横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

大河への道、への道 第一章ドタキャンへの道

2022-01-18 | 落語ラブ

補足:「大河への道」とは、立川志の輔師の創作落語です。郷土の偉人伊能忠敬をなんとか大河ドラマ化しようと奮闘する人々の話。志の輔師が佐原市(現・香取市)の伊能忠敬博物館を訪れた時の感銘をもとに2011年に初演。以来人気の演目として同時になかなかチケットの取れない高座として不動の地位にあります。映画化決定。5月ロードショー。

なんともややこしいタイトルですが、まあ聞いてね。

先日2022年1月吉日

奇跡のパルコ劇場で素晴らしい夕日を見ました。

昨年はコロナで中止となった志の輔落語in渋谷PARCO

一年ぶりの復活という喜ばしい一席で念願の「大河への道」を拝聴

この「大河への道」に辿り着くにはちょっと不思議な巡り合わせがあったのですよ。

チョンチョン!

時は遡ること2018年4月

落語スキーなメンバーのドンH川氏に誘われて伊能忠敬記念館のある佐原で

志の輔落語(おそらく演じると思われる「大河への道」)をきき、名物の鰻を食べるツアーへ出かけることが決まりました。

なんて豪華な企画でしょう!お誘い本当にありがたかったですよ。

当時高齢の母がおりましたが、自分のことは自分でできていたので

妹や娘とも連携しこの日はちょっと出かけさせてもらおうと調整。

でもね、なんというか、心と気持ちのピントが合わないのです。

とっても行きたいし行ける状況でもあるのに不安。

ワクワクしているのにその気持ちにブレーキがかかる。

自分の中で噛み合わない。

こういう感覚の時は何かどこかアクシデントがあるのがこれまでの経験値予測。

何かよく掴めない……モヤモヤモヤモヤ………。

そして…

的中。

いよいよ当日という早朝

事件は起きました。

 

夜中、母が浴槽で滑って出られなくなっていたのです。

同居の妹を何度も呼んだらしいのですが、

翌朝早い仕事は入っていた彼女は早めに休んでいたために声がきこえず。

朝までそのまま。

早朝、妹が起きてくるとリビングの電気はつけっぱなし

ガスの元栓は開いたままという異様な状態。

慌てて風呂場を覗くと、

バスタオルをかけて(この点については後述)母が浴槽に横たわって目を閉じていたそうです。

妹は無我夢中で母を浴槽から担ぎ出し

パジャマを着せ電気毛布にくるみ全身マッサージ

その最中に私のところに着信。

「これこれしかじか、どうしよう!!」

「救急車!救急車!119!」

というやりとりの後、実家に駆けつけるとちょうど救急隊も到着。

救命救急士が母の様子を確認して問診。応急処置と簡単な検査。

妹の初動処置が良かった(これ、第一)。

当日は夜半から気温が高めだった。

風呂の中で母がなんとか立ちあがろうともがいたため、

風呂の栓が抜けてお湯が流れて空っぽになった(溺れずに済んだ)。

起き上がれないままでも母が手の届く位置に湯かき棒があって、

自分で風呂ふたのうえにかけておいたバスタオルを取り

自分の体にかけることができた(母自身の現状適応能力は高い)。

妹も私もけっこうな早起きだった。

さまざまな幸運な偶然が重なって母は奇跡的に低体温症にならずに済みました。

意識もしっかりしていたので現場の判断で

今は無理に動かさないでまずこのまま体温を維持。

その後、改めて検査入院の手続きをする、という流れになったのです。

当然のことながら私は大慌てでドンH川氏に

無念のドタキャン連絡。

佐原も伊能忠敬も大河への道も鰻も私から遠ざかっていたのでした。

 

しかし、これで終わったわけではありません。

第二章・佐原への道 へ続く!



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