石垣りん詩集
読んでみました
戦後の女性詩をリードした
詩人のすべての詩業から
手書き原稿としてのみ遺された未発表詩や
単行詩集未収録作品を含む、120篇を精選。
80点
大好きな詩人 伊藤比呂美さんの編集
石垣りんさんのお名前は知っていましたが
読んだことは・・・ないと思う
代表作の 表札 は読んだ気もするなぁ
という程度でしたが
今回 縁あって詩集を読んでみるときに
まずは 伊藤さんのあとがきから読んで
石垣さんのプロフィールを見て
がぜん興味が出てきましたね
石垣さんは
14歳で銀行に事務見習として就職し
定年まで家族の生活を一人で支えつづけた
職業婦人なのです
その上 家族といっても
病気で半身不随になった 父親と
再婚した後妻さん
知的障害があった弟さんと
生活が破綻したもう一人の弟さん
これだけの生活を背負って
ちょっと女の細腕には
重すぎやしませんかね
そういう背景を知ってから読むと
仕事と生活の描写が多い詩に納得がいきます
雄々しく力強かったり 生活に疲れていたり
何度も自分の背負う重荷に
負けそうになりながらも
厳しく 強く 温かい
未発表作の「犬」がよかったな
(クリックしてご覧ください)
責任のない愛の身軽さ
愛はこんなのでよい
こんなのでたくさんだ、と思う
家は重すぎる
いかにも重すぎる。
総領娘に生まれた石垣さんが
無邪気に愛を語るときは
あったのかな
最後の一行にはっとさせられます
しっかりと骨太な
反戦の詩もとてもよかったです
好きな格闘技は?
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最近は連日メダルをとっている
柔道をみるのが楽しいです
一瞬で勝負がきまるので
目が離せませんね
阿部兄さんの逸話だったか
「体が小さいだろうから
体重別の競技がいいだろう」
ということで 柔道を勧めた
という話を見て
うちも同じことを考えたな と
3年間だけですが
息子も柔道をやったので
一緒に楽しく見てます
このくそ暑いのに
めきめきと コロナの人数はふえて
目に入る人たちは ほぼほぼ
ちゃんとマスクしたり
ソーシャルディスタンスしてるのに
まだ減らないとか
どうなってるねん という感じ
また緊急事態になりそうな大阪ですが
どこを ひき締めるのかしら・・・・
ゆるんだ気が引き締まるのは
無理なような気もしてきた
ぽちーーーと
お願いいたします