ハイハ~イ、皆サマ!
ご当地グルメ研究家の椿でございまーす♪
徳島県はうどん・ラーメン地帯なので、あまりお蕎麦は食べられていない。
最近はオシャンティーな蕎麦屋も増えてきたけど、東京に比べると日常的に食べるイメージではないと思う。
県内でも唯一、山間部の祖谷(いや)というエリアは蕎麦の産地なんだけれども、個人的にはモソモソしてぶちぶち千切れるし田舎蕎麦系で苦手だった。
一方で蕎麦の実はメジャーな食べ物で、スーパーなどで乾燥させた実が売られている。
蕎麦は実をひいて粉にして麺にするわけだが、徳島では実を引かずに食べる。蕎麦の実のことを「そば米」と呼び、茹でて汁物に入れるのだ。イメージとしては、けんちん汁の中に入っている感じ。
郷土料理としては、そば米雑炊と呼ばれることが多い。
うちは母が徳島出身ではないので、自宅の食卓に上ったことはなく、たぶん学校給食で初対面だったと思う。メニュー名は「そば米汁」だった気がする
小学校4,5年生くらいの頃、私に蕎麦アレルギー疑惑が持ち上がったことがあって、それ以降、蕎麦類は20年くらい食べてなかったんだけれど、大人になってからアレルギー検査を受けて疑惑は消え、晴れてお蕎麦解禁となった。
でも徳島じゃないと、そば米見かけないので、食べようと思ってなかったんだけど、某政府案件のお仕事で、この「そば米雑炊」再現してみることに。
作ってみたら、なかなか美味し~い!
プチプチした食感がとてもよくて、朝ごはんや飲んだ後の〆にも最高。
こっちは、お土産として空港などでも売られているフリーズドライのそば米雑炊。
お湯をそそぐだけで食べられるので、手軽に試したい人はいいかも。
蕎麦の実を食べるのは長らく徳島県だけだと思っていたら、10数年間に山形県でも同じように食べられているのを知った。
山形県では「むきそば」という。
こっちは現地で食べたことないので、早く山形行きたい笑
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