ている報道を疑え

2020-09-11 11:18:16 | 日記

 

     共同通信の報道で、こんなのをみつけました。そもそもJCJ賞も知らなかったのでたいしたことは言えないが、しんぶん赤旗が大賞を取るとは、びっくり。バイアスをかけずに、評価すべきものを評価する姿勢は素晴らしい。ノーベル平和賞に、核兵器禁止条約キャンペーンが選ばれて、運動が知れ渡ったように、このような大賞受賞で、バイアスをかけずに報道というものを客観的に評価して、よいものをよい!と言っていかないと、日本の報道はもう瀕死の状態だと危機感をもって大賞を決めたのではないかとも思った。というのも、自民党の総裁選の報道があまりにもお粗末で、病気で首相が辞任した途端に、長期政権の負の部分よりどっこいしょと再評価する動きに呆れかえっているからだ。

     それに国民が足をすくわれて、調子にのった自民党が総選挙に打ってでたりして勝ったりしたら、日本の将来には希望が持てない。

    「嘘」「誤魔化し」「不公平」「説明をはぐらかす」「任命責任をあるといいつつ、まったく取らない」「証拠も証人も要求されても出さない」もう、子どもでも見抜けるようなとんでもない発言を国会でしながら、多数の横暴で押し切って通してきた法案。それでも、公明党も含み、与党が平然と反省もなく否決してきた不信任議決の数々。国民は、どこへこの先もこんな政治をなし崩しで許していくのか。

     のーてんきな報道に踊ることなく、自分のみている報道を疑って、実際の日本がどうなっているかを、その情けない状態をしっかり記憶に刻みつけよう。そのためにも、ジャーナリズムが自覚をもって、この危機に立ち向かおうとしている姿勢は大いに、大いに評価して、声をあげて、それを本流にしないといけないと思う。そもそも、この赤旗が大賞をとった事実、環境学者の飯田哲也氏のツイッターのリツイートで私は知ったが、あなたは知っていましたか?

 

    ココから>

      確かに! 「桜を見る会」の国会での日本共産党の追及は、優れていた。それを赤旗でもしっかり書いていたのだろう。

     「桜を見る会」は本当に酷かった。首相の「桜を見る会」での挨拶。「本日、桜を見る会、開催させていただきましたところ、友党公明党の山口代表を始め御来賓の皆様、そしてお忙しい中こんなにたくさんの皆様、足を運んでいただきました。お陰様で、本年もにぎやかに盛大に開催することができました。皆さん本当にありがとうございます。 今回の桜を見る会、64回目ですが、ということでございますが、山口さんや皆さんと共に政権を奪還してから、7回目の桜を見る会となりました

  これは、「国の代表の挨拶」ではない!!! これが、私物化でないとどう言い逃れができるのか。国のために寄与してくれた人にこんな挨拶をするはずがない!これで、どうして、政権が倒れなかったのか。私には不思議でならない。

 しかも、桜を見る会の名簿をだすように共産党の宮本議員が要求した、まさにその日に処分したという、信じられないような弁明は、この政権と官僚のなんでもありの国民をばかにした行為。来年も催す予定だった「桜を見る会」。前年の名簿を参考にしないわけがない。処分するなんて尋常じゃない。「嘘」以外ありえない! 

 それを処分した!? そんなつじつま合わせの弁明をした官僚の情けなさ! こんな茶番を許した自民党の自浄能力のなさ!こんなことをスルーさせてしまう国民であることを私は恥だと思った。ありえない!

 思えば、森友でも加計でも、どれだけ証人も出さずにのらりくらり、信じられない答弁をくりかえし、文書までかいざん。あり得ないことがずっと許されたこの長期政権。こんな政治にどうして、日本人はNO!を突きつけ退陣させられなかったのか。日本の絶望的な状況を思い出すだけで胸が私は悪くなるのに、首相が病気で辞職すると、内閣支持率があがってしまう「怪!」。

 この数々の、国会、国民無視の日々。自民党の総裁選挙にあたり、その政権の中で(でてきた証拠文書を)「怪文書」、「回答をひかえさせてもらいます」とか誤魔化し、隠ぺいに明け暮れた政権を中心になって支えた人物を、いつのまにか平気でどっこいしょしているような報道!? 平然と、森友も加計も、桜も既に解決済みと公言していることを批判できない。批判しても、「怒り」がない日本のテレビやマスコミにも、呆れるしかない。

 そして、こんなハチャメチャをそのまま許した日本の報道自由度について、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」は日本の状況について、「記者クラブ制度はフリーランスや外国人記者に対する明白な差別だ」と批判。また、インターネット交流サイト(SNS)上で政権を批判する投稿が攻撃の標的になっていると懸念を示しつつ、66位と去年の67位に続き低い評価をしている

 この記者クラブ制度はほんとうに酷い。ネタをもらうために、取材先にすり寄っているから、ちゃんとした記事が書けない。果ては、黒川元検事長と違法マージャンにつきあうという産経新聞、朝日新聞の恥ずかしさ。

 事前に質問を出しておいて、あらかじめ決めた手順で質問させてもらい、どっこいしょしたようなくだらない質問に返事をもらう記者会見。フリーランスの江川紹子さんが、この問題について鋭い発言をしていて注目される(ココから)    

     首相会見の主催は記者会なのに、慣例で司会が官邸側の内閣広報官によって行われ、この司会者が「1人1問」とか勝手なルールを記者に押しつけるのに、なすがまま。 論点からそれた回答でも、次の質問者に移るので、首相が言いっぱなしで終わり、重ねて質問することができない状況を作っているなんて、ナンセンス。これは、66位でも当然だ。

     フリーランスの人がどんどん入ってしっかり質問できるようにすべきだ。

    

     ココをクリックしてみると、この質問をした本人の弁が語られている。曰く「その動画の再生回数は現在115万回を突破している。確かに、先日の志葉の振る舞いは「お上品」なものではなかっただろう。ただ、「お上品」な記者クラブメディアの煮え切らない「お行儀の良さ」こそ、安倍政権を増長させてきた。同じことを、次期政権においても繰り返すのか。だからこそ、あえて声をあげさせてもらった

     国会質問でも、生ぬるさを感じる。日本人は、「怒り」の感情を恥としている内に、この恥をしらない説明責任も、なんの責任も果たさない政権を許してきてしまった!と私は怒りを覚えている。報道にも、野党にもしっかりしてほしい。

    そして、自民党内には反省と自浄能力があるかないのか、総裁選でしっかりみせてもらいたい。

    万が一、自民党に自浄能力がないなら、国民の声の力もあって検事総長になった林検事総長に期待する!!! 河井夫妻の裁判や、秋元IR汚職裁判で、「検察権の行使は国民の信頼という基盤に支えられていることを意識し、全国の職員が職務に取り組むよう全力を尽くしたい」との就任時の言葉通りの裁判を進めてもらい、前政権の奥までしっかり手を入れて、ポンコツ政権の継続を阻み、引きずり下ろしてもらおう!!!

    もう、いい加減にまともな日本の政治をまともに立て直さないと、日本はとんでもないことになります!「正直」「公平、公正」「嘘をつかない」こんな当たり前のことが通らない日本。ほんとうに恥かしい!!! 今こそ、大人たちが、しっかりしないと。

    そうそう、よく政権擁護する人たちのいうのは「アベノミックスで経済は立て直した。雇用もよかった。株価も上がった」さて、その人たちは、その間に金利がもうゼロにほぼ近いこと。物価は上昇しましたが、物価が上がっても名目上の賃金はほとんど変わっていないこと。『常用労働者』から賃金の低い日雇労働者を除外したりして、平均賃金を高くするなど、統計までも操作してアベノミクスの失敗をごまかそうとしたこと。(女性自身のココから)

    新聞やテレビより、じっくり分析して流されない学者や有識者の言葉やインタビューを伝える雑誌やネットの声にしっかり耳を傾けよう。最近私は週刊文春を買うようになった。なぜなら、週刊文春が黒川の記事を書かなければ、今頃黒川検事総長が誕生していて、日本の検察は政権のための検察になっていたと思うからだ。林検事総長、期待しています!

 

追伸)参院選の時、「れいわ新選組」に注目していました。消費税は上がるのに、法人税はソフトバンク、大手銀行など大企業にはゆるゆるだった話はれいわ新選組の山本太郎氏の演説から知りました(「税金を払わない巨大企業」参照)。そんな「れいわ新選組」が多くの人を街頭で集めていたのに、選挙前にテレビはそれを報道しませんでした。あの時、報道がちゃんと「れいわ新選組」を報道していれば、山本太郎は議員として活躍を続けていたでしょう。なぜなら、人々は応援するのです。広告費をだしてくれる大企業に配慮して真実が伝えられていないことを。見て下さい。””Choose Life Project" 「テレビを含むマスメディアに対しての不信感は高まり続け、と同時に、個人がメディアとして発信する時代が訪れ、テレビはおろかメディア全体が、その存在意義を問われる時代となっていました。また、分断、格差、差別に貧困、そうした問題は、なくなるどころか世界中に拡がりつつあります。私は、テレビの世界を飛び出し、新しいプラットフォームを構築する決意を致しました。人として当たり前の尊厳が守られる社会にしていくための、公共のメディアを目指します

本当に、知りたいことを知るために、お金を出した人が、クラウドファンディングで800万円の目標の4倍の3200万円近くが集まったことに注目!下の募金は終了していますが、どんなメディアかは、ココの動画を実際に見ながら、下の募金活動の説明が非常にわかりやすいです。れいわ新選組への募金額やボランティアも凄かったけれど、日本国民の底力。正しい道を求める力、結集していきたいと思います。

   <ココから> 

 

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