健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

現代日本人は低体温化している その2

2022-04-30 22:19:17 | 健康・病気

冷えたからだはどうなるか。

体温が1度下がると、免疫の働きは大きく落ちるといわれます。

からだの中にある代謝酵素は、温度が高いほど反応速度が増します。

ただ高すぎると酵素もタンパク質なので変性して失活してしまう。

ですから、ちょうどいい温度というのがあって、それが38度から40度ぐらい。

そのくらいを目指して温めると、酵素が最も活性化します。

血液は、冷えれば血液粘度が増してドロドロになりますが、温めれば粘度は下がってサラサラになります。

血のめぐりがよくなる。それが免疫力を上げる。

からだの状態をよくして、病気を治す方向にもっていくには、温めることが大事なのです。

太腿(ふともも)の上や椅子の背もたれと腰との間に湯たんぽを置いて、温めることをおすすめします。

筋肉の多いところを温めておくと、全身を温める効率がいいからです。

ちょっとしたことですが、それだけでリンパ球の数値がはね上がる。

これは、がん患者さんにもいいんですよ。

温めてはいけない場所はどこかというと、赤く腫(は)れ上がって熱を持っているような場所です。

免疫担当細胞が集まってきて、サイトカインを出しながら熱を作っています。

だからこれは冷やしたほうがいいです。

 

 

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