北朝鮮が北京五輪不参加とミサイル発射の理由 | 同床異夢

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(中朝国境に集結する人民解放軍 昨年4月)

 

(1月7日 産経新聞)

 
北朝鮮が北京オリンピックに不参加のニュースが飛び込んできた。
その理由は、
敵対勢力の策動と新型コロナウイルスのため
ということだが、「敵対勢力の策動」とは一体何を意味するのだろうか?
そもそも、敵対勢力というのはどこを指しているのか?
 
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この数日前、北朝鮮は日本海に向けてミサイルを発射した。
これらの動きは繋がっていると見たほうがよい。
オリンピック前に意味もなくミサイルを発射したりしない。
これには、何か意図があってのことだろう。
 

平和の祭典である、北京オリンピック直前にミサイルを発射したことと、

今回の北京オリンピック不参加表明の二つをリンクさせて考えてみると

北朝鮮のメッセージは、アメリカや日本に向けたものではなく「中国共産党」

向けたものだと私は考える。

 

 

理由は、人民解放軍が鴨緑江を越えるかもしれないからだ。

日本の報道では殆ど取り上げられないが、中朝国境は常に緊張状態にある。

 

 

中国共産党は弾道ミサイルを北京や上海に落とされては、たまらないので、

それを阻止したいと考えている。

北朝鮮にしてみれば、中国共産党に核ミサイルを取り上げられると、

好き勝手に出来なくなるから必死に抵抗している。

 

そのせめぎ合いが、ここ数年の北朝鮮ミサイル発射実験のニュースである。

日本海に飛ばしているが、円を描くと北京や上海が射程距離に入っていることがわかる。

北朝鮮のメッセージは、

「鴨緑江を越えて人民解放軍が入ってきたら、ミサイルを北京や上海に撃つぞ」

ということが考えられる。

 

オリンピックには参加しないことも、意思表示の一つだと思う。

日本も真似して「開催は支持します。盛大なオリンピックになるように祈っています。

でも、コロナが怖いから参加は見送ります」

くらいのことを言えばよいのにと思ってしまう。

 

北朝鮮は、我が国の同胞を拉致した許しがたい国だが、

「自存自衛」については日本も見習うべきではないだろうか。

自主防衛もしないし、すぐにチャイナに腰砕けになる政府よりは幾分かマシだと思う。

 

勿論、道徳的や人道的という面を無視すればの話だ。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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