パッチワークとDIYと猫の記録

工作や手芸、猫、DIYの日記

ピーちゃんのこと。おわり②

2019-11-19 | 
ピーが入っている籠の中に脱糞していたのを夫が見つけた。

今朝から臭いが酷かったピー。
これのせい?と思ったが、敷物ごと処分し部屋を消毒しても臭いが減らない。
ピーが物凄く臭い。
昨日とは全然レベルが違う。
脱臭機も太刀打ちできないような酷い臭いを出していた。

敷物を処分したついでに、ピーを窓際に移す。
ポカポカと陽だまりの中、気持ち良さそうに微睡むピー。
私達も早朝から起こされたので、そのまま一緒に寝てしまった。

気がつくとピーが籠からヨタヨタと出て、倒れながら部屋の中を歩いているところだった。
トイレかと思い、トイレへ連れて行く。
そうじゃない。
水が飲みたい?と水を差し出すと、身体をよじって嫌がる。
そのうちアオアオアオ!と鳴きだし盛大に嘔吐した。
伏せの状態から、滑るように横倒しになる。
手足は全く動かず、目は開いている物の視点が合ってない。
ピーちゃん。と声をかけると尻尾を振って返事をした。

どうしようか。
病院?動かしていいの?
でも…これは…
手のひらをピーの枕がわりにして私達はどうすらか話し合ったけど、口に出さなくても考えている事はわかった。

いよいよなんじゃないかって。


ピーちゃんのこと。おわり①

2019-11-19 | 
前日の17日夕ご飯は大好きなロイカナのキトンを久しぶりにガツガツと食べたg(それでもやはり1/4程度)
造血ホルモン剤を注射しても元になる物が無かったら血を作れないので、これで貧血が解消されれば…と期待してた。

18日朝5時。
アオーンアオーンと大鳴きしたので、何事かと飛び起きる。
ベッド代わりの籠からヨタヨタフラフラ出てきてトイレへ向かう。
少し水分を吐き排尿し、そのまま倒れ込んでしまった。
急いでトイレから出し籠の中へ入れ、ファンヒーターの前に置く。
しかしフラフラになりながらも籠から出て部屋の隅に行ってしまう。
3回ほど繰り返して諦め、部屋の隅に寝床をしつらえて朝ご飯はそこで食べてもらう事に。

7時、朝食。
介護食のペーストとミャウミャウのペースト。
ミャウミャウのペーストは一般食だけど、これが最近の中じゃ一番食べる。
1袋完食するのはこれだけだ。

しかし匂いを嗅ごうともせず、スプーンで口元に持っていっても顔を背けて嫌がる。
無理やり口に入れると舌で押し出すようにした。

本気で食べなくなったら無理強いするのはやめよう。
これは9月1日に夫婦で決めていた。




ピーちゃんのこと。おわりのはじまり。

2019-11-19 | 
2019年11月19日1:12 ピオーネが亡くなりました。

9月1日に末期の腎不全と判明して。
体重は2.4kg。通常は2.7kg。
腎臓病食に切り替え、一時は体重も2.6kgまで戻った事もあった。
10月の頭に一度嘔吐し、吐き気止めも飲むようになった。
ご飯を食べるのが難しくなり始めた。
途中で飽きるのか食べるのをやめてしまうので、付きっきりで声をかけたり口元まで運んだり。
微妙に食欲も落ちて、あまり食べない日が出てきた。
10月31日、朝ご飯のシチュー缶を20g食べ昼ごろ嘔吐。夜はペロッと舐めたぐらいでほぼ食べなかった。

この日から一気に食欲が減る。

食欲廃絶までは行かず、ご飯の時間になるとおねだりしたり所定の場所で待ってたり。
今まで食べた量を測って記録していたのが、測れるほど食べないので記録できなくなった。
腎不全になると味覚がコロコロと変わると聞いていたので、色んな療養食を買って毎食2種類出すようにした。
水も飲まなくなってきたので、鳥や魚を煮て与えたり。
体重減るのが一番良くないので、療養食を食べなければ普通のご飯やオヤツをあげた。
吐き気は抑えたものの、食べ物の匂いを嗅ぐとオエッとえづくようになり、暖かいものより常温な物を食べるようになった。

それでも食べるのはパウチの1/4程度。
大好きな焼きカツオも1本完食する事は無く、ちゅーるも1本食べ切るのが難しくなってきた。

11月12日頃からアオーンアオーンと大鳴きをして漆喰やタイルの壁を舐めるようになった。
また、その頃からトイレに行くと吐くようになった。

そして11月16日検査の日。
体重2.25kg
1.8kgがラインだと宣告される。
重度の貧血。そして脱水。
トイレで吐くのはいきむから。
造血ホルモン剤を注射し、サプリのペットチニックを買って帰った。




ピーちゃんのこと。予兆。

2019-09-02 | 
「この子は腎臓が非常に小さい。急性ではなくジワジワと徐々に悪くなっていったんだろうね。もともと生まれつきか腎臓が弱かった可能性がある」


健康診断を受けてきてなかったので、いつから悪かったのかは分からない。

多飲多尿も多頭飼いのため分からなかった。
多飲は逆に飲まなくて心配してたほど。

食欲はもともと細いが、好きなエサやオヤツの時は誰よりも早くダッシュで駆けつけて1番に食べる。

うちに来て1年ぐらい経った頃、ピーが1歳ぐらいの時オネショをした事が1度あった。

元気が無くなる少し前、歩き方が時々ヨロッとしたように見えた。
ちょっとした段差を飛び乗るのに失敗しそうになる事が時々あった。

舌を出しっぱなしにして触っても引っ込めない(開口呼吸とは違って、口は閉じたまま)

数歩歩きペロペロっと手足やお腹、尻尾の先を舐め、また数歩歩いて…を繰り返す。

1度目の病院へ行った時は体重も普段と変わらず減りはしなかった。
しばらく体重の変化が無かったので、2度目の病院へ行く直接まで体重測定をしなかった。

腎臓が悪いかどうかは健康診断でないと分からなかったと思う。
実際、1度目の病院では分からなかった。

腎臓の数値的に、もっと早く身体症状が出る。
なのにピーは直前まで家中を駆けずり回って全力で遊んでいた。

もともと全然寝ない子だったので、ジッと寝るようになって初めて体調悪いかも?と疑ったぐらい。

6月まで毎日これが1日に何度も繰り返されていた。

ピーちゃんのこと。これから。

2019-09-02 | 
慢性腎不全にしても末期なので、できることは限られている。
FIPも、そうだったとしても治療法は無い。
ただ、うちには他の猫もいるので検査を受ける事にした。


これから。


補液をし、腎臓病食に切り替えて、ケージで隔離。
様子を見ながら錠剤やビタミン剤を与え、あとは穏やかに時間が過ぎるのを待つ。
家中を1度殺菌消毒し、これから常に清潔に保つ。


腎臓病食も、食べないようなら好きなものを…と。


補液を受け、針を刺されたピーはバスケットの中でゴロゴロと喉を鳴らし中の毛布をモミモミフミフミしていた。
元気が無くなってから約2カ月ぶりにゴロゴロを診察室で聞く。

家に着き、バスケットを開くとピーはダッシュでエサに向かって行った。

(昨年12月、膝に甘えにくるピー)