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BosicaのスピードスターVol.57 ドアキャッチ付けて完成

2014年9月に始めたポルシェ356スピードスターの製作記も、本日をもって最終回です。まずはFフェンダーの左右に『Speedster』のエッチングレターを貼っていきます。
とても繊細なパーツなので、新刃のデザインナイフでスパッと切り出し、フェンダーの微妙なアールにフィットするようにゴム板の上でプレスして丸みをつけてから、ハイグレード模型用で接着しました。
「え? 何かあっけなく完成しちゃったなぁ〜」と思いきや、ドア開口部のキャッチ金具を作り忘れていました。ネットの画像検索で形を調べ、手持ちのエッチングから似たようなパーツを探し、ステンレスのピンに半田付けします。
ボディと同系色ゆえに取り付けたところで全く目立ちませんが、無きゃ無いで気になるという厄介なパーツです(笑)ボディ側に設けられた凹みには、黒いコの字型の補強金具が付いていたので、ジャンクのエッチングからちょうどいい大きさのバックルを加工、黒染めしたものを用意します。
金具の位置によってはドアの閉まりに支障が出るので、不具合のないところを見極め、ハイグレード模型用で接着しました。このとき水道水で半分に希釈し、細筆に含ませて隙間に流し込むと綺麗に決まります。
当初は2016年の静岡ホビーショー合同作品展に出す予定で製作していましたが、ボディの塗装を2度3度とやり直し、嫌いな作業から逃げて他のキットに浮気しまくった結果、ここまで長引くはめに…。最後までお付き合い頂きありがとうございました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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