遊爺雑記帳

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自民党総裁選 終盤で各候補者のアキレス腱追及が表面に

2021-09-25 01:33:55 | my notice
 投開票(29日)まで 1週間となった総裁選。
 コロナ下で、候補者が一堂に会しての討論が広くオンラインで報じられることから、米国の大統領選の候補者の討論会の様にも見える、候補者の姿が明確に見える総裁選となっています。
 そして、終盤にさしかかり、それざれの候補者のアキレス腱追及が、討論会や、場外で盛り上がってきています。
 特に、世論調査で支持率トップの河野氏への攻撃が目立つ様になっていますね。
 
河野氏アキレス腱“親族企業と中国” 総裁選候補の不安要素に迫る 岸田氏「お公家集団」で慎重、高市氏「靖国参拝」タカ派イメージ、野田氏「夫に関する週刊誌報道再熱」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.9.23

 自民党総裁選の投開票(29日)まで1週間となった。河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4候補は、新型コロナウイルス対策や経済政策、外交・安全保障政策などをアピールして、支持拡大を進めている。事実上、日本国民の生命と安全を守り抜き、一筋縄ではいかない世界各国の首脳と対峙(たいじ)する「次のリーダー」を決める選挙だけに、候補者の長所や強みだけでなく、今後、野党や他国の攻撃を受けたり、脅しの材料となりかねない「アキレス腱(けん)」も当然、判断材料となる。4人の不安要素に迫った。

 
世論調査でトップを走る河野氏は、ワイドショーに先週出演した際、杉村太蔵元衆院議員から「河野さんは役人を怒鳴るでしょ。自分の立場弱い人をガンガンガンガン責め立てるでしょ」と、パワハラ問題を指摘された。基礎年金を全額消費税とする独自の改革案についても、「大増税」につながりかねないと他候補に批判されている

 こうしたなか、
河野氏の父で「親中派」として知られる洋平氏が会長、弟の二郎氏が社長を務める親族企業「日本端子」(神奈川県平塚市)が注目されている。同社は1960年に設立、自動車や太陽光発電などに使う端子・コネクタの製造・販売を手がけて、約175億円の売り上げ(2020年3月期決算)があるが、中国の北京市や昆山市などに関連会社を複数保有しているのだ。

 昨年の米大統領選でも、ジョー・バイデン大統領の次男が中国ビジネスに深く関わっていたことが、「中国共産党に弱味を握られているのではないか」「対中政策に影響を与えるのではないか」「米国のリーダーとして大丈夫か?」などと、米メディアで厳しく追及された。

 河野氏についても、ネット上で不安視する声が広がっている。永田町でも数日前から話題となっていたが、大手メディアはどこも聞かない。

 そこで、
夕刊フジは21日の閣議後記者会見で、「中国進出が悪いわけではないが、河野政権になれば中国から格別に優遇されたり、逆に嫌がらせを受ける可能性もある。中国に毅然(きぜん)と対応できるのか」と質問した。

 
河野氏は「私の政治活動に影響を与えることはない」と即答した。

 夕刊フジがその根拠を尋ねると、河野氏は「何か中国側から嫌がらせを受けたり、というのは、
企業側がどうカントリーリスクを判断するかに尽きる」と説明した。

 帝国データバンクの企業情報によると、日本端子は非上場で、河野氏は4000株を保有している。今後の株式の扱いを聞くと、河野氏は「資産報告を毎回しっかりやっており、問題はない」と答えた。

 一連のやり取りを受けて、中国事情に詳しい評論家の
石平氏は「中国当局は甘くない。河野氏が首相になれば、親族企業を“人質”に使う可能性が高い。河野氏は『影響はない』と言い切っていたが、私には無責任に感じた。『河野政権』での対中外交が心配だ」と語った

 他の総裁候補の「アキレス腱」はどうか。

 
岸田氏は真っ先に名乗りを上げ、「聞く力」や「チーム力」をアピールし、「任期中の憲法改正を目指す」「自民党役員の任期を1期1年で連続3期までとする」などと打ち上げて注目された。歯切れも良かった。

 ただ、
国民的人気の高い河野氏や、「日本初の女性首相」を目指す高市氏が出馬表明すると、発信力がやや低下した印象もある。「派閥領袖(りょうしゅう)を務める岸田派は『お公家集団』で、親分を何が何でも押し上げる気概が感じられない」(ベテラン秘書)という声もある

 
政治評論家の伊藤達美氏は「岸田氏は外相として厳しい外交交渉を経験してきた影響か、発信が慎重だ。メディアというフィルターにかけると、発信力がないように映ってしまう。ただ、安定感の裏返しでもある。ここは丁寧に発信を続けるしかない」と語っている。

 
高市氏は明確な国家観・歴史観を持ち、「首相就任後も靖国神社参拝を続ける」と明言しているため、左派メディアなどが「タカ派」イメージを広めている

 
野田氏には、「国家観や外交・安保政策に乏しい」(若手議員)という指摘とともに、週刊誌に以前、「夫が元暴力団員」などと報じられたことが蒸し返されているが、野田氏は「事実無根」「夫を信じる」と主張している。

 政治ジャーナリストの安積明子氏は「高市氏は、実は介護や医療の問題にも詳しい。福祉政策のアピールにも厚みを持たせて、党内全体にウイングを広げるかたちで主張すべきだ。野田氏はもっと国家観を語るべきだが、ウイークポイントの克服は難しいのではないか」と語っている。


 河野氏は、ワイドショーに先週出演した際、杉村太蔵元衆院議員から役人へのパワハラ問題を指摘され、基礎年金を全額消費税とする独自の改革案についても、「大増税」につながりかねないと他候補に批判されている。
 また、「親中派」として知られる父の洋平氏が会長、弟の二郎氏が社長を務める親族企業「日本端子」についても注目され、夕刊フジは21日の閣議後記者会見で、「中国に毅然と対応できるのか」と質問。
 河野氏は「私の政治活動に影響を与えることはない」と即答。「企業側がどうカントリーリスクを判断するかに尽きる」と説明。

 石平氏は「中国当局は甘くない。河野氏が首相になれば、親族企業を“人質”に使う可能性が高い。河野氏は『影響はない』と言い切っていたが、私には無責任に感じた。『河野政権』での対中外交が心配だ」と。

 他の総裁候補の「アキレス腱」。
 岸田氏は、国民的人気の高い河野氏や、「日本初の女性首相」を目指す高市氏が出馬表明すると、発信力がやや低下した。
 岸田派は『お公家集団』で、親分を何が何でも押し上げる気概が感じられない」(ベテラン秘書)という声もあると。
 政治評論家の伊藤達美氏は、発信が慎重だ。メディアというフィルターにかけると、発信力がないように映ってしまうと。

 伊藤氏は、外相としての実績をあげておられますが、内弁慶で中国や韓国にはやりたい放題で翻弄され放し。安倍首相の傘の下で使い走りでしかなかった。
 その岸田氏の国益を損ねた対中、対韓関係を、普通の対等な関係に戻したのは、安倍さんが抜擢した河野外相。

 高市氏は、左派メディアなどが「タカ派」イメージを広めている。
 
 野田氏には、「国家観や外交・安保政策に乏しい」(若手議員)という指摘とともに、週刊誌に以前、「夫が元暴力団員」などと報じられたことが蒸し返されている。

 産経論説委員兼政治部編集委員の阿比留氏は、「突破力」を売りに、自民党総裁選レースで優位を保つ河野太郎ワクチン担当相の言葉が、曖昧なのが気になると指摘。
 
【阿比留瑠比の極言御免】河野氏の曖昧な突破力 - 産経ニュース 2021/9/23 阿比留 瑠比

 「突破力」を売りに、自民党総裁選レースで優位を保つ河野太郎ワクチン担当相の言葉が、曖昧なのが気になる。政策実現の道筋と根拠をはっきりさせないまま政権の座に就き、公約を守れず頓挫した民主党政権を連想してしまう。

「税率は、それだけが切り取られて先に出るからいわないようにしている」

河野氏は18日の日本記者クラブ主催の討論会でこう言葉を濁した。自身が掲げる
年金受給額に最低保障部分を設けたうえで、財源として保険料ではなく消費税を充てる制度改革を実行した場合、どれほどの増税になるかを高市早苗、岸田文雄の両政調会長経験者に追及されてのことである。

岸田陣営幹部は漏らす。

「この問題は、これからドツボにはまっていくんじゃないか。消費税率は20%くらいになってしまう」

高市陣営からも、こんな突き放した声が聞こえる。

「やれば消費税率は5%は上げなくてはならないし、やろうとしたら誰も基礎年金は払わなくなる」

国民生活を直撃する
大幅増税問題について、具体的な数字を示さずにぼかそうとする河野氏の手法は、後に手痛いしっぺ返しを招くのではないか

筆者は討論会を見つつ、民主党の菅直人政権当時の平成23年2月の衆院予算委員会での質疑を連想した。民主党は、河野氏と同じく全額税方式の最低保障年金(月額7万円)を政権公約(マニフェスト)で約束していたが、政権交代して1年5カ月がたつ時点でも税率一つ示せていなかった。

問題の予算委で、公明党の石井啓一政調会長(当時)が「最低保障年金、税方式でやるといくらになるのか」とただすと、菅(かん)首相はしどろもどろで答えた。

「まだ具体的な数字をこれまで固めていない」

これには民主党に所属していた財務省の桜井充副大臣も記者会見で、あきれてこう批判したのだった。

「マニフェストを作った人たちに、もう少し説明してもらいたい。ごく一部の人が作ったので、われわれは情報が与えられないまま議論が進められている」

現在、
河野氏の考える増税率について、河野陣営の議員たちが具体的に聞いているとは思えない

また、
河野氏は安全保障面でも曖昧である。弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する敵基地攻撃能力の保有に関しては、「昭和の時代の概念だ」「敵基地ナントカ能力」と揶揄(やゆ)する一方で、自身は「日米同盟でいかに抑止力を高めていくかだ」と述べるにとどめ、具体的なことは言わない

さらに、河野家の
「ファミリー企業」で実弟が社長を務めており、河野氏自身も株主である日本端子が、中国でも事業展開していることから対中政策への影響が懸念されている件への説明も、木で鼻をくくったようだった。河野氏は21日の記者会見で強調した。

「私の政治活動に影響を与えることは全くない」

「資産報告を毎回しっかりやっており、何の問題もない」


だが、きちんと報告しているから問題ないという主張は、立憲民主党の小沢一郎元自治相の資金管理団体「陸山会」が、多額の不動産を購入して追及された際の反論を彷彿(ほうふつ)させる。

「今は騒がれなくても、もし
首相になったらその瞬間に問題になるだろう

自民党重鎮は予想する。確かに、対中関係で何かを決めるたびに、日本端子との関連が取り沙汰されるのは想像に難くない。
河野氏はもっと具体的かつ丁寧に語るべきではないか。(論説委員兼政治部編集委員)

 年金受給額に最低保障部分を設けたうえで、財源として保険料ではなく消費税を充てる制度改革では、岸田氏や高市氏から攻撃をうけていると。

 河野氏自身も株主である日本端子については、木で鼻をくくったような説明。もし首相になったらその瞬間に問題になると阿比留氏。

 その他、自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)は22日、総裁選の候補者に対する質問書の回答を公開した。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が女系天皇に否定的な考えを示した。河野太郎ワクチン担当相は回答しなかったのだそうです。
 【総裁選ドキュメント】3氏、女系天皇に否定的 河野氏回答せず、護る会 - 産経ニュース

 高市氏は「護る会」の会員であり、青山氏は高市氏の推薦人でもあるからでしょうか。河野氏陣営から「文書にて回答する用意がない」と連絡があったと。

 コロナの影響でのオンライン討論等、メディアでの露出度が高まった総裁選の情報戦。
 いつもより盛り上がっているし、各候補の主張も解り易い総裁選となっていますね。

 野党が埋没しているので、オールド偏向メディア代表の朝日新聞系列のテレ朝の「モーニングショー」では、一部野党の代表者を集めて討論会をさせていました。
 涙ぐましい、衆院選に向けたフライイング気味の反政府、野党支援偏向報道には、笑ってしまいましたが。



 # 冒頭の画像は、討論会に臨んだ自民党総裁選の立候補者



 
  この花の名前は、オキザリス


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写真素材のピクスタ


Fotolia



 
 

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