宮迫さん・・・ | イキモノが好き

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今更ですが、タイトル変えました。
旧 ikimonogasukiのブログ です。

 

 

 

今日、宮迫博之さんが謝罪会見をすると言うので、何を語るのか興味があり、生中継を全て観ていました。

私なりに思った事を書きます。

 

言い訳をせずに自分の非を認めていたし、正直に話そうとしているのも伝わって来た。

途中では涙を誘う場面が何度もあり、私はその度に涙を流した。

私は可哀想と思ったし、私以外の人もそう感じているだろうと思った。

 

きっと、この会見を見ていた人は宮迫さんの味方になるような意見になるだろう。

 

 

しかしである。

 

ひと言でいうと男らしくない。

そもそもこれは自身の謝罪会見ですらない。

 

確かに謝罪はした。

正直に話した。(おそらく)

でも、所属していた事務所の吉本を攻撃したのは頂けない。

例え本当の事だとしても、謝罪している最中に言う事ではない。

別の機会に言えばいいし、経緯の説明で話さざるを得ないとしても、言い方があると思う。

宮迫さんは明らかに吉本を攻撃していたし、ある時は語気を強め演技がかって吉本を悪者にしようとしていたのも感じた。

 

心の底から謝罪したいと思っている時に自分以外の悪者を作ろうとするだろうか?

自分より大きな存在、それも悪い存在をちらつかせることは、自分に対する攻撃を緩和する効果がある事を、いい歳して分からないとは言わせない。

むしろ彼はそれを狙っていたと考える方が自然だ。

 

男らしくない。

口では良い事を言っていたが、本当に謝罪しに来た男の態度じゃない。シンプルに計算高い男の行動だ。

 

世間の吉本に対する批判が強くなり、宮迫さんに対する当たりは弱くなる。

今後、彼を擁護する人が増えるだろう。

 

まさに計算高い男の思うツボである。

これは謝罪会見なんかではなく、吉本を攻撃する為の会見である。

違うと思う人もいるかも知れないが、現実にテレビでビートたけしさんが吉本に苦言を呈していたし、松本人志さんは会社と話をすると言っている。

おかしな話だ。だって謝罪会見をすると言っていたのに、謝罪以外の内容が会見の主役になっているのだから。

 

何度も言うが、自身の謝罪がしたいのなら、他の攻撃対象を作ってはいけない。

「ごめんなさい、でも、あいつの方がもっと悪いんです。」

なんて言ってるヤツをどう思いますか。

 

本当に吉本に対する事は別の機会に言って欲しかった。

あるいはもっとマイルドな言い方にするべきだった。

 

 

あの会見の本質に気付いている人はどれだけいるのだろう。

私は少数意見だろうが、それでも、少数からもグダグダ言われない為にも、吉本を攻撃するべきではなかったと思う。