ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

この、忌まわしき政党 - 4 ( 国旗・国歌 憎悪党 )

2020-11-24 00:10:54 | 徒然の記

 私は不破氏の記事を読み、そのままブログにしているのではありません。一度記事全体をコピーし、コピーを再度読みながら、少しずつパソコンに文字を打っています。

 活字になったものを読むであろう息子たちや、「ねこ庭」を訪問される方々は、もしかすると、私が何の苦もなくブログを書いていると、誤解されているので無いかと、そんな気がしています。

 私は常に、惑いつつ、ためらいながらパソコンに向かっています。赤旗の記事も同じで、何度も読み返しながら、疑問の都度、中断して別の資料を探したり、本を探したり、たくさん道草を食いながらの作業です。何を言いたいのかと言いますと、私は最初からブログの結論や、構成を分かった上で、ブログを綴っているのではないと、それが言いたいのです。

 聡明で、博学な人物なら、私のように効率の悪い作業をしないのでしょうから、内情を知ると、笑われる気もします。定年後に「温故知新」の読書をはじめ、過去40数年の、朝日新聞定期購読者生活から足を洗い、やっと自分なりの考えを固めつつあります。

 このブログは、自分の過去の再検討であると同時に、父から息子たちへ遺す私の「伝言」でもあります。学者でもない私が、浅学非才を恥ともせず、凡庸な市井の親父であることも意に介さず、厄介なブログと苦闘しているのは、日本への「愛」のためです。

 昭和20年の8月に、日本は「大東亜百年戦争」に敗北しました。東京裁判で、連合国軍の裁判にかけられ、以来「反省」と「謝罪」をする国へと作り変えられました。それをある人は、「東京裁判史観」と言い、ある人は「自虐史観」と呼びます。どういう表現であったとしても、語られている事実は、いずれも同じことを言っています。

 つまり、私たち日本人の多くは、敗戦後の東京裁判以来、「日本への愛」を失ったということです。他の国々では、誇り高い言葉なのに、日本では「愛国心」が、「軍国主義」「侵略主義」「極右」という意味でしか使われなくなりました。

 「愛国心」の喪失が、日本にとってどれほど大きなものであったのかを、私は「温故知新」の読書で、教えられました。「愛国心」のない国は、人心が乱れ、争いと対立が常態化し、国民は幸せになれません。そして、やがて滅びます。

 前置きが長くなりましたが、私が反日・左翼たちを嫌悪する理由がここにあります。彼らは日本を、争いと対立で常態化させようとし、人心の乱れを誘い、国民の不幸せを招こうとしています。朝日新聞然り、NHKしかり、共同通信社、赤旗しかりです。私は大人物でありませんから、日本のため、世のため、人のためにと、懸命にブログを綴っているのではありません。

 愛する息子たちや、可愛い孫たちのため、「こんな日本で、良いはずがない。」と、「自分ファースト」の念から出発しています。しかし今では、素晴らしい発見をさせてもらいました。

 「個人的なものであっても、本気で追求すれば、それはいつか普遍のものに近づいていく。」

 分かって頂ける方には、通じると思いますが、「個別を追求すると、普遍に到達する」という、素晴らしい法則です。個人的なことを書いていても、「訪問者」がおられるというのは、そういうことであろうかと理解しています。「ねこ庭」のブログ主の私事でも、他の人と共有するものがあるから、飽きずに訪問されるのだろうと、思います。

 だから私は、不破氏の意見を、黙って読めなくなります。日本への愛のかけらもになく、「武漢コロナ」の病原菌のような意見を、恥じることなく発信する氏が、看過できなくなります。事実を語るのならまだしものこと、故意にねじ曲げた話を、さも本当らしく語る卑しい心に、憤りを覚えます。

 「淀みに浮かぶ泡沫 ( うたかた )」のように、他の反日・左翼野党は、消えたり発生したりしますが、共産党だけは、発生以来絶えかけたことはあっても、一度も党名を変えず存続する、日本破壊の党です。まさに、「この、忌まわしき政党」と呼ぶにふさわしい党です。

 もう一つ私が、不破氏の記事に注目する理由は、「国旗・国家問題」と同様の手口で、「自主憲法制定問題」についても、対応しているのでないかという疑いです。その意見を仔細に検討すれば、彼らがどのような動きをして、「自主憲法制定」の妨害をしているのかが、見えてくるような気がします。

 《 党中央に寄せられたいくつかの批判的な意見につい 》

 この記事については、先に説明をしておきますと、共産党のアンケート回答の一部がマスコミに報道されたことによる、党員からの批判があり、このための弁明です。

 「党中央に、党の内外の方から、電話その他で、」「賛否こもごもの意見が、よせられました。」「賛成の意見は、紹介するまでもありませんから、」「反対や批判の意見の主なものを紹介しますと、大きくいって二つありました。」

 氏の弁明を要約しますと、次の2点です。

  1. 「共産党、『日の丸・君が代』容認に傾く」と、マスコミが見出しをつけたための誤解

    「これは読んだ人の誤解で、全体を読めば、党が『日の丸・君が代』に反対である、と主張していることが分かるはず。」

  2. 「法制化」などという提言は、そもそもすべきではない。

   「法的根拠がない今でも、現場はがんじがらめになっているのに、」「法制化されたら、事態はいっそうひどくなるじゃないか、」「・・・だいたいこういう意見です。」

  「この意見は、結局は、国民的な解決策などしめさずに、」「いまの抵抗闘争を、現状のままつづけてゆけばいい、という議論になってしまいます。」「実は、それが政府の付け目で、」「政府・自民党が、国民的な議論ぬきに、」「じりじりと押し切ってしまおうと、することを許します。」

 法制化の提言に反対する党員の意見は、痛いところをついています。しかし不破氏は、自信をもって答えています。

 「それを打開するために、われわれは、」「問題を、国民的討論のレールに移そうと、呼びかけているわけですし、」「国民的討論も、政府に要求するだけの、あなたまかせの話ではなく、」「あとで具体的に提案するように、私たち自身が、」「私たち自身の努力で、」「国民的討論を、全国規模でまき起こしてゆくわけです。」「私たちの真意をわかってもらい、私たちの行動をみてもらえば、」「この疑問も、かならず解消してゆくと思います。」

 この記事はここで終わりですが、不破氏が述べたように、「日の丸・君が代」に関する。全国的規模の反対運動の方法が、次の記事の中で語られます。私が注目しているのは、この記事です。そのまま、「自主憲法制定問題」反対運動にも応用され、もっと言えば、「女系天皇」運動にも応用されているのでないかと、そんな気がしています。

  スペースがなくなりましたので、次回といたします。

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