父が亡くなった直後に
たまたま観たドキュメンタリー映画で知った長尾和宏先生。
これを観て、長尾先生のファンになったし
こういう先生が身近にいたらいいのに!!
って切実に思っている。
そんな長尾先生の本
『コロナと認知症〜進行を止めるために今日からできること』を読了。
コロナ禍で、すごく認知症の人が増えたのだそうです。
確かに人と接することはできないし、
外に出られなかったし、いろんな意味でそうなるよね^^;
何よりもこの本、認知症のことが
ものすごくわかりやすく書いてある!
実際に認知症介護をしている私にとっても
すごく勉強になったんだけど
親がちょっとアヤしくなって来た^^;
とか、
自分がちょっとアヤしくなってきたw
でも、すっごく参考になると思う。
私自身、ひょっとして???
って感じていた、
母は他の薬の副作用から認知症になっているのかもしれない
という疑惑についても書かれていて
いろいろ自分の中で腹落ちしました。
ほんと書かれていることが実用的だし
実際にアルツハイマー型認知症の母に日々接している私からしたら、
納得できることがたくさん。
あと認知症でなくても
HSP気質の人は薬が効きやすいので
使用量に注意しなければいけないとか
へえ〜!って思った。
脳疲労が認知症につながるっていうのも、すごく納得。
ほんと今の私だよww
やっぱり母と離れる時間を多く作らないとだな〜って思う。
やっぱり認知症は、
病気として研究されてからは比較的新しいし
わかっていないことがいっぱいあるんだよね〜。
母は他人に対しては外面が良いのもあって
特に迷惑を掛けたりもないので
お薬は飲ませていないんだけど
それで良かったな〜って、改めて思った。
もちろん危険行動が多いなどなら、お薬服用は必要だと思いますが。
『わかっていない』ってことを
わかっていないお医者さんには、ほんと診て欲しくない^^;
なのでお医者さんの言いなりにならないのも
ほんとうに大事だと思う。
ちなみに長尾先生は、ほんとうは
認知症という言葉そのものが大嫌いだそう。
ただ変わる言葉がないので、便宜的に使っているそうです^^
なんと認知症という言葉は、病名ではなく造語なんだって!!
この本で、認知症について
いろんな意味で、新たな理解を得ました^^
個人的には、認知症の理解に対して
すごくオススメです。