いがぶら2022秋『西山の棚田』周辺名所めぐり&『拓本』に挑戦!後編①

2022-12-04 18:14:53 | いがぶら2022秋deいが巡り
「古琵琶湖層湖底」を垣間見て、再び公民館前に戻りました、
  さぁ、棚田へ

訪問地④西山棚田展望公園】(国指定棚田地域=棚田100選)
四季折々何度も訪れ、季節ごとの美しさはいうまでもない、
この日は、ちょうど地区のみなさんの「作業日」(=「出会い」というか?)らしく、
あちこちで伸びすぎた樹木、枯れ木、枯草、落ち葉などの伐採・集塵作業などされていました。
たまたま展望公園にお邪魔した時間と休憩時間が一緒になったので、
いつも綺麗にしていただいてるお礼と、季節ごとの飾り物などがあって嬉しいです、
と気持ちを伝えたら、「そうか、いつも来てくれてるんや、ありがとうな」とのこと。
作業日に来るのもいいもんだ(笑)、迷惑なことさえしなければ…ね。

資料では、『農家の担い手の減少や高齢化が進んだため、
つなぐ棚田遺産として認定された』(2022年2月)とのこと。また
『標高160m~310mの傾斜地に約500枚余の水田が26haに渡って広がる。
 この地は昭和28年、人家も田畑も土砂災害※に遭い、
  (映像資料CATVより)

  (棚田の北面と南面:撮影日2022/12/2)
 そこから復旧した棚田を守り続けている』。
『四季を通じて変化し、いつの季節も美しく、
 自然に溶け込んだ人の営みは、お米以外にも多くの恵みを作り出す』、
『昼夜の寒暖差激しく、山から流れ来る水、そして濃霧、
 美味しい米づくりの条件が揃っています』とのこと。
いがぶらの参加者に「西山棚田米」をお土産にと…

  
西山棚田北面と南面(以下撮影日:11/27)

  
展望公園の中から、時節柄「Xmasツリー」が待っててくれますよ…
そして、「ミツマタ」植樹、春が楽しみなことです。
リンク写真は「田植えの頃(2020/6/2)
そう、その四季折々の景色が大好きなんです  
何といっても一番のおススメは「刈り取り前の金色の稲穂」の時!だそうで、
過去写真から探してきました、あまり上手には撮れていませんが…
金色の稲穂なら夕方がいいかもしれませんねぇ
 (撮影日:2021/8/31)
刈り取りは、お盆過ぎから始まり8月末には終わるそう、ぜひ来年見てくださいね(笑)。
 (撮影日:2020/9/30)

二八災害」のこと(北出楯夫氏著/伊賀の郷土史より)

ここから西側に🚙で少し移動します。では、

道から見て、鳥居の傍のイチョウの木、葉っぱは半分以下しか残っていない、が
階段を上って
  
ふかふかのイチョウの葉、これはもう黄色い高級絨毯
しばし、葉っぱと戯れ、カメラに収める…

訪問地⑤【(西山)春日神社
 
社の横に池があり、ここでは紅葉 を愛で、「千年杉」を見上げ、
境内には珍しい「割拝殿」様式の「参籠社が手前にあります。
 
本来中央は土間で、その中を通って直接本殿にお参りしていたそうですが、
現在は祀りごとなどできるようお部屋のように改装されたそうです。
例えば↓「花垣神社割拝殿」は、こんな感じです。


お参りが終わったところで正午…
社務所で昼食【忍者ちらし(by末廣寿司)】となります。
昼食の前に神主さんから説明があり、
三重県の指定文化財でもある珍しい【木造獅子・狛犬(モクゾウシシコマイヌ)】を特別に見せていただきました。
普段は厳重管理されているようです、「いがぶら」ならではかもしれません。
地元の方に案内して頂いているおかげです。


 
獅子と狛犬が一対というのは大変珍しいですよね、
普通に見かけるのは獅子一対とか狛犬一対ですから。
よく見ると制作年当時に付けられた色合いでしょうか、
薄っすらと緑だったり青だったりが残っているように見えます。
 冊子「伊賀市の文化財」より
≪春日神社本殿の木階下の浜縁の左右に、安置されていた一対の獅子狛犬像です。
 獅子像は像高50.1cm、狛犬像は像高51.5cm、どちらも檜の一木造、
 閉口部中央から鋸(ノコ)を入れ、頭と胴部を切断し、
 雇柄 (ヤトイホゾ)で接ぎ、内刳(ウチグリ)はありません。
 構造や作風が共通する一対の獅子狛犬像は、制作年代は平安後期 (12世紀半ば) に遡ると考えられ、
 和様の獅子・狛犬の稀少な作例として貴重です。≫

さぁて、お楽しみおたのしみ…
他所から来られた方は面白いねぇ、美味しいねぇと賑やかなお食事タイムでした(笑)。
念のために、順に食べるまでの行程をご覧くださいな…
包み紙の裏が「秘伝之書」となっております、では
  

  
はい、ごちそうさまでした。

では次回、いよいよ「拓本(初)体験」、ポンポンポン

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