2021年11/4FRBは11月からテーパリング開始
◆テーパリングのイメージ
・毎月、国債100億ドル、MBS50億ドルのペースで減額
・ペースは経済次第で調整 ・順調なら2022年半ばまで続き、購入減額が完了
・それでも残高としては資金ジャブジャブの状態
・市場では減額完了からしばらくして利上げ開始の見方が多い
・発表前後で株価と長期金利はやや上昇
◆パウエルの発言
「FOMCではインフレは一過性との見方が維持された」
「債券市場は22年2回の利上げを見込んだまま」
「一方、株式市場はパウエル議長の「今は利上げの時期ではない」との発言を好感し、3指数は上昇した」
「債権と株式で受け止めが異なり、明日以降の動きに注目している」
利上げは2022年半ばから年内2回の利上げを市場は予想されている
10年国債は1.6%に上昇
2年債は0.46%まで低下
市場は早急な利上げにはつながらないと予想されている
2年債国債は政策金利と連動しやすいことにより2年国債の動向により利上げの催促が促される
インフレに対する考えは一過性のものととらえている模様で市場もそれを織り込んでいる
株式市場は多少、楽観的なイメージで金融市場は慎重なイメージがある
アメリカ株は過去最高値で緩和による過剰流動性の影響
テーパリングにより流動性は低くなるが
これからの利上げを楽観的に捉え高値更新の可能性
★今後は経済指標が好調でテーパリングを順調に行えるかに焦点がいく
★インフレに関する経済指標に焦点
★消費者物価指標、雇用指標、製造業指数、平均受給など
各国の利上げ状況
先進 カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ポンド、アメリカ
後進 日本、ユーロ
そんなユーロも来年10月にマイナス0.50%から0.10%ポイント引き上げることを市場は織り込んでいる模様
なにも変化が起きないのは日本だけ。
インフレの動向に各国対応していかなければいけない流れだが
日本はインフレになってしまっても何も対応できずお手上げになりこれにより
悪いインフレ(スタグフレーション)が起こる可能性がある。
経済の中心のアメリカが動いたことにより日本は果たして動けるのか?