雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の日記「猛暑を生き抜く」

2018-08-06 | 日記
 昼夜ともに暑い。天気予報士の森田正光さんが、今年の暑さを「千年猛暑」と表現されていた。今から千年前といえば平安時代である。日本有史以来の猛暑襲来が平安時代にあったということだ。それに匹敵する、或いはそれ以上の猛暑に今夏は襲われているということだろう。

   ◇言ふまいと、思へどけふの 暑さかな◇作者不詳
    You Might Think Do Today's At Fish.

 猫爺の子供の頃、言葉遊びで、これを英語風に発音するのが流行った。それどころじゃねぇよ。極老の身にとっては、命がけで生きている(何のこっちゃ?)ようなもの。と言うよりも、未だに生きているのが奇跡である。夜、目を閉じる時は「これが最後かな」と覚悟し、朝目が覚めた時は「シメシメ、まだ生きているぞ」と、朝食は「まるちゃん」の御赤飯で祝ったりして。

 「年寄りは日中の暑い時刻は外出しないで、涼しい室内で過ごすように」と、テレビから呼びかけていた。「こちとら、生きるためには病院や医院に通わなきゃならんし、買い物にも出掛けにゃ干上がってしまう」せめて喰って飲んでスタミナつけなきゃ弱ってしまう。

 そうそう、最近猫爺が填(はま)っている「ホルモン」がある。今までは聞いたことがなかったのだが、「赤センマイ」というのがスーパーの肉売り場にあった。センマイと言えば牛の胃で黒くモジャモジャしたもの。ミノは牛の胃でわりと高価なホルモンだが、その中間らしく、安くて固い部位である。クチャクチャ噛んでいると顎の運動になり、旨くてスタミナ付きそう。

 赤センマイで、猛暑を耐え抜くぞ! なんか、馬鹿みたいな自分。

 
 


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