誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

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Slang / スラング・俗語 【2】

2021-12-02 | 語学

【俗語・ぞくご = 標準となる口語に対して、それと異なる方言や卑俗な言葉 《出典:「広辞苑」岩波書店》】


毎日のように、ウェブ(the Web ・インターネット)で最近の米映画・ドラマを観るのだが、全く解からないのが結構でてくる。しゃべるスピードではなく(若者、特に女性は知っての通り機関銃のごとく早いが…)、最近のスラングがよく出てくる。それを文章・文字で表してくれたら意味はちょっとは想像出来るのだが、所詮、ヒアリング・発音になると「ちんぷんかんぷん・お手上げ・降参・全くわからない」(=all Greek to me) 。

ここに最近、大学のキャンパスや、若者が好んで使うスラングを列挙してみる。


□ "Roomie" 【ルーミィ】 (=roommate) 「ルームメイト」
■ "Bro" 【ブロ】 (=brother, friend) 「(男どうしで使われる)だち・仲間」
□ "Epic" 【エピック】(=awesome, big, strong, incredible) 「すごい」「とってもいい」「かっこいい」
■ "For real" 【フォ・リール】 「本当に」
□ "Hang out" 【ハング・アウト】 「ウロウロする」「たまり場」「友達とカジュアルに集まる」
                ーー自分は昔からよく使っていたが…
■ "Hit the books" 【ヒット・ザ・ブックス】(=to study) 「勉強する」

□ "Megabucks" 【メガバックス】 (=lots of money) 「大金」
■ "Cram" 【クラム】 (=study) 「勉強する」
□ "Hit the sack" 【ヒット・ザ・サック】 (=sleeping) 「寝る」
■ "Binge" 【ビンジ】 (=excessive indulgence) 「暴飲暴食をする」   
□ "Pass the buck" 【パス・ザ・バク】 「人のせいにする」
■ "Going Dutch" 【ゴーイング・ダッチ】 「割りかん」

□ "I dunno" 【アイ・ダノウ】(=I don't know) 「知らないよ!」「分からない」
■ "I'm down" 【アイム・ダウン】(=you agree) 「同意するよ」
"OMG" 【オウ・エム・ジー】(=Oh, my God!) 「なんていうことだ!」
"K" 【ケイ】 又は ■"KK" 【ケイケイ】 (=okay)   「OK」
□ "Prof" 【プロフ】(=professor) 「(大学の)教授」
■ "Zonked" 【ゾーンクト】 (=exhausted) 「くたくたに疲れる」

□ "Goofy" 【グーフィ】 「バカ」
■ "Keep your cool" 【キープ・ユア・クール】 「落ち着いて」
□ "Legit" 【レジット】 (=legitimate) 「妥当な」「正当な」
■ "Mag" 【マグ】 (=magazine) 「雑誌」
□ "No worries" 【ノー・ワリーズ】又は "No problem" 【ノー・プロブレム】 
     (=you're welcome / not a big deal) 「大したことじゃないよ!」
■ "Root for" 【ルート・フォー】「(感情的なむすびつきで、スポーツチームに対して)支援する」

□ "Selfie" 【セルフィ―】 「自撮り写真」
■ "Third wheel" 【サード・ウィール】 「(3人のうち、他の2人にとって)じゃまな人」
□ "What's up?" 【ファッツ・アップ】 (=Hello! / How are you?) 「やあ、元気?」
                  ーーかなり以前から使われてはいるが…
■ "Wrap-up" 【ラップ・アップ】 「ニュースの要約」
□ "Wrap up" 【ラップ・アップ】(=to finish) 「終える、締めくくる」
■ "Shoot the breeze" 【シュート・ザ・ブリーズ】 「堅ぐるしくない、打ち解けた会話」


"YOLO" 【ヨーロウ】(=You only live once) 「人生は一回限り、二度と来ない」
     ずっと昔の映画を彷彿(ほうふつ)させられる。 ★ショーン・コネリー(Sean Connery) 主演映画・
     ジェームス・ボンド・シリーズの "You Only Live Twice" (邦題「007は二度死ぬ」)。1967年
     米ユナイテッド・アーティスト映画で、日本人の俳優が準主役でたくさん出演したので、当時は
     かなり日本が世界的に再認識された。【若林英子(わかばやし・えいこ)、浜美枝(はま・みえ)、
     丹波哲郎(たんば・てつろう)、島田テル(しまだ・てる)の4名の映画俳優が出演】
     また、ナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra) [超有名な歌手フランク・シナトラ(Frank Sinatra) の
     実の娘]が歌ったその映画主題歌 "You Only Live Twice" も世界的に大ヒットした。
     
     
     映画『007は二度死ぬ(=You Only Live Twice) 』


□ "Brake a leg" 【ブレーク・ア・レッグ】 (=wish someone good luck) 「成功を祈る(公演などの時に使う)」
■ "Cray" 【クレイ】 又は "Cray cray“ 【クレイ・クレイ】 (=crazy) 「クレージー!」
□ "Curve ball" 【カーヴ・ボール】 (=野球語) 「はかりごと」「策略」
■ "A mix-up" 【ア・ミックス・アップ】 (=mistake / misunderstanding) 「失敗」「誤解」
□ "For the birds" 【フォー・ザ・バーズ】 (=worthless / trivial) 「値打ちのない」「つまらない」
■ "Ride Shotgun" 【ライド・ショットガン】 「車の前席(客席)に座る」

□ "Quad" 【クワッド】 (=quadrangle) 「(大学などの四方が建物に囲まれた)中庭」のこと。
■ "Vanilla" 【ヴァニラ】 「ありきたりの」ーーバニラアイスクリームは普通のフレイバーなので
□ "Party animal" 【パーティ・アニマル】 「パーティ好きの人」
■ "Wallflower" 【ウォール・フラワー】 「パーテイで恥ずかしがって目立たないようにする人」ーー壁の花のように
□ "A couch potato" 【ア・カウチ・ポティトゥ】 「引きこもって何もしない、だらしない人」

■ "Hit me up" 【ヒット・ミー・アップ】 「連絡をしてくれ!」
□ "My bad" 【マイ・バッド】 「失敗をした」「誤解した」
■ "Booze" 【ブーズ】 (=alcohol) 「酒」
□ "I feel you" 【アイ・フィール・ユー】 「君に共感するよ!」
■ "Same here" 【セイム・ヒア】 「同感!」

□ "I get it" 【アイ・ゲット・イット】 (=I understand) 「わかったよ」
"R.S.V.P" 【アール・エス・ヴィ―・ピー】 (=フランス語 repondeg, s'il vous plait)
     「(手紙、電話やメールに対し)正式な招待への返事」
□ "A piece of cake" 【ア・ピース・オブ・ケイク】 「簡単なこと」ーー自分でもよく使っていた
■ "Screw up" 【スクルー・アップ】 「失敗する」「何か悪い間違った事をした」「メチャクチャになった」
                 ーーかなり前から使われている
□ "Take for granted" 【テイク・フォー・グランテッド】 「~だと思う・思われる」     

■ "Take a rain check" 【テイク・ア・レイン・チェック】 「すぐにはそれは出来ないが、後でそれをしたいと思う」
□ "Mooch off" 【ムーチ・オフ】 (=steal something) 「何かを盗む」
■ "Knocked up" 【ノックト・アップ】 (=pregnant) 「妊娠している」
□ "Psyched" 【サイクト】 (=enthusiastic) 「熱狂的な」
■ "Dope" 【ドウプ】 (=awesome, cool, great)  「すごい」「 かっこういい」「感じがいい」

□ "Totes" 【トーテス】 (=I agree)  「ごもっとも」「全面的に賛成」
■ "Ditch" 【ディッチ】 (=skive) 「サボる」「立ち去る」
□ "Bail" 【ベイル】 (=ditch) 「立ち去る」
"G.O.A.T" 【ジー・オウ・エイ・ティー】 (=Greatest of All Time / praising you)
       「(バスケットボールでよく使う)賞賛する」
"ASAP" 【エイ・エス・エイ・ピー】 (=as soon as possible) 「できるだけ早く」
■ "Broke" 【ブロウク】 (=skint) 「一文無し」「金がない」ーー昔から使われているスラング

■ "Under the weather" 【アンダー・ザ・ウェザー】 (=feeling sick) 「気分が悪い」
□ "Chill out" 【チル・アウト】 (=calm down) 「落ち着いて」
■ "Tea" 【ティー】 又は ■ "Here is the tea" 【ヒア・イズ・ザ・ティー】  
          (=the latest gossip) 「最新のゴシップ」
□ "Spill the tea" 【スピル・ザ・ティー】 「ホットなニュースを伝える」 
■ "Dude" 【ドゥード】 「(男の呼びかけで)おい、君」 

□ "Greek life" 【グリーク・ライフ】 「大学の社交クラブ会員」ーークラブの名前にギリシャ語を用いるため
■ "Benjamins" 【ベンジャミンズ】 「(米国ドルの)100ドル札」 
            ーー札の肖像画がベンジャミン・フランクリンなので
□ "Pig out" 【ピッグ・アウト】 「むさぼり食う」   
■ "Jack up the prices" 【ジャック・アップ・ザ・プライシズ】 「急に価格を上げる」
□ "Flick" 【フリック】 (=a movie) 「映画」

■ "A whiz" 【ウィズ】 「達人」「名人」
□ "Ex" 【エクス】 「昔の配偶者」
■ "Bummer" 【バマー】 (=disappointment) 「期待外れ」
□ "Getting hitched" 【ゲティング・ヒッチト】 (=getting married) 「結婚する」
■ "Greens" 【グリーンズ】 (=money) 「金」--ドル札は緑色で印刷されているから

□ "Amped" 【アンぺッド】 「興奮した」
■ "Busted" 【バステッド】 「だめにする・される」
"Twenty four seven" 【トゥエンティ・フォー・セブン】(24/7) 
     (=non-stop / around the clock) 「休みなし」「24時間営業」
■ "Sitcom" 【シットコム】 (=situation comedy)   「(毎回違ったエピソードを扱う)連続コメディ番組」
□ "Awesome" 【オウサム】 「すごい」「とってもいい」
■ "High-end" 【ハイ・エンド】 「高級な」
□ "Fridge" 【フリッジ】(refrigerator の略で)「冷蔵庫」


ウェッブ社会(=ネット社会)でこれから新しいスラングがますます増える感があり、以前からそうなのだが、世界的に充実度が高い米国の大学が米社会の「中心(the core) 」なので、若者が使うスラングには特に注視する必要がある‼

■YS






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