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汐見埠頭でアブシン釣りも、かろうじてボウズのがれ!

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汐見埠頭砂上げ場でアブシン釣り

どうもガチろっくんです。

前回釣行が2021年12月16日、ずいぶんとご無沙汰していましたが、実は今回が2022年の初釣りとなります。

思い起こせば昨年もコロナ禍で自粛していた時期があり、7か月ほど釣りに出掛けていない時期がありました。

もともと春時期はあれこれ忙しく、根っからの釣り吉でもないので、釣行機会は少ない管理人ですが、またボチボチ始動していきたいと思います。

ただ、今回は久しぶりに勇んだ釣りにも関わらず、釣行そのものはブログ記事を作成するのも躊躇われるような、ボウズすれすれのひどい結果になってしまいました。

一方で釣りの難しさや面白さを改めて知る良い機会でもありました。

対象はまだ少し早いキスのチョイ投げと、ちょうど今が時期(シーズン)のアブシンを狙った際釣り、釣り場は汐見埠頭、果たしてその釣果やいかに・・・

目次

汐見埠頭でアブシン釣りも、かろうじてボウズのがれ!

【釣 行】

2022年 5月 20日(金)07:30~11:20

釣り場:大阪泉大津市の汐見埠頭、なぎさ公園

天気:曇り

潮 :中潮

フィッシングマックスに寄り汐見埠頭へ

近年は釣行機会も少なく、もっぱらその時期その時期で釣れている魚を狙って釣りに出掛けている管理人だが、今回も事前にいろいろと釣果情報を探す。

チヌやハネのエサ釣りなら釣果は期待できるが、今回は湾奥の近場の釣りで、なおかつ手軽な荷物で出かけたいのでパスだ。

夜釣り(ナイトフィッシング)ならメバリングが面白そうだが、今回は午前中の釣りの予定で条件に合わない。

釣行機会の多いタコはまだ始まっておらず、大阪近郊のサビキ釣りでは小サバが中心で魅力がない。

周年釣れるガシラの穴釣りの選択肢は常にあるが、今回気になったのは、キスが上がり始めたのと、アブシンがシーズンど真ん中という点だった。

いずれも管理人自身はあまりしない釣りだが、キスとアブシン(アイナメの幼魚)ならいずれも釣って楽しく食べておいしい対象魚だ。

実際には湾奥のキスにはまだ早いが、アブシンの方はボウズになることはないし、サイズは小さくとも小気味良いアイナメの釣り味を楽しめると考えた。

釣行前夜に回転ビーズを使った自作の胴突き仕掛けを1本だけ作り、小物を入れたポシェット1つ、ロッド2本、水くみバケツとクーラーだけという最低限の釣り具を用意する。

午前5時には出発するつもりだったのだが、仕事の多忙で睡眠不足が続いており、少し寝過ごして6時半の出発になってしまった。

行きがけにフィッシングマックス泉大津店に寄る。

フィッシングマックス泉大津店
フィッシングマックス泉大津店でエサの石ゴカイを調達

フィッシングマックスで買い物をするのも一年ぶりくらいだろうか。

昨年は和歌山や京都への釣行が多く、泉大津界隈どころか泉南界隈への釣りの機会もほとんどなかった。

この日は平日の金曜日ということもあり、さすがに釣り客も少ない。

特に釣り具は必要としていなかったので、エサで使う石ゴカイ500円(税込み550円)だけを購入した。

アブシンだけのエサなら300円でも余るだろうが、一応チョイ投げでキスも狙おうと思っていたので、余裕を持っての購入だった。

切らすと嫌なので多めに用意してしまうことが多いエサだが、今回の選択はやはり外れで、結局半分以上は納竿時に撒き餌して帰る羽目になったのは後の話だ。

アブシンならそれなりに魚影もある汐見埠頭の砂上げ場は車でここから5分と目と鼻の先だ。

汐見埠頭 砂揚げ場
汐見埠頭 砂揚げ場

汐見埠頭に到着したのは7時15分頃だったと思うが、平日にも関わらずそこそこの釣り客がいるではないか。

サビキや投げサビキをしている人が多そうだが、ポツポツ上がっているのは、小サバとサッパのように見える。

一応釣り座は問題なく確保できるが、朝一はチョイ投げ釣りをメインと考えていたので、なるべく釣り人が少ない方が好ましい。

そこで、少し戻ってなぎさ公園の釣り場の様子を確認しに行くことにした。

なぎさ公園でチョイ投げするもボウズで時間の浪費

ながさ公園の釣り場は過去には何度か来ているが、ファミリーフィッシングのサビキ釣り以外での釣行実績はほとんどない。

近くでいえば助松埠頭の方が多魚種での実績があり、キスにも良い花市場前へ向かおうかとも思ったのだが、少し距離があるので面倒臭さが勝ってしまった。

駐車場に車を停め、ベランダへ出てみると先客は数名程度だ。

エビ撒き釣りっぽかったので、ハネとチヌを狙った釣りだろう。

この釣り場は潮があまり通らないので、港内向きではなくなるべく外に近い方が良いだろうと思い、てくてく歩いて北東向きの護岸へ向かう。

なぎさ公園の釣り場
なぎさ公園の釣り場

マリーナ方面へ向かう護岸に釣り人はおらず、なぎさ公園全体が貸し切り状態だ。

こういったケースの場合、得てして何も釣れていないことが原因なのだが、気性的に釣り人が少ないのを好み、そのまま釣りに入って良く失敗する。

因みに、ここは手前はそこそこガチャガチャしているが、20mほどキャストすると比較的障害物の少ない砂地になっている。

管理人が釣りを開始してまもなく、気の早いタコ釣り師さんが2名、オクトパッシングにやって来たが釣果は確認できなかった。

取り合えず気持ちの問題だけだが、なるべく外海に近い突き当りのマリーナ横のポイントへ入ることにした。

チョイ投げ仕掛け
チョイ投げ仕掛け

釣り場に入ってチョイ投げ仕掛けを準備する。

エギングで使用するロッドとスピニングリールを代用する。

オモリは立つ天秤スマッシュに、市販のキス用の2本針の完成仕掛けをセットした。

決して感度の良い仕掛けとはいえないが、そもそもこの時期にこの界隈でのキスは期待薄なので、正直ワンチャン有ればラッキーと考えての釣りゆえ、実はこの仕掛けを使ったのは他に理由がある。

それは、時期に合わせて色々な釣りをしてきた、買ったは良いが全く使わずに忘れ去られていた仕掛け関係の小物が山ほどあり、これらを消費していくためだ。

コストはそれなりに掛かっているが、今回使わないと、更に数年眠らせてしまう可能性すらある。

補足しておくがこの仕掛けが悪いと言っているのではなく、根掛かりや絡みが少なくむしろ良い仕掛けだと思うが、管理人の釣りでは単に使う機会がほとんどないということだ。

エサの石ゴカイ
エサの石ゴカイ

エサには前述のとおり石ゴカイを使う。

キスのチョイ投げ釣りと、アブシンの探り釣りということで、安いエサである石ゴカイを共通して使えるエサなのがコスト的にありがたい。

少し前までパックは紙袋に入れて売られていたが、現在は印刷用紙を輪ゴムで挟むだけの販売に替わったようだ。

注意書きとバーコードまで印刷された用紙だが、資源やゴミ問題などを考慮して無駄を省くなら、この用紙すら必要ないような気もするが。

なぎさ公園でチョイ投げ釣り
なぎさ公園でチョイ投げ釣り

時計は7時半を過ぎており当初予定よりずいぶん遅い時間になってしまったが、兎にも角にも、半年ぶりに海釣り再開だ。

写真の位置の釣り座で、30mほど投げてアタリを待つ。

時折仕掛けを動かしたり、手持ちで引き釣りをしてみるが、穂先はピクリとも動かず、アタリが出る気配はない。

タイドグラフを確認してみると、満潮前の時間帯になるが、すでに潮はほとんど止まっている。

ただでさえ少ないチャンスだったのに、自らの寝坊でその可能性を奪ってしまったといったところか。

遠投も試してみたいところだったが、まさかのライン不足が発覚する。

どういうわけかPEラインが40mほどしか残っていなかったのだ。

なぎさ公園では1時間半ほど粘ってみたが、なんとアタリがあったのは一度だけだ。

しかも明らかにキスではない微妙なアタリで、上がってきたのは魚信の大きさに見合った小さな魚だった。

アナハゼの子
アナハゼの子

冬場に20cmサイズが釣れるアナハゼの子だ。

掛かったことも感じ取れないような小魚だが、上がって来た時は一瞬見た目でアブシンかと思った。

因みにこの釣り場では、手前に敷石が入っているので際釣りは難しく、アブシン釣りは行っていない。

結局なぎさ公園での釣りはボウズという結果で、9時過ぎには再度汐見埠頭へ向かうことにした。

汐見埠頭の砂上げ場でアブシン釣り

和歌山や京都への遠征では、いきなり本命の魚が釣れたり、外道でも価値のある魚が釣れたりと、大抵はボウズなど念頭にない釣りに臨む。

それを考えれば、大阪湾でも特にこの湾奥の釣りは本当に難しい。

久方ぶりのたった1時間半の釣りだったが、そのことを思い出させるには十分だった。

とにかく竿を出していても、まったく釣れる気がしないのだ。

もちろん狙う魚や時期、特定の釣り方には当てはまらないだろうが、総じて難しい釣りになる機会の方が多いように思う。

再度汐見埠頭の砂上場
再度汐見埠頭の砂上場

気を取り直してというが、もともと期待は薄かったので気落ちはしていなかったが、再度砂上げ場の釣り場へやって来た。

朝マズメも終われば釣り人も減るのではないかと思っていたのだが、今朝の到着時と変わらない・・・いやむしろ少し増えたか。

今度のアブシンは探り釣りになるので、波止際を探り歩きつつ釣りたかったが、どうやそれは難しそうだ。

取り合えず、探り釣りを開始する前に、一応チョイ投げ竿も出しておくことにした。

砂上げ場でもチョイ投げを併用
砂上げ場でもチョイ投げを併用

キャスティングを行っていない釣り客の間に釣り座を確保し、先行してチョイ投げ仕掛けを投げ入れておく。

時間的なものを考えても、潮が止まっていることを考えても可能性はほとんどないが、竿を出さなければチャンスはゼロだし、石ゴカイも余り過ぎる。

ラインが足りない!
ラインが足りない!

しかしながら、ここでもライン不足の問題が足を引っ張る。

スプールからラインが全放出されるまでキャストするが、ここではもっと遠投したかった。

昨年の前回釣行で、同じタックルを使ってロックゲームでアコウを釣りあげたが、その際は問題なかった。

その後、メンテナンス等で傷んだラインをカットしたのか・・・久しぶりの釣り過ぎて今となっては思い出せないが、とにかく事前のチェックを怠ったのが原因なので、今後は気をつけようと思う。

因みに、ワンチャンを狙ったチョイ投げ釣りは、ここでも不発に終わり、ここから再度1時間半にわたり一度のアタリもないまま終えることになる。

回転ビーズを使った自作の胴突き仕掛け
回転ビーズを使った自作の胴突き仕掛け

そしてアブシンの探り釣りには、スーパー回転ビーズを用いた3本針の胴突き仕掛けを自作してきた。

使用するタックルは、管理人愛用の極光テトラとコロネットで、穴釣りと際釣りでは長年にわたりこのロッドとリールを使用している。

昨年のカワハギの際釣りでは、このタックルと仕掛けの組み合わせで、ベストバウトと言っても過言でない釣果をたたき出した。

もちろん、今回は対象魚がアブシンなので、仕掛けの強度と使用する釣り針の種類は違いますが、この仕掛けに興味のある方は以下をご参考にどうぞ。

管理人が自負する最強のタックルと仕掛け、そしてアブシンが間違いなくいる釣り場ということで、釣果は間違いないものと踏んでいた。

特にアイナメは昼行性の魚で、アブシンなら日中からの釣りでも普通に釣れるので、時合等の制限もなく、釣果を出すのはそれほど難しくない。

管理人自身も子供のころから、ウキ釣りや探り釣りでよくお土産に持って帰っていたので、小針を使えば難しい釣りというイメージはない。

アブシンの際釣り開始
アブシンの際釣り開始

サクッと二桁釣って終わろうと、アブシンの際釣りを開始する。

アイナメは投げ釣りの対象魚で、成魚になれば海底の根に潜む感じで生息するが、幼魚であるアブシンは表層直下から海底まで幅広く分布する。

特に小さいものほど浮きやすいが、この群れを掴むのがポイントになる。

取り合えず、車を横付けしたすぐ目の前で、全層を対象に探ってみるが、アタリはない。

居ればすぐに当たってくることが多いので、おそらくそこに群れはいないのだろう。

波止際を移動しながら探りたいが、両横の釣り人さんとの距離もそれほどないので、たかだか数m程度の移動に絞られる。

『どうしよ・・・』

アタリもないまま、時間は無常に過ぎていく。

一度だけ、小さなアタリが出て、合わせてみると小さな魚が釣りあがる。

またアナハゼの子
またアナハゼの子

また、あなた様ですか!!

これまであまり釣った経験が無いような小さなアナハゼが一日に二度もお目見えだ。

時間の経過とともに、焦りが大きくなり、まさかのボウズという最悪の結果が脳裏をよぎる。

よくタコジグや探り釣りで、釣り人と釣り人の間に入り、次々と渡り歩きながら釣りをして釣果を上げる人がいるが、管理人にはその度胸はない。

アブシンはある程度波止際を回遊する特性もあるので、自分が確保したスペースに、入ってくるのを待ち続ける。

もうダメかと思い始めた11時になると、両横の釣り人さんが同時に道具を片付け始めた。

12時に奥方様とランチの約束をしているので、管理人のリミットは11時20分だ。

この納竿間際になって、左右10m程度の自由にできるスペースが与えられた。

すかさず移動しながら、仕掛けを底まで落としては引き上げてを繰り返し、1mおきくらいに順々と探っていく。

間もなくコンコーン!と気持ちよい明確なアタリがあり、ヒットすると小さいながらも独特の首振りの動きの手ごたえがロッド越しに伝わる。

待望のアブシンでボウズ逃れ
待望のアブシンでボウズ逃れ

引き上げてくる途中にその姿を見て安堵したが、釣れたのは12cm程度のアブシンだった。

「よっしゃ、アブシンや!! 相変わらず可愛いなぁ、お前。」(心の声)

こんな小さな魚ながら、どういうわけかアオリを釣っても、アコウやマダイを釣っても感じられなかったような喜びがそこにはあった。

以前、昔ながらのシラスを使った素朴なアジのウキ釣りで改めて釣りの面白さを思い出し、大いに楽しめたことがあったが、それに近い感覚かもしれない。

この後、同じポイントへ仕掛けを落としたが、2匹目のドジョウはゲットできなかった。

アブシン1匹ではもちろんお土産にならないのでリリースだが、納竿間際の釣果でボウズを逃れるとともに、不思議なことになぜか納得のいく釣行となった。

なぎさ公園と汐見埠頭での本日の釣果とタックル

【お持ち帰り】

なし

【リリース】

アブシン:1匹

アナハゼ:2匹

チョイ投げのキス、際釣りのアブシンともに撃沈という釣果になりました。

釣行後に釣果情報を見ていると、同日に汐見埠頭で名人級のご夫婦2名が31匹という釣果を出したようです。

今回は管理人が単に下手を打っただけで、汐見埠頭のアブシン釣りは6月中旬くらいまでは楽しめると思います。

また、管理人のように短時間釣行でなければ、初心者さんでも釣果は期待できると思います。

なお、本日は満足のいくような釣果が出せなかったので、おすすめ仕掛けとしての説得力もないので、タックル紹介全般はなしとします。

今回は半年ぶりの釣行、もっと言えば大阪のオカッパリでは1年半ぶりでしたが、やはり大阪湾奥はビジターの釣りでは難しいですね。

管理人自身も昔はホームと呼べるほど通った釣り場がいくつかありましたが、近年は釣行そのものが少ないだけでなく、時期に合わせて対象魚・釣り場を毎度のように変えているので、どこへ行ってもビジターのようなものになってしまっています。

その釣り場を良く知るベテランさんぽい人に、色々と教えてもらったりすることがありますが、今回は長く現場から離れていたこともあって声を掛けづらかったです。

私生活の方はコロナを含め、もろもろ落ち着き始めるので、今年後半はまた釣行機会を増やし、その模様をブログでも紹介していきたいと思います。

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