禁煙を始めたのは昨年十月23日。気がつけば、いつの間にやら半年が
過ぎていました。ちなみに、アルコールの方も断酒継続中で、もう9年目
に入っています。
本気で禁煙に取り組んだのは37歳のとき以来、今回が2回目です。
前回は、完全禁煙期間を2年も経験していながら、仕事上のプレッ
シャーに負けて堪えきれなくなり、敢なくヘビースモーカーに逆戻り
と相成った次第。
以来、タバコなどいつでも止められると強がって嘯きつつ
サラサラ止める気もなく吸い続け、ズルズル70歳まで来ました。
今回の禁煙は、完全引退後ということもあって、仕事上のプレッ
シャーが全くない代わりに、食道がんという別のプレッシャーが
重くのし掛かった状況下で始めることになりました。
最初の1ヵ月半ほどは、抗がん剤治療のための入退院もあった
のですが、この半拘束状態が禁煙継続には奏功したようです。
同様に、散々苦しめられた抗がん剤の副作用も、禁煙にはよい後押し
となりました。
前回の禁煙のときと異なる点は、痰があまり出ないこと。
禁煙したら気管支の蠕動運動が活発になるハズなので、
痰の量は本来増えるハズ。老化のせいで蠕動運動が衰えたって？
そんなことはないハズですが、･･･。
離脱症状も、アルコールに比べたらタバコの場合はほぼ無いに等しく、
まぁ、今のところ禁煙継続は順調に進んでいます。
こんな今になっても、なぜか気分が手詰まり感で一杯になったときや、
心の何処で何かの拍子に隙が生じたときなどには、
「ここでタバコを一服したら、どんなに心地いいだろう･･･」と、
喫煙欲求がフッと湧いて来ることもあります。
そんな危ういときでも、凌ぐのはさほど難しくはないようです。
● タバコを手元に置かない
● もらいタバコをしない
● タバコを買いに行かない
単に、上の3つを守っていればいいだけの話、簡単なことです。
「あなたの肺機能は95歳」と、医者に言われた私です。
今の調子で次は丸1年経つまで、そして更にその後の1年も･･･と、
しぶとく禁煙を続けていくつもりです。以上、禁煙の近況報告まで。
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