遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

岸田首相 自ら安倍派幹部事情聴取 二階氏は衆院選不出馬表明の老獪さ

2024-03-28 01:23:56 | my notice
 自民党派閥のパーティー券をめぐる裏金問題で、重い処分が科される見通しの安倍派(清和政策研究会)幹部 4人に対し、岸田首相自らが26, 27日に事情聴取に乗り出しました。
 岸田首相に安倍派幹部らを処罰する〝資格〟があるのかと、政治ジャーナリストの安積明子氏。
 
【ニュース裏表 安積明子】終わりの見えない「政治とカネ」問題 岸田首相に処罰する〝資格〟はあるのか 党内刷新アピールも自身に「闇パーティー疑惑」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 政治ジャーナリスト 安積明子 2024.3/27

 前代未聞の事態だ。自民党派閥のパーティー券をめぐる裏金問題で、重い処分が科される見通しの安倍派(清和政策研究会)幹部 4人に対し、岸田文雄首相が直接聴取に乗り出すというのだ

 
9月の自民党総裁選も念頭に、党内外にリーダーシップを見せつける意図なのか。ただ、さじ加減は難しい

 
厳しい処分を連発すれば、総裁選で票が逃げかねない。一方、国民が激怒している「政治とカネ」の問題を甘い処分で済ませれば、世論が納得しない。内閣支持率の低下に拍車がかかるだろう。

 それだけに、
安倍派幹部とともに、二階派(志帥会)領袖(りょうしゅう)の二階俊博元幹事長の処遇は難しかった

 「二階代表は派閥の象徴」

 同派事務総長の武田良太元総務相は、先月の衆院政倫審でこう断言した。
対応を誤れば、二階派は岸田首相に総スカンを食らわせるだろう

 
その二階氏は25日、機先を制するかのように、次期衆院選に立候補しない意向を表明した。85歳の重鎮には裏金事件が「好機」だったとの見方もある。どういうことか。

 改正公職選挙法成立による「10増10減」で、
和歌山県内の衆院小選挙区は 3から 2に減少する。二階氏は地元・和歌山で、衆院転出を狙う世耕弘成前参院幹事長と犬猿の仲で有名だった。

 
さらに、二階氏の長男と三男が後継に意欲的とされ、骨肉の争いになりかねないそこで森山裕総務会長が〝すみ分け案〟を提案したという。

 構図はこうだ。
和歌山県選挙区選出の鶴保庸介参院議員が次期衆院選で和歌山1区から出馬二階兄弟は空席となる参院と、和歌山2区からそれぞれ出馬するのだという。

 
世耕氏も裏金問題が直撃し身動きがとれない二階氏は政界引退で「禊(みそぎ)」を済ませ、世耕氏を封じ込めることができる。「一石何鳥もの効果がある」との見立てだ。

 まさに、生き馬の目を抜くような駆け引きだが、
「正義の味方」よろしく党内刷新をアピールする岸田首相自身にも「闇パーティー疑惑」が報じられている首相就任後の2022年 6月、地元・広島で1000人近くが集う「祝う会」が開催された。その収入が、主催した任意団体から岸田首相が代表の自民党広島県第1選挙区支部に寄付されていたというのだ。

 
この年、岸田首相は政治資金パーティーを 7回も開催し、1億3000万円以上の利益をあげた。岸田首相は「勉強会」と弁明するが、大規模パーティーを禁じた「大臣規範」に抵触しているとの批判もある。

 
岸田派(宏池会)では、パーティー収入の一部など3000万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、元会計責任者が東京地検特捜部に立件されてもいる

 果たして、
岸田首相に安倍派幹部らを処罰する〝資格〟があるのか。いやはや、自民党は永遠に「政治とカネ」をめぐる問題と決別できないのかもしれない。

 首相自ら事情聴取とは、前代未聞の事態だと、政治ジャーナリストの安積氏。
 9月の自民党総裁選も念頭に、党内外にリーダーシップを見せつける意図なのか。ただ、さじ加減は難しい。
 厳しい処分を連発すれば、総裁選で票が逃げかねない。一方、国民が激怒している「政治とカネ」の問題を甘い処分で済ませれば、世論が納得しない。内閣支持率の低下に拍車がかかるだろうと。

 遊爺の素人推定では、岸田首相自らにも自派の会計責任者が立件されていて、岸田氏の政治家としての責任が問われる中、安倍派、岸田派を調査する側で動けば自らへの調査をされる役割の人材はなくなるとかんぐりたくなる行動です!

 二階幹事長(当時)降ろしを掲げて総裁選で勝利した岸田氏。
 政権運営では、多数派で眼の上のたんこぶの安倍派と共に、二階氏の排除は楽になることではあるが、処遇は難しかった。
 二階氏への対応を誤れば、二階派は岸田首相に総スカンを食らわせるだろう。
 
 ところが、二階氏は25日、機先を制するかのように、次期衆院選に立候補しない意向を表明した。85歳の重鎮には裏金事件が「好機」だったとの見方もある。どういうことか。

 和歌山県内の衆院小選挙区は 次回から 3から 2に減少する。二階氏は地元・和歌山で、(首相の座を狙い)衆院転出を狙う世耕弘成前参院幹事長と犬猿の仲で有名だった。

 さらに、二階氏の長男と三男が後継に意欲的とされ、骨肉の争いになりかねない。そこで森山裕総務会長が〝すみ分け案〟を提案したのだそうです。
 構図はこうだ。和歌山県選挙区選出の鶴保庸介参院議員が次期衆院選で和歌山1区から出馬。二階兄弟は空席となる参院と、和歌山2区からそれぞれ出馬する。

 世耕氏は裏金問題が直撃し身動きがとれない。
 二階氏は政界引退で「禊(みそぎ)」を済ませ、世耕氏を封じ込めることができる。「一石何鳥もの効果がある」との見立てだと。

 かねて、息子に選挙区の禅譲を計画しながらも、世耕氏の衆院への転院との闘いに苦慮していた二階氏と息子にとっては、絶好の機会到来なのですね。

 パーティ券販売に伴う派閥の裏金造りがクローズアップされている折、 岸田首相自身にも「闇パーティー疑惑」が報じられていると、安積氏。
 首相就任後の2022年 6月、地元・広島で1000人近くが集う「祝う会」が開催された。その収入が、主催した任意団体から岸田首相が代表の自民党広島県第 1選挙区支部に寄付されていたのだと。
 この年、岸田首相は政治資金パーティーを 7回も開催し、1億3000万円以上の利益をあげた。岸田首相は「勉強会」と弁明するが、大規模パーティーを禁じた「大臣規範」に抵触しているとの批判があると、安積氏。

 また、岸田派のパーティでは中国語が飛び交っているという件は、当ブログで何度か触れさせていただいていますが、企業献金に繋がるパーティ券販売どころか、中国からの献金に繋がっているのが岸田派のパーティなのですね。

 岸田派(宏池会)では、パーティー収入の一部など3000万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、元会計責任者が東京地検特捜部に立件されてもいます。
 会計責任者だけが責任を問われ、政治家はなにも追及されなくて良いのかと、連座制の導入が議論されている昨今。
 二階氏は、次回衆院選に不出馬ということで、派閥の長としての政治責任を果たすと。

 繰り返しになりますが、岸田氏は率先して追及する側に立ち、自身への追及を回避しているのですね。
 果たして、岸田首相に安倍派幹部らを処罰する〝資格〟があるのかとの安積氏のご指摘になるのですね!

 「弱り目に祟り目」の岸田首相。劣勢を挽回しようと動けば動く程、ますます劣勢を促進している様子。このまま、日本を沈没させかねない!!



 # 冒頭の画像は、安倍派元幹部への聴取のため、ホテルに入る岸田文雄首相
 岸田首相、西村・世耕氏を聴取 裏金事件「調査続ける」:時事ドットコム


 
 この花の名前は、ツルニチソウ


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