思いやりをもって自分に寄り添うケア | こころとからだをしなやかに美しく レインドロップ エサレン ボディワークサロン 大阪   薔薇色のとき with Fairy 

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大阪福島区にあるプライベートヒーリングサロン
エサレン、ピュリファイヒーリング、レインドロップなどを通してボディ&マインド&スピリットを繋ぎ、本当の自分に戻っていくセッション&リーディングを提供しています。


風が透きとおり、空の青さにはっとするこの頃


10月になりました。


カレンダーをめくるのが、名残り惜しいような…


朝晩は涼しく、日中はまだ暑いですね。

季節の変わり目いかがお過ごしでしょうか。


体調を崩していらっしゃる方が多くいらっしゃるようです。


世の中が緊張とストレスの中にあって、夏の疲れも出ているのかもしれませんね。


▪️自分を慈しむ

突然ですが、

もしあなたが駅の階段でつまずいて転けたら、どうしますか?


何もなかったようにする?


なかったことにして、サッと体勢を立て直して歩き始める。


サッとできない時は、慌てて靴紐なんかを結ぶふりして誤魔化し、カッコ良く立ち去る。


わたしも立ち止まらず、その場を立ち去ろうとします。


歩けないほどのよっぽどの怪我がない限り、少々痛くても我慢して知らん顔するでしょう。


なんだかカッコ悪くて恥ずかしいんですよね。



ある心理学の講義で、

一旦立ち止まって、痛いところをさすったり、「痛かった〜」と声に出したりすると治りが早いよ。

例えば子供が転んで擦りむいたり、打撲したとき、「ちょっとここに座って」と安全な場所に一旦座らせて、手当てをしてあげる。


「いたいのいたいのとんでけー」とか、

「いたかったねー」


と言いながらさすってあげて、落ち着くのをしばし待ってあげる。


からだに寄り添ってしばらく待つ。これが大切なのです。と言うお話を聴きました。



その後に、こんなことがありました。


自転車を止めようとしたとき、スカートが車輪に絡まって、自転車ごと派手に転んでしまったのです。


膝をすりむいて出血打撲も。

そこで先程の話を思い出したのです!


よし!実験!


いつもならまず自転車を起こすところからなのですが、

それは後にして


まず膝に手を当てて自分で自分に「痛かった〜痛かったぁ〜」なでなでする。


びっくりして心臓がドキドキしているのに気づいた。

(このドキドキが収まるまでちょっと待とう)と思う。

(周りの人が見ている恥ずかしいなぁ)と思った。


その時ひとりの人が近づいて自転車を起こしてくれて「大丈夫ですか?」と心配そうに尋ねてくれた。


もうひとり近寄って「お怪我はないですか?」と声をかけてくれる。


今度は飛んでいった私のカバンを拾って手渡してくれたもうひとり


私は3人の親切な人に支えられ励まされながら立ち上がった。


もう大丈夫!


心臓のドキドキがおさまってハートがじわぁ〜とあったかくなってきた。


いつもはちょっと当たってもあざができる体質にもかからず本当に早く怪我が治っていたのは驚きでした。


これはどういうことなのでしょうか?


からだとの対話をしながら"わたし"を大切にできたことで、体の治癒力がよく働いたのかな。


また周りの人の優しさに感謝の気持ちが湧き、より一層治癒が早まったのではないかな。


と考察する。



共にいるということ


エサレンでは、トリートメントの時々に、止まること PAUSE(小休止)を大切にします。


流れの中で静かに立ち止まり、一呼吸おきながら、ただ共にいる、ことです。


立ち止まること…それは身体的にとても重要なのです。


ただ一緒にいて

そこに何か付け加えようと頑張らずに、お互いの存在に気づいている。


PAUSEで共にいる時、微細なエネルギーが動くような感覚があります。


「もしかしたら、これが "自然治癒力" よね!」って思うことがよくあります。



駅の階段のお話しに戻りますが、

何もなかったことにして、無視して次に進むのではなく、

一旦ちょっと立ち止まって、自分と共にいる。


痛いところへ優しさを送ってケアするのが、

傷の治りを早くすることにつながりますね。


さらに、できれば周りの人のサポートを受け取ることも。


サポートを受け取りやすくするには、

思いやりをもって自分に寄り添うこと。


痛みも、やるせなさも、かっこ悪いことも、一旦そのままにして、

今、この瞬間、まるごとの自分をあるがままに受け止めるのが "慈しむ" ということなのです。



からだとこころのサインに気づいたら、

一旦小休止して、優しさを送るケアをしてあげてくださいね。




ここで やすんでいきませんか

すこし おはなししませんか

 

ゆっくりゆっくり

うなづきあって

しばらくいっしょに

すごしませんか

                      

 

 

 

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