ミュージカル『キングアーサー』東京公演 アフタートークショー 2023.01.19

2023年1月19日のミュージカル『キング・アーサー』東京公演ソワレ後にアフタートークショーが行われました。

今回は事前にトークの日程がわかっていたのでこの日を目当てにチケットを取りました(笑)。参加メンバーが和樹くん、禅さん、安蘭さんなんて・・・これはもう、期待しかない!!

ありがたいことに観劇できた人は全員参加できるという方式。今は観劇できても有料だったり、はたまた抽選だったりするパターンもあるので(←抽選っていうのが一番嫌だ)観劇した人全員が当たり前に参加できるような日常に早く戻って欲しいです。

今回のトーク時間は約20分。本編とは違った面白トークがたくさん飛び出し笑ってる間にあっという間に終わってしまったw。軽くメモったのでかいつまんでちょこっとレポしたいと思います。

2023年01月19日ソワレ(+18日マチネ)の感想はこちら↓

アフタートークということなのでネタバレが相当含まれています。ご注意を。トークのコメント部分は私の脚色がだいぶ入っていますのであしからずw。

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ミュージカル『キング・アーサー』東京公演アフタートークショー 2023.01.19ソワレ公演後

トーク参加者は(着席位置下手から順に)、加藤和樹くん安蘭けいさん石川禅さん

司会担当はご紹介がなかったのですがおそらくホリプロの関係者の方だったんじゃないかなと思われます。

最初に、「諸般の事情で安蘭さんだけが衣装のままご登場ということになりますので早速どうぞ」といったご紹介がw。え?みんな衣装のまま登場するんじゃないの!?とビックリしていると、下手舞台袖からモルガンの雰囲気そのままなお美しい安蘭けいさんが降臨!!なんかそのまま舞台の続きができちゃいそうなくらいのオーラで惹き込まれちゃったよ〜。
なんて見とれていたら・・・「あぁ〜〜やっと笑えるぅ!」と茶目っ気たっぷりな笑顔になる安蘭さん(笑)。なんと、カーテンコールでも役そのままの雰囲気を保つよう指導されているそうで素の表情が出せないんだとか!そんな決まりがあったとは知らなかった。どうりで皆さん、手を振りながらもキリッとした表情してると思ったよ〜。

禅さんと和樹くんはまだ準備が整っていないということで、最初の数分は「私が繋いでおこうかな」とニンマリする安蘭さんw。素のままでも貫禄充分でございました。
まず最初に初日公演から数日間やむなき事情で中止にせざるを得なかったことのお詫びのコメントが司会の方からありました。でもそんな中でもSNSを通じて温かいコメントがたくさん届いていたということで、安蘭さんも感慨深そうに「本当に嬉しかった」と顔をほころばせていらっしゃいました。

客席が大きな温かい拍手で包まれているさなか、和樹くんが息を切らせながら登場!メイクもすっかり落ちて”キング・アーサー”Tシャツとパンツ姿というラフな格好。あ、そうか!この公式グッズTシャツのPRも兼ねて着替えてたのねと納得(安蘭さんからの紹介もありw)。「あぁ、さっぱりした」と本編では苦悩に満ちまくって荒れ狂っていた人と同一人物とは思えない爽やか〜〜で可愛い笑顔を振りまく和樹くん、最高!!
個人的には、あの2幕後半のメイクのままでトーク参加するのだろうかと気になっていたところではあったのですが(それはそれで見たかったけどww)綺麗サッパリな素の姿での参加になりましたね。

この時点でまだ禅さんが到着できていなかったので「もう始めちゃいましょう」といった空気に(笑)。さっそく「今の気持ちは?」と質問が投げかけられたところで・・・下手舞台袖からハットをかぶりペットボトルの水をストローで吸ってる禅さんが登場ww。こちらもアーサーTシャツに着替えて綺麗サッパリしたお姿で。
で、まずさっそく帽子について語りたがってる様子の禅さん。「これ、今日のトークショーのために昨日買ってきたばっかりなんだよね」とめっちゃ嬉しそうにニコニコされてて・・・魔術師やってた方とは思えない可愛らしさ(笑)。この話に安蘭さんも和樹くんも「え!?そうなんですか!??」とビックリ。「初お目見えってことで」と嬉しそうにしてて大きな拍手が沸き起こっていました。

あ、それから面白かったのが・・・さっぱりした素顔の和樹くんを見た禅さんが「若い子は準備が早くていいよねぇ」と羨ましそうにしてたことw。突然予想外の球が飛んできた和樹くんは「いや、僕の場合髪の毛半分だけなんで」と面白コメント返しててwww。今回のメレアガン役に合わせて片側ちょっと剃り上げたみたいなヘアスタイルになってるからね。
ヘアスタイルについては、今回メインキャストはみんな”地毛”でいきましょうということになっていたという話題に。そんななかで禅さんだけは「魔術師の雰囲気を出したいから」ということで長髪のカツラ仕様になったそうですw。そういえば制作発表のときに「なんか俺だけ長髪のカツラが・・・」みたいな発言して笑いを誘ってたなww。

その後質問に入ろうとした司会者さんが「そろそろ真面目に質問いいですか?」みたいに尋ねると、すかさず禅さんが「え!?いつも真面目にやってますよぉ!??」と笑顔の抗議(笑)。今回も期待を裏切らないわ〜〜〜www。そんな禅さん、大好き。
すると和樹くんが恐縮したように「こんな偉大な大先輩と僕が一緒に参加してもいいのかなって」とオドオド。それに対して安蘭さんが「あら??私達と同い年でしょ?」みたいに圧かけてきてww禅さんもそれに乗っかっちゃってww、「あ、はい、そうでした、同い年ですっ、すみませんっっ」とタジタジになっちゃう和樹くん(笑)。このやり取りがめちゃめちゃ面白くて、みんなすごくチームワークいいんだなと微笑ましく思いました。

気を取り直して質問タイム。

Q1. 公演が始まってみての今の感想は?

和樹くんは「無事に上演できたことにホッとしたというのが正直なところ」と回答。初日が開くのは当たり前ではないのだということを改めて実感したそうです。あと、「お客様あっての舞台だと思ってる」と感謝の気持ちも語ってたかな。そういう真面目なところがいかにも和樹くんらしいよなとホッコリしました。

安蘭さんは「たくさんのお客様に見ていただくことができて本当に感無量の気持ち」といった感じのことを語られていて大きな拍手が起こっていました。

で、禅さんはというと・・・「以下同文」とのこと(笑)。トークの時間制限があるから早く先に進みましょうという気遣いもあったようですが、こういうところがホント面白くて好きw。

Q2. 劇中で注目してほしいポイントは?

禅さんは”舞台のオープニングで客席から登場するシーン”を挙げていました。「客席で芝居するの本当にすごく久しぶりで」と感慨深そうにしていると・・・、突然安蘭さんが「え!??客席から出てるの!??」とビックリしたように禅さん見ててみんな大爆笑wっw!!!和樹くんも思わず立ち上がって「え!?そこ!???」とビビりまくってるし、禅さんは「この人ちょっとどうにかしてくださいよぉ!!」と猛抗議だし(笑)。いやはや、まさか出演者の人がオープニングの演出を知らなかったとはって感じですよねww。

すると和樹くんが目を丸くしながら驚いてる安蘭さんを見て慌てて「客席からの登場って稽古場ではやってなくて劇場入ってからの稽古で決まったんでしたよね!?」と渾身のフォローww。こういう気遣い、ホント優しいよねぇ。すると禅さんも「そうそう!」と乗ってきたし安蘭さんも「そうだったよねぇ!?」とちょっと納得の表情に。
この裏話としては、禅さん曰く演出のルピナさんのこだわりだったとのこと。新国立劇場側に「可能ならば客席降りを許可してほしい」とお願いしてたみたいですね。それに対して「セリフを言わないならOK」ということになったんだとか。「私はあそこで一言も喋らないですから」とドヤ顔の禅さんが面白かったww。でもそうか、最近舞台での客席を使った演出が復活してきたと思ったらそういう事情があるからなんだなと納得です。たしかに降りててもセリフ無しのパターンばかりだったわ。

で、この最初に歩いてくるシーンについて禅さん曰く「新国立劇場の階段は段差が薄くてなかなか歩くのが難しい」そうです。魔術師なのでその雰囲気を保ちながら降りてくることに関しては「かなり必死」とのことで何十回も往復して稽古を重ねたらしい。実は19日はちょうど禅さんが真横をスーーッと通り過ぎる場所に座っていたのですが、あまりの美しく怪しい雰囲気に釘付けになっちゃってそんな苦労があるなんて微塵もわからなかったよ!役者さんって本当にすごい。

安蘭さんは自分の登場以外のシーンでということで「狼さんと鹿さんがすごく大好きなんです」とコメント。特に禅さんと3人一緒になるシーンは大好きで「客席から見たい」と語っていらっしゃいました。それに対して「ほんと!?」とめっちゃ嬉しそうにしてたなぁ、禅さん。でも、安蘭さんが注目したくなる気持わかる!!セリフはないけど体全体で精霊を表現するあの動きは見応え十分だもんね。

和樹くんは「浦井くんアーサーが小林くんガウェインから剣術指南を受ける場面の動きが好き」とのこと。特にアーサーが慣れない剣を動かしながら「やぁっ!」と前に突く動きは稽古場から見ててもキュンときちゃうらしいです(←和樹くんによる再現リアクション付き 笑)。「あれは愛しくてたまらないですよ。ズルいですけどね」と複雑な胸中もチラリww。浦井くん、愛されてるんだなぁとほっこりしました。これには安蘭さんも禅さんも大いに同意していました(禅さんは「あざといけどね」というツッコミもありww)。

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Q3. 役作りでまず最初にやることは?

安蘭さんは「稽古着」から入るとのこと。いかに役のイメージに近づけた稽古着にするかがご本人にとってかなり重要になってくるそうです。それに対して禅さんが「宝塚ステージとかでやってるやつね」みたいなコメントしててww。宝塚ステージってたしかCS放送でやってる有料チャンネルですよね?禅さん、宝塚チェックしてるんだと初めて分かった瞬間でした(笑)。

そういう禅さんも「形から入るタイプ」ということで、腕に描かれたマーリンのタトゥー模様を客席に「これこれ」と嬉しそうに見せてましたw。ちなみに今回はトークショーで見せるためにいつもよりも多めに描いてもらったらしいww。で、これ、私見てる間「緑色の血管」だと思ってたんですが…実はタトゥーのようなものだとのこと(稽古最初の頃はタトゥーじゃなくてアクセサリーをたくさんつけてジャラジャラさせてたらしいw)。ちなみに、安蘭さんも「血管」だと思ってたことが判明してちょっとホッとした私です(笑)。
さらにつけているペンダントはなんと”自前”!!稽古中になんとかマーリンらしさを出したいと色んなアクセサリーを身に着けて行ったところ、演出のルピナさんが「それいいですね!本番で使いましょう!」と提案され採用になったそうです。「ルピナさんは役者の希望を本当に色々取り入れてくださった」と嬉しそうに語っていたのがとても印象的でした。

和樹くんも「衣装から入ることが多い」とのことで。今回は事前に皮のロングコートを着ることが分かっていたそうで、なるべくそれに近い稽古着を探したんだそう。

このあと禅さんが稽古絡みで和樹くんについての思い出話を始められて。最初の出会いがミュージカル『ロミオ&ジュリエット』だったとのことで、その時初めてのグランドミュージカル参加だった和樹くんはティボルトのイメージにと気合入れて真っ赤なスニーカーを履いて稽古場に来ていたと。それを目撃した禅さんはビックリしてコソッと和樹くんに「小池修一郎先生はそういうのすごい目ざといから黒いやつに変えたほうがいい」とアドバイスしたそう(笑)。するとすかさず和樹くんが「案の定、あの時小池先生から指摘されました」と苦笑いしてたw。
このエピソード、前にも聞いたことがあったのを思い出したよw。たしか、小池先生から「赤いシューズにしか目がいかないから」ってダメ出しされたんだったよね(笑)。でも、事前に禅さんが焦ってアドバイスしたっていうのは今回初耳だったわ。優しい先輩だなぁとちょっとホッコリしました。ちなみに、真っ赤なスニーカーはその時以来一度も履いてないらしいです(←スネ気味にコメントしてて可愛かったwww)。

Q4. 稽古場での思い出深いエピソードは?

短めにお願いしますということで「うーん」と悩んでしまう3人。禅さんと安蘭さんは「ちょっと思い出したいから先にお願いします」と譲り合いw。これを聞いて自分の順番が後になると予想していた和樹くんが「え!??」と動揺しまくっててww。でも一生懸命絞り出して一つ思い出したのか最初に答えることになりました。見事に先輩を立てていたその姿勢はさすが和樹くんだよ。

演出のオ・ルピナさんについて。和樹くん曰く「日本語がとてもお上手だったので、”いいです”という一言だけでもなんだか心が温かくなった」そうです。聞き慣れた日本語としてよりも韓国の方が日本語で演出してくださる時の日本語の言葉のほうがホッコリすると。あぁ、なんだかその気持ちわかる気がするなぁと思いました。言葉の違う国から来てくださって、そのうえ日本語でコミュニケーションしてくれるってだけでありがたみが倍増しますよね。

安蘭さんはルピナさんについて「韓国版で演出されていた方だったので、役への指摘が非常に的確で分かりやすかった」と語っていらっしゃいました。雰囲気は優しいけれども厳しいところはけっこう厳しくいくタイプの方だったのでちょっと厳格な印象を持っていたと。
でも、初日が明けた後の挨拶の時に「実は言葉があまり通じないなかで演出をするチャレンジについてはとても不安だった」という本音を語られてて…「あの言葉を聞いた時は集まった皆が感動して号泣した」そうです。日本に来て言葉がちゃんと伝わるか不安ななか良い作品にしようと奮闘されたんでしょうね。その頑張りを間近に見ていたカンパニーの皆さんだったら…そりゃ、感極まっただろうなと思いました。

禅さんもルピナさんについてはかなり絶賛されていました。本編の中でアーサーとグィネヴィアが結婚式を挙げるときにマーリンが帯を二人の手に巻くシーンのお稽古エピソードは印象的だったな。最初はただ二人の腕に帯を普通に巻くだけみたいな演出だったようなのですが、禅さん的には帯の裏地が客席に見えてしまうのが気になってしまって他の方法を考えて試したのだとか。するとその案についてルピナさんがすぐに受け入れてくれて今の形になったそう。すごく丁寧に巻いて結んでるなぁと思って見ていたのですが、なるほど、そういう裏話があったのかと納得です。
禅さん曰く「良いものはすぐに受け入れて取り入れてくれるけど、良くないと思ったことに対しては即座にダメだしされた」とのことw。なんでも、微妙な時はすぐ顔に出る方だったようです(笑)。でも、役者の意見をすごく聞いて取り入れてくれるのでとても感謝していると語っていらっしゃいましたね。ルピナさん、SNSでもカンパニーの皆さんがリスペクトしている様子は伝わってきたけど、本当に愛された方だったんですね。

最後に一言ずつ。

禅さん

カンパニー一同”やばいもの”にかからないようすごく気を付けているので、このまま頑張って行きたいと思っています。(客席の)皆さんもどうか健康で、また劇場で(地方公演も)元気にお会いできればうれしいです。

和樹くん

ダブルキャストで演じてますが、それぞれ違いがあるし魅力を感じてもらえると思います。ここからさらに磨きをかけて、毎日が初日のつもりで頑張っていきます。最後まで応援よろしくお願いします。

安蘭さん

初日が開くのは遅れてしまいましたが、その分もカンパニー全員一丸となって公演に取り組んでいます。皆さんからいただく温かい拍手が私たちの糧になっていますので、これからもどんどん熱く応援よろしくお願いします。
(手が擦り切れるほど拍手してほしいと茶目っ気たっぷりに語られて、客席がその声に応えて盛大な拍手を送ると「きゃぁ~」とめちゃめちゃ嬉しそうにされてました。劇場で声を出しづらいなか、客席からの拍手の想いは確実にカンパニーの皆さんに届いているんだなと思うとなんだかすごく嬉しかったです)

公演後お疲れの中、とても楽しいトークショーを届けてくださりありがとうございました!!私は今回でマイ楽となってしまいましたが、ツアーも含め今後も止まることなく公演が続いていくよう応援していきたいと思います。

本当はもっと面白いトークコメントもたくさんあったのですが、メモと思い出しの限界ですみません(汗)。少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。

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