第二次岸田内閣がスタートした。
顔ぶれは、殆ど変わらなかったが大きく変わったのが「幹事長」と「外務大臣」
(シェイシェイ茂木幹事長)
二階幹事長に代わって就任したのは、チャイナの王毅にマスコミの前で・・・
「尖閣領海は中国の海なのだから、日本の漁船を入れるな!」
と言われ
「シェイシェイ」
と言ってしまった、茂木俊充氏。
そして、空いた外務大臣のポストに就いたのが、日中友好議員連盟の会長をしていた。
林芳正氏。
この人を、外務大臣につけたということは、
「日本は、チャイナと仲良くやっていきますよ」
というメッセージを世界的に表明したようなもの。
(親中派で知られる林芳正氏 日中友好議員連盟の会長は辞任されるとのこと)
この人事で喜んでいるのは、間違いなく習近平。
「中国のことをよく知っているから、外務大臣にしたのだろう」
と未だに、岸田政権を信用する人がいるが、岸田総理は自民党総裁選の時と言うことが
大幅に変わっていることに気付いてもらいたい。
岸田氏は「新自由主義との訣別」「令和版所得倍増」
「防衛費をGDPの2%」などと言っていた。
「竹中平蔵やアトキンソンを永田町から追い出しただけでもお手柄だ!」
という人がいたが、あの安倍元総理でさえ追い出せなかったのに、岸田さんにそんなこと
出来るわけないだろうと、思っていたら案の定・・・
「デジタル田園都市構想」「デジタル臨時行政調査会」
という二つの会議を新設し、そこに竹中平蔵を就任させている。
竹中平蔵だけでなく、水道民営化を手掛けるヴェオリアの会長の名前まである。
どこが、新自由主義からの訣別なのだろうか?
岸田氏が言っていた「新しい資本主義」とは所詮「シン・新自由主義」にすぎなかった。
つまり、国民を騙したわけである。
そして「令和版所得倍増!」と景気のよいことを言っていたのに、コロナで困窮した経済を救うために行うのが、18歳未満への5万円の給付と5万円のクーポン券。
曲がりなりにも、経済は世界で第3位といわれる大国の首相が言うには、あまりにも寒すぎる。
私は総裁選が終わって間もない10月5日のブログで岸田内閣の予想をした。
その時は、地元の回りの人達から結構批判された。
自慢するわけではないけど、路線的には結構当たっていると思いませんか?
岸田総理は仏滅で始まり仏滅で終わる(10月6日エントリー)
① 緊縮財政路線は変わらない。
② 防衛費の大幅増加はない
③ 台湾に協力すると言いながら何もしない
④ 所得倍増計画はただのリップサービス
⑤ 北京オリンピックには参加する
北京オリンピックは、まだ解らないけど、外務大臣が林氏なので不参加は考えにくい。
また、日中国交正常化50周年の記念事業で、習近平を国賓来日させるなどと言いだすと
思われる。
この時は、2年持たないと書いたが、今は1年持たないと思っている。
自民党には二階派だけでなく親中派は五万といることを知るべきだ。
因みに、自民党だけではない野党も同様。
作家の百田尚樹さんが
「近い将来、日本は中国に飲み込まれるだろう」
と言われているが、それが現実になるのを防ぎたいと強く思うなら、
国民(有権者)が当事者意識を持つしかない。
岸田は明らかに、国民を騙したのだ。
こんな人は信用出来ない。
いくら「いい人」だろうが関係がない。
私は、人格が悪くても女癖が悪くても、「日本を護ってくれる人」であれば問題ない。
皆さんも「いい人そう」とか維新のような「面白そう」に騙されないようにして下さい。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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