ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

獰猛な一面を見せたカラス

2024-03-27 07:38:17 | 雑感

 真っ黒な容姿からして不気味な印象の強いカラス。ゴミ袋を漁っては辺り
かまわずゴミを散らかすものですから嫌われ者でもあります。

 大概は集団で行動するカラスですが、単独での行動でも獰猛な一面を見せる
ことがあるようで先日、こんな光景を目撃してしまいました。

 買い物へ行く道すがら、背後でドサッという音がしたものですからその方角を
振り返って見ると真っ黒なカラスが他の鳥を相手に格闘していました。
 いや正確に言えば、カラスは一方的に攻撃するのみ、相手の鳥の方は防戦一方で
翼をばたつかせるだけに見えました。

 さらに目を凝らして見たら、防戦一方の鳥は翼の模様からしてキジバトのよう。
やや小ぶりな体つきだったことから、あるいは幼鳥だったかもしれません。

 翼をばたつかせるキジバトはカラスの執拗な嘴攻撃を受け、次第に弱々しく
なっていきました。

 死骸(たとえヒトのであっても)に群がるカラスの話はよく知られていますが、
生きている中型の鳥を単独で襲っている獰猛な姿を間近で見たのは初めてでした。

 ところで、嫌われ者のカラスには、他にも次のような生態・習性があります。

 ● 大集団で電線に群れ集う生態・習性
   ときに、100羽規模の大集団がまるで “全員集合!” の号令一下、
   電線に群れ集うことがあります。
   半径100 m範囲内の電線という電線に群れる黒い姿は、ヒッチコックの
   “鳥” を彷彿させる薄気味の悪さがあります。
   ひょっとしたら、あれは集団見合いなのでしょうか?

 ● 子育て中の4月~7月には、歩行者を襲撃する生態・習性
   樹上に営む巣の20~30 m以内に近づく歩行者には必ず攻撃を仕掛け
   襲ってきます。多くの場合、その攻撃は背後からです。
   襲ってきたカラスの目を見たことがありますが、血走った赤い目でした。

 以上、どうでもいいことですが、嫌われ者カラスの生態・習性について紹介して
みました。

#カラス #集団行動 #嫌われ者 #キジバト #生態・習性 #ヒッチコックの“鳥” #歩行者襲撃

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切羽詰まったときは親の “延命治療拒否” も反故にする?

2024-03-20 08:23:45 | 食道がん

 いざというときは夫婦共々 “延命治療” を拒否が希望。
この件に関しては珍しく、相方とも完全に意見が一致しています。 

 それなのに、食道がんの肺転移で “余命半年” と宣告された旨、
長男に知らせたら早速、我が家にやって来て、
「他の専門医なら、まだ他に打つ手があるのかも・・・。
 今度の再診のときは是非、主治医に会わせてちょうだい」と、
エライ剣幕で
まくし立ててきました。

 まさかの余命宣告を知らされてよっぽど動転・動揺したのか、
脊髄反射的に思いついたのが親の延命だったのでしょうか?
普段の冷静さはどこへやらでした。

 常日ごろ、親の私が口酸っぱく言い続けていたこと。
「身体にチューブをつけまくって命だけ長らえるなんて御免だ!
 そんな延命治療なんてイヤだ!
 疼痛を和らげる緩和ケアだけで十分だ!」と、

“延命治療拒否” を希望していたにもかわらず、です。

 私と同様、“延命治療拒否” を主義とされている方は、
“まさかのとき” の
身内の乱心に十分ご用心くださいませ。
ご忠告申し上げます。

 ちなみに、私に残されている治療法はオプジーボのみだそうです。
せいぜい20~30%のがん患者にしか効果はないとされるオプジーボは、
健康保険制度を破綻させるだけの、ある意味、延命治療みたいなものです。

 それに、オプジーボには重篤な副作用もあるそうなので、
私としては受け入れ難い治療なのです。

 

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友あり遠方より来る

2024-03-13 07:50:46 | 雑感

 予備校の宿舎で1年間一緒だった縁から始まった友人二人が、
わざわざ私に会いに来てくれました。
一人は東京から、もう一人は鳥取からです。

 私のブログ記事を読んで、余命幾ばくもないと知った一人が
もう一人に知らせてくれたことで実現しました。

 かつて40代に一度、大阪で三人一緒に会って以来ですからほぼ30年ぶり
でしょうか? 有馬温泉に宿を取り、ささやかな宴を三人一緒に愉しみました。
もちろん、私はアルコールなしです。

 “♪もぅいくつ寝ると~” と、楽しみにしていた再会のひと時はあっという間
でした。今は、心にぽっかり穴が開いたようです。

 “これを話そう、あれを聞こう” と目論んでいたことの半分も果たせずに終って
しまったような・・・。それでも彼ら、こんな言葉を私に残してくれました。

  “がん なんて、(ロシアンルーレットみたいなもの)
         私らの誰がなってもおかしくない。”
  “還暦を過ぎたら残りの人生、オマケみたいなもの。
         今からでも楽しんで生きなきゃソン。
           もちろん、嫌なことはしなくてよい!
  “ものを食べられなくなったらその時こそ死に時。
         きっと、穏やかに死ねるから大丈夫!

 これらの言葉は、控えめながら励ましの言葉として受け入れることが
できました。

 あの日以来、彼らの一言ひとことを繰り返し噛みしめています。
今まで生きてきてよかった。今、心からそう思えています。

  “今日は残りの人生、最初の日
    今日も一日いい日にします!”

 TさんYさん、ほんのひと時でしたが貴重な時間を一緒に過ごしてくれて
本当にありがとうございました。
残り少ない人生ですが、この心意気で生きてゆきます。

 

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こんなことも “人生の機微”?

2024-03-06 09:00:11 | 雑感

 なかなか人と共有できない “人生の機微”。自分の子どもにもうまく伝えられ
ない性生活の知恵(?)なども、“人生の機微” の類なのでしょう。

 歯の嚙み合わせが悪いことから生じる修復不能な不具合も、経験した者でしか
わからない “人生の機微” に当たるのではないでしょうか?

 なに、丁度2年前にあった私事で、右下奥歯がガタガタになって物を噛めなく
なってしまったという話です。その経緯(いきさつ)はこんなふうでした。

 ほぼ35年もの間、差し歯3本で抜歯後跡の2本分をブリッジでうまく凌いで
きた上の前歯5本。

 抗がん剤治療後の味覚異常を紛らわすため、味の濃いスルメや煎餅など、
硬い食物を齧ったのが仇となり、うち1本が歯根破折であえなく即死。
以前と同じように、差し歯のままで維持するのは無理との診断で、部分入れ歯に
変えることに。これが事の発端でした。

 仮入れ歯で1週間ほど過ごしていた間は、噛み合わせが多少変わったぐらいの
軽い気持ちでいたのですが、ものを噛むのには以前と同じように、専ら右側の
奥歯だけを使っていました。

 そんな状態が3、4日続いたでしょうか。次第々々に食べ物を噛むたび、
右下奥歯の根っこ部分が鈍く痛むように。歯茎自体は腫れていないのに、です。

 ためしに指で歯を動かしてみたのですが何と、隣同士の奥歯3本がグラグラ動い
たのです。

 さぁ大変! このことを、予約していた再診日に訴えたら即、噛み合わせを矯正
してもらえたのですが事すでに遅し。痛みは消えても歯のグラグラが元通りに動かなくなることはありませんでした。

 このように、歯がグラグラする原因としては歯周病が有名ですが、直接の原因は
噛み合わせの悪さという場合も多いのでは? 
物を噛んだときの鈍痛がその危険信号だと身をもって知った次第。

 二度と生え代わることのない永久歯。噛み合わせの悪さにもっと早く気づいてさえいたら、・・・。わが人生で、悔やんでも悔やみきれない痛恨の極みの一つです。

 

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余命宣告を受けてから7週間

2024-02-28 07:47:06 | 食道がん

 所属リンパ節転移と肺転移が見つかった食道がん。“余命半年” の診断根拠となったCT検査から7週間経ちました。

 恐ろし気な余命宣告を受けたにもかかわらず、“歩き” にも “筋トレ” にも励み、依然としてピンピンしています。

 それでも、さすがにそれなりの変化が身体に出てきたようでもあります。

 〇 喉の奥・胸元辺りに、唾を飲み込むとき少し抵抗感があります。
  何かが喉につかえているような違和感です。
  そうではあっても、食べ物を飲み込む分にはさして違和感なく普通に飲み込め
  ています。

 〇 食事中、咀嚼しているとむせてせき込むことが多くなった感じがします。
  特に、TVを見るため顔を横に向けて食事しているときに多いです。
  これでは誤嚥性肺炎を起こす恐れがあり、食べ物を口に入れるときは少しずつ
  入れるよう用心しています。
  誤嚥は年寄り一般に当てはまることでもあるので、気のせいかもしれません。

 〇 朝の起き掛けに喉の奥が少し痛むときがあります。
  しばらくすると消えるので、口を開けて寝ていたせいではないかと思って
  います。

 〇 痰が多くなって喉に絡むこと、よくあります。
  血痰ではありませんが、禁煙して2年以上経ちますのでこれは久々のことです。

 〇 声が少しかすれ気味になったのでは(?)と思っています。
  反回神経麻痺のせいで声がかすれると言われましたが、周りの人からは変わ
  って
いないと言われています。

 〇 がんの特徴でもある体重減少などはまだありません。
  経過観察の定期検診で医者によく聞かれるのが
  「体重、減っていませんか?」ですが、今のところ体重に変化ありません。

 以上、最近気になった症状をこまごま書いてしまいました。恐ろし気な宣告を受けたばかりの身なので、暗示にかかりやすい性格に一層拍車がかかったようです。

 それにしても、私は一見健康な普通の日々を過ごしています。
宣告通りであれば、あと5か月ばかりの命とはとても信じられません。

 

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