戦う母ちゃん→戦わない母ちゃんの毎日!つのだのりこ→のぎのりこ

20年戦い続けた元・キックボクサー元・ボクサーな母ちゃんの日常。。

かつての恩師の、Facebook投稿記事です😁

2021年12月05日 11時55分21秒 | 日記

本人許可済みです😃✌️

読んでみてください😊😊😊

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今年の9月、野木紀子(旧姓角田紀子)という人が、横浜市に
 N&Nキックボクシングサロン
をオープンしました。
ジムではなくて、サロンという名前にしたのは、プロを目指すゴリゴリのジムじゃなくて、ダイエットや健康のために気軽にキックボクシングを楽しんでもらう場所にしたかったからだそうです。

サロンを作るときに、ちょっと予算オーバーしたみたいで、僕はクラウドファンディングに少しだけ協力させてもらいました。

クラウドファンディングのリターン(お礼)で、サロンでの練習チケットが10回分送られてきたけど、横浜市は僕が住んでいるところから遠くて、なかなか行けなかったのですが、昨日やっと行けました。

野木紀子会長(旧姓角田紀子)は、もうずいぶん昔の話しになりますが、現役時代、僕がコーチしていたことがあります。

当時、とても強くて格闘技雑誌などで、日本最強の女の子と言われていたF選手というチャンピオンと試合が組まれたことがありました。
誰もが角田選手は勝てないと思いました。
そして、角田選手との試合の1ヶ月後に、F選手は別の強敵との試合の予定が既に組まれていました。
試合するとダメージもあるし2ヶ月連続で試合するのは、なかなかないケースです。

『お前、これどういうことかわかるか?』
『お前、なめられてんだよ。』
『Fはお前との試合なんか、スパーリングぐらいに思ってんだよ。』
『悔しくないのか?』
僕がそう言うと、角田選手は目に涙をためて
『悔しいです!』
とつぶやきました。
『よし!Fをぶっとばすぞ!』
僕はそう言って、ハードなトレーニングをさせました。
それは、僕は自分では絶対にできないハードなトレーニングでしたが、角田選手は根を上げずに試合まで頑張り抜きました。

試合は、判定で角田選手が勝ちました。
この試合はタイトルマッチでもなんでもなかったですが、このときの嬉しさは、四分の一世紀以上過ぎた今でも覚えています。

角田選手はその後、出来ちゃった結婚とかいろいろあって、ブランクを作りましたが、カムバックしました。
ジムも移籍しましたが、女子ムエタイの四冠王になって、ヨーロッパ、タイ、オーストラリアなどの海外で試合をする凄い選手になりました。
プロボクシングに転向してからは、東洋太平洋のタイトルを取りました。
そして、シングルマザーとして戦いながら、子供を大学院まで行かせた後、再婚して幸せを掴みました。

そんな選手としても1人の女性としても凄い人だったので、
 ジムじゃなくて、気軽なサロン
というコンセプトでも、現役のときの野木会長を目標とする女子格闘技選手が、サロンに出稽古にやってきます。
昨日、リターンの練習チケットを使うために、僕が初めてサロンに練習に行ったときも、クラッシュという団体のチャンピオンで女子K-1にも出ていることみ選手が出稽古に来ていました。

野木会長は僕のことを『私が教わっていた先生』とか紹介するもんだから、僕は自分の練習というより、写真のようにミットを持つことになりました。

でも、僕はコーチすることはやっぱり好きみたいで、楽しかったです。

昔の野木会長みたいに
『悔しいです!』
と目に涙をためて言う人がいたら、また、コーチしてみたいな‥と思いました。

僕は住んでるところが遠いので、あまり行けないと思いますが、横浜市に住まわれてる方で、ダイエットとかに興味ある方は、ぜひぜひ、N&Nキックボクシングサロンに、遊びのつもりで見学に行ってみてください。
野木会長は気さくな人なので、仲良くなれば、ここには書けないおもしろい話しもたくさんしてくれると思います。

そして、もう随分とご無沙汰していますが、僕にコーチすることの素晴らしさを教えてくれたシーザー武志会長と、出会った選手達には本当に感謝しています。

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ありがとうございます😆💕✨

 

 

のぎ🐱のりこ

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