ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

私がする大胆な仮説 ( 統一教会問題 )

2022-12-01 18:00:51 | 徒然の記

 私はブログで金儲けをしている人間でありませんから、名前を売ったり、もてはやされたりする必要はありません。「ねこ庭」で学んだ事実を検討し、導かれた結果を意見として述べています。

 これから先二、三ヶ月して、私のブログが中断されることがあったとしたら、それは私の健康問題でなく、無料で使わせていただいているGOOブログの処置だとお考えください。

 昨日の朝、テレビをつけたらNHKの国会中継でした。福山哲郎氏が統一教会問題で質問をし、岸田総理以下大臣が、腰を低くし丁寧に答弁していました。悪徳商法の統一教会と知った上でつきあっていたのか、いなかったのか、秋葉復興大臣も福山氏の質問で席に戻ったり立ち上がったり、答えられなくて資料を探したりする場面もありました。

 大臣答弁で言葉尻を捉え、何人かの首を取っていますから、福山氏には余裕があります。逆に質問される大臣諸氏は、言質を取られまいと硬い表情です。国難を前にして、まだ野党は統一教会問題で岸田総理を追及し得意満面です。それ以上見る気が無くなり、テレビのスイッチを切りました。

 「こんなとんでもない宗教と関わっている自民党の議員は、とんでもない人間です。」「こんな宗教とズブズブの自民党も、とんでもない政党です。」

 テレビを見ていると、多くの人がそう考えますし、私もそう思います。しかし昨今の統一教会問題の取り上げ方は、異常であるとしか思えません。かって「モリカケ問題」の時がそうであったように、反日野党を後押するかのごとく、マスコミ各社の報道が連日世間を騒がしくしています。失言大臣の首を取り、岸田総理の任命責任を追及し、あわよくば倒閣をと毎度お馴染みの国会ゲームです。

 前回も今回も、共通して槍玉に挙げられているのが「安倍元総理」です。暗殺されて国会に不在であっても、安倍氏です。反対勢力が目指しているのは、安倍元総理の影響下にある議員の政界からの追放、つまり元細田派・安倍派議員の一掃です。

 ネットの情報で今回初めて知りましたが、統一教会は私たち国民の願いとそっくり同じことを、自民党に近づく方便としてスローガンに掲げていました。

 ・憲法改正

 ・スパイ防止法制定

 この二つです。スパイ防止法を制定したら、真っ先に引っ掛かるのが同教会関係者だと思うのに、彼らはそう思っていないようです。反日野党とマスコミがこの点を大きく報道すれば、安倍派議員だけでなく国を愛する国民も一まとめにして、統一教会に洗脳されているバカ者の仲間になります。そこまで狙ってのスローガンだとすれば、統一教会はたいした組織です。

 統一教会、創立者の文鮮明氏は考えていた以上の大物で、一筋縄でいかない人物でした。かってのアイゼンハワー大統領、ニクソン大統領、カーター大統領と個別会談をしています。誰にでもやれないことをして、自分の名前を売り、教団の勢力拡大に利用する世界的ペテン師という見方もできます。

 この点はいずれ言及するとして、まず私の仮説について述べようと思います。安倍元総理とその派閥議員の政界からの追放が、なぜこれほど執拗に、徹底的になされるのか。ここから話が始まります。

  1. 憲法を改正し、自国を守る軍を再建する

  2. 国民の敬愛の中心である皇室を守る

 簡単なことですが、この二つが根っこにあります。簡単であるだけに多くの国民が賛同し、敗戦後に失った日本の歴史と伝統や文化について思いをいたします。東亜百年戦争を戦い、西欧列強の侵略から国を守ったご先祖を、国民の多くが思い出すことを一番警戒しているのは、誰でしょうか。

 「統一教会問題」の報道氾濫の答えは、この中にあります。

 国の名前をあげますと、中国、韓国・北朝鮮、ロシアまでは誰でもすぐにあげますが、アメリカの名前をあげるのに躊躇する人が沢山います。しかしこれも簡単な話で、ためらう方がおかしいのです。日本の現在を考えてみるとすぐ理解できます。敗戦以来日本は、国を大切にする保守と国を否定する反日左翼が国論を二分しています。同じ日本人なのかと不思議になる程、保守と左翼の意見は対立しています。

 中国、韓国・北朝鮮では日本に好意的な意見を述べると国賊扱いされますから、そういう人々がいても私たちには分かりませんので、国全体が反日と見えてしまいます。アメリカは自由な国ですから、日本を肯定する共和党と日本を敵視し警戒する民主党が同時に存在しています。今までそれが分からなかったのは、日本人の多くがアメリカを国論の二分した国だと考えなかったからです。

 日本のようにみっともないほど対立する勢力が、せめぎ合いをしている事実を、まずもって日本のマスコミが報道しませんでした。図らずも先の大統領選挙で、米国の二大政党の醜い争いが、その事実を世界中に晒しました。だから正確にいうと、アメリカは日本の大切な同盟国であると同時に、最も警戒すべき敵対国だということになります。敵か味方かと考えるのでなく、アメリカの中に二つの勢力が共存していると見れば、答えが出ます。

 日本を取り巻く周辺国を知った上で、日本の政治勢力を整理してみます。

  1. 政 界   ・・保守政党と反日左翼野党の対立

  2. 学 界   ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

  3. 官 界   ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

  4. 産業界   ・・保守勢力と金儲け優先・無国籍勢力の対立

  5. マスコミ界  ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

 以前は私も勘違いしていましたが、反日左翼勢力だけが外国勢力と協力しているのでなく、保守勢力も外国勢力と手を結んだり利用されたりしているということです。つまり国内の対立は、全て他国とのつながりの中で発生しているという事実です。

 しかし私は今回、大胆な仮説を述べるにつきまして、外国勢力との関係は割愛します。そこまで労力を使わなくても、「異常な党一教会問題」の報道と世論操作に関する原因究明が可能だからです。

 次回は、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、学習結果の紹介をいたします。

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4 コメント

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この1年の締めくくりに (成田あいる)
2022-12-01 21:24:16
今年もあと1ヶ月となりましたが、安倍総理の被弾、そして死はこの1年で最も衝撃的だと思います。
かつ事件が引き金になった、統一教会騒動もこれまた1年で最大の騒動だと思います。
野党とマスコミが一つになって騒ぎ、総理や自民党を吊し上げるのは「もりかけ」や「桜を見る会」を連想させます。
それにしても、たかが野党の一議員に過ぎない福山哲郎氏に、政権を担う政党である自民党の構成員が低姿勢な様は何なのでしょうか。

有名女優や元体操選手らが参加した30年前の合同結婚式の時も、統一教会で騒がれました。
統一教会が問題ならばその当時だってそうですが、ならば何故その時に今と同じように叩かれなかったのでしょうか。
マスコミの主眼は、「いかに総理や自民を絡めて攻撃できるか」だと思います。

安倍総理もまた、反日左翼勢力の攻撃にさらされ、いわれなき非難を浴びました。
それでも安倍総理はこれまでの総理とは異なり、「日本を取り戻そうと」していたことが伺えます。
だからこそ同氏は在任中、そして退任してからも執拗なまでに攻撃されたと思います。

自民党もまた、村上誠一郎氏のような、いわば「党内反日左翼」の如き存在を抱えていますし、そのような人物とも闘わなければなりません。
これからのテーマはこの1年を締めくくるにふさわしいと思いますし、引き続き見守らせていただきます。
今年も残りわずかです (onecat01)
2022-12-01 23:18:23
 成田あいるさん

 本来なら、中断している『日本史の真髄』に戻らなくてならないのですが、福山氏の国会質疑を見て、ブログを書かずにおれなくなりました。

 最後のまとめとなるブログになるのかどうか、自信はありませんが、なるべく極論にならないよう、頑張ろうと思っていますので、よろしくご指導ください。
Unknown (あやか)
2022-12-02 08:54:06
統一教会の問題は、本当に鬱陶しい問題です。

統一教会それ自体も、不愉快きわまりない団体ですが、
ここ数ヶ月の、統一教会にからませた自民党安倍晋三総理や、その派に対する
執拗な攻撃にも不快感をかんじます。

マスコミも、「政治家の誰それ氏が、統一教会と関係があったとかどうか」などという報道一色で、
全然、核心からはずれた議論をしているとしか思えません。

私は、この問題について、別の視点の角度からの意見を期待していました。
猫様の大胆な仮説を楽しみにしております。
ウィキペディア (onecat01)
2022-12-02 09:42:45
 あやかさん、

 統一教会問題の件で、Wikipediaを検索しますと、次のような警告がされます。

 〈「山上徹也」の個人名を書き込まないでください。書かれた場合、その文章は削除されます。〉

 山上徹也の名前は、山○○也と伏字になっています。ネット空間も、異常になりつつある感がします。楽しみというより、不気味です。

 これからもよろしくお付き合いください。

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