後藤和弘のブログ

世界遺産は人類が大切にし未来へ遺産として相続すべき重要な文化や美しい自然の風景です。もう少し正確に書けば、1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載された、「顕著な普遍的価値」をもつ建造物や遺跡（文化遺産）と景観、自然（自然遺産）のことです。

 皆様がご承知のように日本の（文化遺産）と（自然遺産）を含めた世界遺産は次の通りです。

日本の世界遺産は観光旅行でよく行く所なので皆様ご存知だと思います。しかし世界中の世界遺産はあまり知られていません。

そこで遠方の世界遺産をご紹介する連載記事を企画しました。おもに写真で見る各地の世界遺産です。

連載の第一回目は中国のナシ族の麗江古城です。ナシ族は中国の南西部に住む少数民族です。なお古城とは古い都の意味です。中国やヨーロッパでは街が城壁で囲まれていたので街や町を城と書くのです。

さて麗江古城をご紹介致します。麗江古鎮は本来は大研鎮（だいけんちん)と呼ばれていました。1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ナシ族は8世紀、現在の青海省付近から南下してきたと言われています。南下した当時は磨些詔（越析詔）と呼ばれる小国を建国していました。

唐により中国に編入されます。麗江古城は、南宋末より現代に至る800年の間に、ナシ族の政治・経済・文化の中心地として機能してきた歴史のある古い街です。

旧市街の建物はほとんどが1-3階建ての木造瓦葺きであり、4０００戸あまりの住居が密集している街です。それでは写真を示しましょう。

１番目の写真は麗江の運河 の岸にある中心の建物です。街路に面して間口が並ぶ長屋です。2階建てが一般的で、1階部分は店舗、2階の部分は居住として利用されています。 

２番目の写真は麗江の内部の様子です。清い水が道に沿って流れています。

３番目の写真は四方街にある大きな建物で町役場のようです。　

４番目の写真は雪山を背景にした麗江の街並です。

５番目の写真はミス・ツーリズム・インターナショナルの中国代表を選ぶ最終予選に出場中の美女たちです。麗江古城でナシ族の民俗衣装を着ています。

さて遠方の世界遺産をご紹介する連載記事を企画しました。写真で見る各地の世界遺産です。今日の連載の第一回目は中国のナシ族の麗江古城でした。

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