ワクチン免除のジョコビッチ選手と豪政府の対決 | 同床異夢

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         (男子テニスランキング第一位 ノバク・ジョコビッチ選手)

 

 ワクチン未接種で一度コロナ陽性になったテニスプレーヤーの

ノバクジョコビッチ選手(セルビア)が全豪オープンの為にメルボルンに向かったが、

オーストラリア政府がワクチン未接種ということで、入国を拒否していた。

(1月6日 産経新聞)

 

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ジョコビッチ選手は、コロナに感染していない証拠書類(医療書類)を提出し入国しようと

したが、オーストラリア政府はその証拠を認めなかった。

対応を不服とした為ジョコビッチ選手は、メルボルンで拘束されることになった。

 

 

オーストラリアでは外国からの渡航者はワクチン接種が義務化されている。

例外は認めないことになっている。

また、国内でもワクチン義務化が要求される職業も多く、国内でも問題になっている。

(2021年11月20日 AFP通信)

 
オーストラリア政府がビザ取り消しを判断した時に、ジョコビッチをバックアップしたのは
セルビア政府だった。
因みに、オーストラリアテニス協会は、ジョコビッチがワクチン未接種でも大丈夫だ
ということを事前に認めている。
これに対して、政府のカレン・アンドリュース内務大臣は1月5日
 
「たとえオーストラリアテニス協会が許可した場合でも、
入国必要条件を決める権利はオーストラリア政府にある」
 
と発表した。
 
(メルボルンでセルビア国旗を振ってジョコビッチの応援をするファン)
 
入国拒否が報じられた後、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領はInstagramで、
「セルビア中が、ジョコビッチ選手の味方である」
「世界一のテニスプレーヤーに対する嫌がらせを止めるよう
求める」
とコメントしている。
 

(1月6日 HUFFPOST)

 
外交問題まで発展したこの問題に1月10日、オーストラリアの裁判所が判断を下し、
ジョコビッチの入国を許可した。
 
しかし、オーストラリア政府もまた裁判所の判断を不服として、
「政府の裁量でジョコビッチ選手の査証を再び取り消すことが
できる」と主張した。
 
ワクチンをめぐって、国同士の争いに発展しそうな予感がする。
この件を日本に当てはめて想像してみると・・・
 
日本政府や日本の総理が、セルビアのように自国のテニス選手を国を上げて
バックアップすることはないだろう。
 
ジョコビッチ選手の立場で考えると・・・
国が自分のことをバックアップしてくれるから、自分は国の為に
もっと頑張ろうという気持ちになる。
 
これが、本来の国家と国民の考えだと私は考える。
 
ジョコビッチ選手が全豪オープンに参加できるかどうかは、まだわからない。
彼の行動に反発している選手もいる。
しかし、重要なのはそこではない。国家と国民のあるべき姿だ。
 
このように、コロナやワクチンは世界の人々を分断させている。
オーストラリア政府やフランス政府、そして日本政府などはその片棒を担いでいる。
 
 拉致被害者も救わず無関心で何十年も放置している国家を誰が愛するだろうか?
コロナで苦しんでいるいろんな職業の人も助けず、メディアと一緒になって危機を煽る
政府を誰が信用するだろうか?
 
 
この機会に「国家」というものを今一度よく考えると共に、国民のあり方も
自分に問うべきではないでしょうか・・・
 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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