すごいこと起きた!と報告したけど伝わらない...。見てる視点が違うんだな〜と思った出来事です。

2年間、開催し続けてきたセミナーがあります。情報収集スタート段階の、家づくりに興味を持ち始めた方々向けに開催してるのですが、セミナー内容を改良したり、会場の場所やレイアウト・時間帯を変えたり、仕組みを変えたり、告知のタイトルや文章を変えたり、セミナー後のアクションとか変えたり、いろいろ試行錯誤しながら育ててきました。

そのセミナーの空気感が、最近すごい変わってきたんです。主催者側が絶賛して紹介してくれたり、紹介で参加してくれる人も来たりして、すごい良い雰囲気。その素敵な空気の中で、がんばってブラッシュアップしてきたお話をすると(講師は私じゃありませんが)いいコミュニケーションがとれる。アンケートに個人情報を率先して書いてくれる。

その空気感を、上司に言葉で伝えたのですが伝わらない。
「セミナー会場で、こんなことがあったんですよ!」「こんなこと言ってくれたんです!」「こうゆう空気感になったんです!」と鼻息荒めに報告したのですが、返ってきたのが興味無さげに「へー」と。そして「セミナーの回数減らせ」と言われてしまった。

理由は費用対効果です。
セミナー開催して1年目は、5組のお客様と契約になりました。
2年目はセミナーの回数を増やしたのですが、2組でした。
数字だけ見てしまうと、1年目の方が良かったという結果になります。

ですが私は今のセミナーの方が絶対効果ある!と感じてます。
その理由は、今はまだ契約件数は少ないけど相談される件数が多いのと、相談してくれた方々の満足度が高いんです。そして相談してくれた方々は周りの人に「私は○○の理由で家は建てなかったけど、あの会社めっちゃ親身になって応えてくれたよ!オススメだよー!」って伝えてくれる。しかも、セミナーの主催者も伝えてくれているので、その影響力はハンパないんです。(うちの会社が主催ではなく、第三者が主催してます)

お客さんでは無いけど、ファンというか応援してくれる人なんです。そうゆう方々を大事にしてほしい!大事にしないと!と思うんです。

費用対効果は広告の効果としては見るべきポイントだと思います。でも広報的な効果としては、こうゆう口コミの力とか紹介の数など、別の視点が必要なんじゃないでしょうか。そして、長い目で見たら、後者の方が効果大なのにいいい!と、モヤモヤしてます。が、近い将来、ここから契約件数は伸びると確信しております。ムフッ