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旦那が急性大動脈解離を発症、緊急手術をしたのち
ICUに3日間入院。
4日目から一般病棟へ移り、5日目からリハビリが始まりました。
一般病棟へ移動してからは面会が一切できなくなってしまったので
私とあおちゃんはマイペースに2人生活をぼちぼちとやっていました。
毎日旦那からくるメールを待ちわびながら。
普段と変わらない、いつもの旦那のメールが届きます。
手術をして、入院5日目の旦那ですが…
この前は車椅子でしたが、今では普通に歩けるようになったそうです！
点滴なども全部取れて、身軽になったそう。
もう歩けるんだ…！と、驚きです。
歩けるまでに回復したのは素晴らしい事！
手術をして5日後の回復力とは思えないくらい…。
病院内どんどん歩いてリハビリしたらいい
旦那からのメールで、その日のリハビリの内容とかも教えてくれます。
「今日はフロアを一周歩いたよ」
とか
「ジムみたいな所で自転車を15分漕いできた」
など、心臓手術をしてつい最近までICUにいた患者なのに、なかなかスパルタな様子です。
ちょっとくらい厳しくした方が、体のためなのかも？
そして、入院8日目。
歩くことも慣れてきた頃、ちょっとやらかしちゃった旦那。
「病院のコンビニでお菓子買って食べてたら看護師さんに怒られた…
」
」自由に出歩けるから病院のコンビニにも行けちゃうわけですが。
今旦那って、栄養や血圧の管理もあるから、食事内容は管理されてるはず…。
病院のコンビニ、私も行った事ありますが
美味しそうなお菓子やスイーツ、ジュースが沢山売ってるんですよ。
誘惑に勝てなかったのか、それとも栄養管理されてる身とも知らずに
何も疑いもせずシレッとお菓子を買ってしまったのか…（笑）
美味しくない（旦那曰く）病院食に耐えきれず、お菓子を買ってうまうま食べてたら
看護師さんに見つかって怒られたそうな。
不憫な…（笑）
でもこれも、体が回復して元気な証拠。
こんなささやかな出来事も、出来ない患者さん沢山いるのだから。
そんな、入院ライフをどうにかこうにか過ごしている旦那ですが。
ある日、旦那からメールが届きました。
「今度、代引きで荷物が届くから払って欲しい。ブランドのメンズバッグなんだけど、18800円だよ
」
」・・・ん？
￥18800
！？一瞬、詐欺のメールかと思いましたが
本物の旦那からのメールのようです…
あぁ？？
こ、こやつ…
入院中、何高価な買い物してんの！？
こっちは医療費が総額いくらなのかビクビクしているっていうのに…。
スマホと財布取り上げてやろうか
実はこの時、救急車の医療請求が届いたばかりでした。
救急車の請求金額は約97000円でした…
おっふ…
請求書を見た瞬間腰抜かすかと思いました
金額じゃない、金額じゃない…
命を救ってくれたのだから、値段は関係ない。
…そうは言うても約10万よ？
しかしこれ、旦那の健康保険証を提示していなかったため全額負担になっていました。
救急車で最初に運ばれた病院に請求書を持っていき、旦那の保険証を提示すれば、そこから3割負担にできるそう。
救急車で運ばれた時、バタバタしていて病院に保険証を出していなかったのです。
後日保険証を出しにいけば、再計算してくれるそうです（ホッ）
それでも、3割負担だから2、3万は払うわけで…。
そんな私の心配をよそに、のんきにブランドのバッグを買っている旦那。
首しめたろか。
いやいや、落ち着け…
こんな事できるのも、命あってこそ、元気になったからこそ…。
生きてくれたのだから、なんでも許そう。
うん、許そう…。
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