松野家の門前の稲荷社
松野家の前にいなり神社があります。
説明がないので、近くの人も「どうしてここにあるのか?、そのいわれは?」等は、だんだん分からなくなっているようです。
この稲荷社は、明治初期に鶴林寺にあった神社ですが、の神仏分離のためで、鶴林寺から移されることになりました。
松野家が譲り受けて邸内に勧請していましたが、お参りする人が多いので塀を下げて神社が道に出るようにされました。
常夜灯に宝暦七年(1757)別府浦多木氏の石碑があります。(no5669)
*『加古川街実記(かこがわまちじっき)(山脇重弘)』より