レッスンお悩み相談会を開催しました

 

◎現在講師4名体制です

ずっと、私ひとりで教室をやっていた時期が長かったのですが、今は4人体制でやっています。

チェロの生徒さんがいれば、合奏のレッスンのときに楽しいだろうなと思い、長山千鶴子先生をお呼びし、

その後、ピアノも私に一緒の時間で教えてほしいということで、こっそりひっそり教えていたのですが、さすがにそれも時間的に難しくなり、豊永泰子先生にお願いするようになり、

その後、忙しくて毎回は行事に出られないとか、マイペースでほそぼそとやりたいという生徒が増えて、合奏団のメンバー確保のためにも、もう少し熱心に行事に参加してくれる生徒さんを確保しないと。でも、もう私の時間もいっぱいということで、最後に釜野美冴先生をお呼びしました。

こういう風に、教室に先生を呼んで経営するのを、この業界では「オーナー化」と呼ぶそうなんですが、全然私はそんな気持ちではなく、上記の、一つ一つの必要な理由がありお呼びしたという感じです。

なので、これ以上大きくするつもりはないですし、どこか支店を出す様な予定もありません。レッスンを退いて、経営のことだけ考えるとか、そういう予定も一切ありません。一生、街の名もない一教師として、生徒にレッスンをする現役教師でいたいと思っています。

◎お悩み相談会

ずっと以前なのですが、バイオリン指導法講座というのが某所であって、結構遠かったのですが、聞きに行ったことがあります。

7,8人くらいのバイオリンの先生たちが集まって、一人のベテランバイオリン先生の話を聞くという講座で、多分私30代の頃の話です。

みんな小さい子が入ってきたけど、どうやって教えていいかわからない。とか、教材はどれにしていいのかわからない。など、普段のレッスンでのお困りごとを質問をしていくのですが、その先生の答えが「楽器店に行けば、たくさん幼児用が売ってますよ」とかいう答えで、「え?お金払ってみんな話聞きにきてるのに、その答え?」という感じでびっくりしたことがあります。笑)

結局、ひとりひとり、何を使っているか聞いてみましょう。みたいな、情報シェア会みたくなって、結局みんな、私の情報をメモして帰っていくという・・・。え?ええ?みたいな一日でした。その時も、バイオリンランド宣伝していたような・・・。笑)

なので、今回釜野先生この企画を持ってきてくださったときは、ぜひ実り多いものにしようと思いました。単なる愚痴大会みたいな講座じゃなく、しっかり「何か得るものがあったな」という会です。

普段から、レッスンしていての対処など、疑問に思うことがあると、個人LINEで何でも聞いてくださるのですが、それを他の先生ともシェアしたらいいのではないか?他にも、もっと違う視点で話が聞けるかもという思いもあって、企画されたのではと思うのですが、積極的にこういう企画を持ち込んでくるというのが、教えることをどれほど大事にされているかわかり、とても嬉しかったです。

4名のうち3名が参加し、欠席の一人には、翌日には動画とプロトコルを自分でお作りになって送ってくれました。これも、まあびっくりですね。仕事できる!という感じです。

◎お題

全部はここで公開しませんが、釜野先生が用意していた質問は10個!豊永先生からも一つありました。

すごいですね。質問力というワードがありますが、どれもレッスンの核心をついた素晴らしい質問ばかりでした。

ユリカ先生のクラスの大人の生徒さんが、音楽に夢中になっているように思うけど、なにかきっかけがあったのですか?大人も子どもも音楽が好きになるように、レッスンでなにか工夫していることはありますか?

 

ここは白熱しましたね。喋りに喋りました。笑)

喋りに喋りましたが、要点は「憧れになる存在の音楽を聴かせるきっかけを作る」これにつきます。

そして、みんながはまっていったきっかけを思い起こすと、やはり「教室行事」だなという結論です。

レッスンだけ通っていて、音楽大好きになるのか?楽器がほしいと思うようになるのか。それは、少し難しいと思います。

そして、作曲家が身近に感じるような話を、レッスンの中でしていけばということで、本も少し紹介させていただきました。

そして、

読譜を教えていると時間がなくなります。ユリカ先生はどうしていますか?

 

なるほど!これ、バイオリン教育会全体のお悩みだろうなと思いました。バイオリンのレッスンに来ているのに、弾く時間がなくなるというのは、なにかレッスンに来ている生徒さんに申し訳ないような気持ちになるのかもしれませんね。

でも、読譜を教えていくには、ある程度時間が必要です。日本中で、もしそういう遠慮の気持ちで教えてないとしたら、もったいないなと思いました。

もちろん、耳コピというのは一つの文化だと思うので、それはその世界でやっていけばいいと思います。民族音楽なんて楽譜がありませんが、だから文化として低いとかも思いませんし、否定する気持ちはありません。

ですが、もし、大きくなっても自分で好きな曲弾いてみたいなとか、みんなと合奏して遊べたらいいなとか、いつか先生から卒業して、ひとりでバイオリンできるといいなと生徒さんが思い描いているとしたら、そういう遠慮はいらないと思います。もし、指をたくさん動かすトレーニングもさせたいというのでしたら、スケール教本や、セブシックをきっちりと教えてあげればフォローできます。

色々私も答えながら頭が整理できて、とてもいい時間になりました。

 

企画してくれた釜野先生、参加してくれた豊永先生ありがとうございました。長山先生の都合に合わせられなくて、今回は申し訳なかったので、次回は是非、全員参加で第2回ができるといいなと思っています。

 

 

 

 

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