ねこ庭の独り言

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この、忌まわしき政党 ( 国旗・国歌 憎悪党 )

2020-11-22 15:32:21 | 徒然の記

 昨日、あれこれと思案しつつ、ネットを検索していましたら、興味深い情報を見つけました。年代の記述がありませんので、何時の話なのか不明なのが、残念といえば残念です。日本共産党都道府県委員長会議における、不破委員長がおこなった報告で、おそらく「赤旗」の記事だろうと思います。

 記事を読みますと、国旗・国歌の問題に火をつけたのは、共産党であることが窺われます。書き出しの部分を、そのまま転記します。

 「みなさん、おはようございます。」

 「『日の丸・君が代』の問題、国旗・国歌の問題で、」「私たちが、この二月に政策を発表したことが、一つの大きなきっかけになって、」「この問題をめぐる情勢が、非常に大きく動きつつあります。」

 「まだ”序の口”ですが、この問題についての、いわば歴史上初めての、」「国民的な討論を起こしひろげる条件が、生まれつつある、」「といってもよいでしょう。」「そういう情勢をふまえて、この問題への攻勢的なとりくみを、」「いかにすすめるかについて、私たちが考えていることを報告し、」「とくに運動面での意思統一を、おこないたいと思います。」

 不破委員長の報告を読みますと、菱村氏に対し、日教組の団体が投げかけた質問が、ほとんど同じ内容であることが分かりました。当時の日教組が、共産党と一心同体で活動していたという事実が、浮かび上がってきます。記事の見出しと、不破氏の説明を、なるべくそのまま転記します。

 《 私たちが「日の丸・君が代」に反対する理由 》

 「私たちは以前から、『日の丸』を国旗とし『君が代』を国歌とすることには、」「反対だという立場を、あきらかにしてきました。」「また、少なからぬ国民が、『日の丸』『君が代』には同意しない態度をとっています。」

 「その理由を簡潔にいえば、この歌は、千年以上前の作者の意に反して、」「明治以後、天皇の統治をたたえる歌、という意味づけをあたえられてきたことです。」

 「『君が代は千代に八千代に』、つまり”天皇統治は永久であれ”という歌ですから、」「これは、いまの憲法の国民主権の原則とは、まったく両立することはできないわけです。」

 「『日の丸』の歴史は少しちがいますが、最大の問題は、」「これが、日本が中国をはじめ、アジア諸国を侵略したとき、」「侵略戦争の旗印として使われてきた旗だ、」「ということです。」

 「前の大戦で、侵略陣営の主力となったのは、日本・ドイツ・イタリアの三国でしたが、」「この戦争中に、侵略の旗印として使った旗を、」「いまもそのまま、国旗としているという国はありません。」「ドイツもイタリアも戦後、国旗を変えました。」

 赤旗は、世界の主要国に特派員を派遣し、独自の取材ルートを持っているらしく、国旗・国歌に関する情報も一覧表として表示されています。反日朝日新聞と同じく、赤旗も、自分に都合の良い捏造記事を掲載しています。ドイツとイタリアが、「国旗を変えた」というのは事実ですが、内容が異なります。私が調べた事実は、次のとおりです。

 1. ドイツの国旗

 ヒットラーは政権をとった後、ドイツの国旗を「鉤十字」、つまり多くの人が知っている「ハーケンクロイツ」に変えました。ですから、ヒトラー時代のドイツの国旗は、「鉤十字」でした。敗戦後、ドイツは再び元の国旗、つまり現在の国旗に戻しています。

 2. イタリアの国旗

 ムッソリーニも政権を取った時、ドイツを真似、独自の国旗を作りました。しかし正式の国旗として認められないまま、独自で使用し、敗戦とともに、この旗は消滅しています。

 つまり、不破氏の説明は、両国の国旗が敗戦後に変更されたと、いかにも本物の伝統ある国旗が、簡単に変更されたように語っていますが、事実を正確に伝えていません。何も知らない党員たちは、私のように事実を調べませんから、不破氏の捏造話をそのまま信じます。そして「日の丸を変えろ、ドイツやイタリアに見習え。」と、集団で叫びます。

 「ある憲法学者は、『君が代』も『日の丸』も、「 ”大日本帝国” の象徴だったのだから、大日本帝国がなくなったときに、」「その象徴であった旗も歌も、明確に廃止されてしかるべきだった」「、国の体制が変わったら、当然、国旗も国歌も、」「新しいものを生みだすべきものだ、と論じています。」「ここには、そういう深刻で重大な問題があるのです。」

 ある憲法学者は、と言われますと、それだけで読者は信じてしまいます。学者という肩書の恐ろしさが、ここにあります。私たち庶民の心には、「学者は立派な人だ」「学者は嘘をつかない」という、素朴な信頼感があります。しかしそれはもう、昔の話です。国を憎み、国を破壊しようとする反日・左翼学者が、戦後の日本ではのさばっています。

 彼らの拠点は、「東大社会科学研究所」と「日本学術会議」です。ここで育成された反日・左翼学者たちが、共産党の運動を支援し、理論の裏づけをします。不破氏のいう憲法学者も、その一人で、国民をたぶらかす「獅子身中の虫」です。だから、菅総理は「日本学術会議」の中から、「害虫」を駆除すべきです。反日マスコミに、膝を屈してはなりません。

 「日本学術会議」の話になりますと、どうしても力が入ります。本題は赤旗に掲載された、不破氏の報告記事です。「この忌まわしき政党」のブログは、愛する息子や孫たちのため、次回も続けます。

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