可哀想だから、助けてあげたい!というのは? | 食べること110番! 言語聴覚士の相談室『はじまりの家』大阪 八尾

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経験年数30年の言語聴覚士が、ことばの訓練、食べることの相談、訓練を自由診療で行います。
◯吃音
◯どもり
◯滑舌が悪い
◯側音化構音障害
◯口唇口蓋裂
◯ダウン症の離乳食
◯ダウン症のことばの訓練
◯原始反射統合


こどもの人権や
差別などについては、
過去から
さまざまな思いをもって
仕事をしてきてします。


そんな中で、
私は、
失礼だな、と思うこと。


それは、
可哀想だから助けてあげる
障害児を育ててるから、可哀想

また、
離婚したときに、

シングルマザーの母子家庭で
父親側いないから、可哀想



泣いて訴えるから、
可哀想。


この『可哀想』という
気持ちを持つことこそ、


他人を見下している
視点だと私は考えてます。


そのため、

泣くことで、
回りの人の同情をかって
自分の思いを通す、、、、  


そう言う習慣がついている方も
世の中には
多くいらっしゃいます


また、
いろいろと大変だから、
特別な扱いをして欲しい


反対に

してあげたい!という思い。



私は

このような 
人を助けてあげたい!という
考え方の人とは、

あまり、
話は合わないのです。


そもそも、
 可哀想 


という思いを、ほぼもたない。


でも、
たとえば、
医療機関などを
あちこち受診しなくてはならないとか。

24時間の看護は、

ご家族の負担は、
本当に多いので、大変なので、
さまざまな社会のサポートは
必要
    

でも!


可哀想💦

という視点は、もちません。



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私は、 どんな方に出会っても

可哀想なので

特別扱いをする!

 これだけは
したくないことになります。



でも、
トイレの長蛇の列で、
子どもが我慢できそうにない、とか
おとなでも、我慢の限界😭

その時に、
先にトイレを譲る!とかは、
当然したいこと




いろんな考え方はありますが、

私は、スペシャルニーズの
お子さんや
ご家族
大人の方を身体アプローチを
提供していますが、


常に、
対等な立場で支援していきたい!と

考えています。



あの人は、
可哀想そうだから💦



そう言う視点や
思いがあるとしたら、


実は、相手の方を
下にみていると
 私は感じてしまうのです。