ドイツがとうとう圧力に負けて「レオパルド戦車」の供与を決定。
かなり抵抗していたショルツ首相だが、NATOからも相当な圧力があったようだ。しかし、アメリカも主力戦車のエイブラムスを供与するかもしれない。
(1月25日 ロイター)
これは、シュルツ首相が
「アメリカがエイブラムス戦車を供与するなら、ドイツも考える」
と言っていたからだろう。
(イギリス主力戦車 チャレンジャー2)
世界最強の戦車と言われている「レオパルド2」にアメリカの「M1エイブラムス」そしてイギリスの「チャレンジャー2」がウクライナ軍に供与される。
このことを冷静に考えると、これは「NATO軍」【連合軍】である。
しらないうちに、ロシア軍 VS NATO軍 の戦いになっている。
なぜなら、戦車は供与しただけでは意味はない使いこなす必要がある。
だから必ず、その戦車のことを知った兵隊が現地に行くことになる。
訓練もなしにいきなり最新兵器は使えないからだ。
アメリカは、ロシアに対して「ウクライナ戦争には関与しない」と言っていたが、それは真っ赤な嘘だったことが明らかになった。
しかしこれは昔からアメリカのお家芸といえる。
かつて大東亜戦争でルーズベルト大統領が同じ事をしているし、
湾岸戦争でも同じ事を行った。
今回もアメリカは、最初からウクライナを隠れ蓑にして参戦し、自分たちの利益を獲得するためにNATO軍を巻き込んだという構図にみえる。
NATOに加盟している、ドイツやフランスはアメリカのこの横柄な態度に嫌気がさしている。だから、ウクライナ支援に最初から消極的だった。
そして、NATO加盟国の主力戦車を導入しなければならない戦況を考えると、日本のマスコミで語られている、『ウクライナ軍が善戦している』という報道には疑問を持たざるを得ない。
「ジャベリン」でロシア軍は苦戦している
(令和4年 3月12日 東洋経済オンライン)
などの見出しが躍っていたが、ロシアの戦車がジャベリンにより多数損耗しているのなら、レオパルド2やM1エブラムスの供与は必要ないのでは?と思ってしまう。
(携帯型対戦車兵器 ジャベリン)
ウクライナ軍の前線では空挺隊の50%が新兵と予備役になっていると、
元陸自の用田陸将が言っていた。
軍隊で50%の損耗ということは、それは事実上全滅しているということだ。このことから、ウクライナ軍はすでに壊滅している可能性がある。
実際に戦っているのは、イギリスやアメリカ、ポーランドが準備したアゾフ大隊のような傭兵であるという話もある。
アメリカやイギリスの強欲な連中は、ロシアの天然ガスを奪うまで戦争を止める気はないようだ。
気の毒なのは、ウクライナ国民と、何の大義もないのに前線に送られるNATO軍の兵士達だ。
日本も人ごとではない、中国が攻めて来てもアメリカは100%守ってくれないことはこれで、はっきりわかったはずだ。
こんなよい教材が目の前にあるのに、一向に安全保障の話が盛り上がらない。岸田首相は、日本の安全保障を高めるのは、
「増税してアメリカから兵器を買うことだ」
と語たる始末。
国の安全保障が何なのか理解していません。と言っているようなものだ。
マジでやばい日本の政治・・・
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