ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

この、忌まわしき政党 - 3 ( 国旗・国歌 憎悪党 )

2020-11-23 18:55:17 | 徒然の記

 次の見出しの記事を、紹介します。

 《 解決策は、問題を国民的な討論の舞台に移すこと 》

   書評に値しないため、省略しました。

 《 雑誌『論座』のアンケートに答えて 》

 「私たちが、この問題は国民的な討論のレールに移すべしと、」「考えていた、ちょうどその時に、朝日新聞社が出している『論座』という雑誌から、」「問題に関する、かなり突っ込んだアンケートがもとめられました。」「党として、まとまった見解をのべるよい機会だと考え、常任幹部会での討議をへて、」「私たちの回答を、用意しました。」

 反日・左翼の朝日新聞と赤旗が、日頃から親密な関係にあると言うことを、教えられました。アンケートは、政党だけでなく、他のマスコミにも、「日の丸・君が代」をどう扱っているのか、見解を求めていたそうです。

 「その結果をみると、『日の丸・君が代』を、」「国旗・国歌として扱うというのは、」「マスコミの共通の立場でないことが、よく分かります。」

 こうして、反日・左翼マスコミ同士は、連絡を取り合いながら、協力していることも、教えてくれます。共産党は、アンケートで、次の提案をしています。

 1. 国民的な討論と合意をへて、法制化にすすむと言う、民主的な解決策の提唱

 2. 政府の、一方的な押しつけの現状を打開するため、法律によりその根拠を定める措置をとる

 3. 国会の多数決にゆだねず、国民的な合意の上での、十分な討議の要求

 4. 私たちの主張が、少数意見だという声が、国民多数となる場合、どういう態度をとるか、という答えも用意しておく必要性

 5. 学校行事への強制のような、前近代的なやり方は、きっぱりやめ、そのことを、国民的な原則として確立する

 以上が、『論座』のアンケートに対する、共産党の答えです。おそらくこのアンケートを元にして、反日・左翼マスコミと政党の、政府攻撃方針や、国民への宣伝方針が検討されるのでしょう。自分たちが少数意見者となったら、どんな態度を取るのか・・など、負けを見越しての準備です。息子たちには、ぜひとも知って欲しい、日本のマスコミの内情です。

 中身は似たような繰り返しですが、次の見出しの記事を紹介します。

 《 学校への強制は、軍国主義時代の前近代的な遺産 》

 「いま説明したように、私たちが、国歌・国旗問題の解決策として提唱したのは、つぎの二つの柱です。」

 「第一は、国民的な討論をおこし、それを土台として国民的な合意をかちとり、その合意をふまえて、国旗・国歌の法制化にすすむ、ということです。」

 「第二は、法制化しても、それは国の法的根拠を明確にするということであって、国民の良心の領域にまでふみこんで、国民や学校にその使用を強制すべきではないということです。」

 負けを見越した対策を考えていますから、国旗・国歌の法制化は、避けられないと見ているようです。「国民的な討論」「国民的な合意」と、盛んに「国民的」という言葉を使うのは、左翼特有のごまかしのためです。どれだけ多数の人間が賛成しても、少数者である自分たちが反対している限り、「国民的な討論」にならず、「国民的合意」にもならないと、難癖をつけるための準備です。

 法制化しても、学校で実行してはならないというのですから、論理の破綻した主張です。強制するから法律であり、強制するための立法です。中国共産党は、「一国二制度」という約束で、香港をイギリスから返還されました。しかし彼らは、中国共産党に抵抗する香港の民主勢力が、次第に邪魔になりました。

 香港には政治的独立を約束したはずなのに、中国共産党は「民主勢力排除」のための法律を作り、武力を行使して弾圧を始めました。これが現在の香港の騒ぎです。不破氏の心酔する中国共産党は、自分たちが法律を作ったら、有無を言わせず武力で行使します。

 チベットしかり、モンゴルしかり、香港しかりです。私に言わせれば、「国旗・国歌」の強制のどこに難癖をつけるのかと、笑止千万です。「人の振り見て我が身を正せ」とか「他山の石」という謙虚な言葉は、共産党には無いようです。他人を批判し、他を攻撃するばかりで、自分のことは棚に上げたままです。

 「学校現場でのおしつけが、諸外国にはほとんどみられない、」「異常なやり方だということは、さきほど、説明しましたが、」「はっきりいって、これを国民に強要し、教育に強要するというのは、」「それ自体が、軍国主義時代の戦時統制の遺物なのです。」

 「あの戦争中にも、相手のアメリカでは、愛国意識の高揚にあれだけ力をつくしながらも、」「国民の良心の自由にかかわる問題については、最高裁が近代国家にふさわしい判決をくだしていました。」「それとくらべてみれば、ただちにわかるように、国旗・国歌の使用のおしつけというのは、」「まさに軍国主義の、前近代的な遺産だということを、銘記しなければなりません。」

 自分の国である日本を攻撃するためなら、アメリカを賞賛する矛盾にも、氏は気が回らないようです。資本主義の総本山のアメリカ帝国主義を、口を極めて攻撃してきた共産党の信念は、どこへ捨てたのでしょう。米国が、共産圏諸国の政治体制を崩壊させるため、どれだけ悪辣な手段を使ったか。それは、日本政府がする「国旗・国歌」の押しつけなどとは、比べ物にならない政策です。

 知らない不破氏でも無いでしょうに、その時その時に応じて、都合の良い話をし、これでよく党員諸氏は、黙って赤旗を読んでいるものです。「軍国主義」とか「前近代的」とか、政府や文科省のことを批判できる共産党なのかと、私なら、そう考えます。

 《 わが党の提唱の今日的な特徴と 》

   長い記事ですが、評に値しないため省略しました。

 次回も続けますが、参考のため「国旗・国家法」について注記しておきます。

   法の採決日 平成11年7月22日 (  衆議院  )

        法案の賛否  賛成 403人  反対 86人  合計 489人

      法の公布日 平成11年8月13日 (  即日施行  )

  内閣総理大臣 小渕恵三  内閣官房長官  野中広務

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2 コメント

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やはりあった、特定野党と左傾メディアの癒着 (HAKASE(jnkt32))
2020-11-23 23:06:06
今晩は。今回の貴記事より、特定野党と朝日新聞一味を初めとする左傾メディア勢力の 癒着の構図が見え
て来た様に思います。

国旗、国歌の事共につき、我国の国柄や固有の文化
史を弁える事なく、 国民的議論や合意を要すなどの
見方は、明らかに我国の有り様そのものを否定せんと
する 不良な革命思考だと思われ、断じて認められるものではありません。

国旗、国歌を法制化しても学校での実行反対なる姿勢
は、そういえば中国大陸、中共政府のやり方とも似て
いる様にも思います。

今日などは、香港にての若手民主活動家各位の保釈
が取り消され、収監と相成った様ですが、日共の批判
は表向きだけで、実際は媚中だろうと拙者も思います。
更に、米合衆国の反日勢力とも通じている可能性も大
きくある事でしょう。

上記雑誌のアンケート質問中「私たちの主張が少数意見
だという声が国民多数となる場合、どういう態度をとる
か、という答えも用意しておく必要性」の下りは失笑もの。
全く 組織防衛以外の何者でもなく、他の特定野党と
何ら変わるものではないと心得ます。

中国大陸由来の新型感染症第三の流行を迎え、拙者
もこの連休は、遠出せずを基本にしていました。必要な
買い物等には出かけましたが、やはり気の緩みか中心
街の人出は多く、注意を新たにしないととも思います。
大変な状況下ですが、ご一同様共 引き続きのご健勝
を祈念致します。
正鵠 (onecat01)
2020-11-23 23:14:31
 HAKASEさん。
 
 貴方のコメントに、元気づけられます。

 「正鵠を射る」ご意見に、感謝いたします。多言無要のご意見ですから、「感謝」という言葉を、贈らせて頂きます。

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