癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

12日は 通院日でした

2018-03-19 07:02:23 | 癌のこと
退院から3週間たったので
12日は、お決まりの通院日ということで
ちょっと冷や冷やしながら
2回目のゾメタの点滴をしてきました
(翌日やっぱりお約束で熱が出ました 笑)

お薬は、ステロイドが半分に減量
リリカが 朝75mg 夜150mg
カルシウムを補う アスパラギン酸200㎎ともう一種類

痛みを抑える麻薬系のパシーフカプセルに
痛い時 息苦しい時などに即効で飲めて
15分ほどで効き目が出る オプソ内服液5mg(これ一押しみたいです)
それと胃腸のお薬が3種類

全部を朝昼晩飲むわけではなく 痛み止めが中心ですが
ちょっと悩みが。
朝晩リリカを飲むと…(˘ω˘)眠いんです。
他にも リリカの副作用に書いてある症状が全部出る。
目まい、ふらつき、息切れ、動悸 などなど。
5mくらい歩いたら、酔っ払い状態。
というわけで、次回はもう少しちゃんと作文が書ける時に。








入院生活1か月のまとめなど

2018-03-09 08:26:00 | 癌のこと
現在通院している病院の緩和ケアに転院させていただいたのは
ちょうど三年前の今頃です。
その1年前に、がん拠点病院でもある総合病院の乳腺科で
ステージ4の診断を受け、抗がん剤治療を勧められましたが
経済的な理由プラス抗がん剤治療をやる体力に自信はなく
「さあ、どうする」というところで
参考にさせていただいたのが 吉野実香さんのブログでした。

吉野さんは「癌と闘わない 私の選択」というタイトルで電子書籍も出しておられ
乳がんの初発の時点から、抗がん剤治療はされずに
緩和ケアでの疼痛コントロール中心の治療を選択されています。

私もステージ4で、最初から治癒、完治はないということで
「それなら」と三年間 緩和ケアで のんびり 
ホルモン剤プラス疼痛コントロールを続けていました。
緩和ケアの入院同意書やら 病棟見学やらも
ばっちり三年前に終わらせて 何があっても大丈夫なはずだったのに
まさかの 肺炎での入院。ホント何があるかわからないものです。

緩和ケアの病棟は、個室トイレ付 24時間面会OK 自宅とまったく
同じ生活をしていい と天国みたいな環境で(薄味以外は。 コラ!)
そこに1か月もいたものですから
頭のネジがほどけきって もう一度人生そのものを
仕切り直さなければいけないみたいになっています。

ちなみに吉野実香さんのブログは
ブログのタイトルが変更になって「猫と癌と諸々と。。」というタイトルで
現在も続いていて 「自分が人生で好きなものはこれ
自分が生きる上で大切だと思うものはこれ」と
何か一本筋が通っているところが好きで
最近でもちょこちょこ読ませていただいています。

今回の入院が、人生の折り返しというふうにはあまり感じないのですが
ニコチン依存症が一瞬で終わったという点には
ものすごく疑問を感じていて
この謎は なんとか解明したい。
いや 相変わらず面倒くさい人間だと自分でも思います。
おまけに体力が落ちているので 文章が雑。



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依存の不思議

2018-02-28 07:20:08 | 依存症
最初にタバコを吸ったのは16才、高校2年生の時だった。
それから46年、一日もタバコを吸わなかった日がない。
十代、二十代の頃は、依存とかいう意識はなく
タバコとコーヒーでワンセット、趣味という感じだった。

最初に、喫煙の害を意識したのは、言うまでもなく
妊娠がわかった時で、この時初めて
「止めようとするのに止められない」感じというのを味わった。

結局、何かと罪悪感を覚えながらも
二度の妊娠中、完全に禁煙できたということはなく
申し訳程度に本数を減らしたり、「軽い」タバコに替えたりで
ごまかし続けた。

この間 ずいぶん「依存症」のことを勉強して
自分は明らかにニコチン依存症だと確信していた。
特にガンを告知されてからは「今度こそやめなきゃなぁ」「いまさら止めれる気がしない」
「ダンナと違って、お酒を飲むわけでもないし、これでタバコを止めたら
楽しみがなくなる」「いや、なんだかんだ言いながら、読書とか映画鑑賞とか
実は楽しみはいっぱいあるじゃないか」と
ああでもない、こうでもないと悩みながら
結局 告知から3年 禁煙できずに終わっていた。

この間 一番悩んでいたのは 入院になった時のことで
近年病院は、喫煙に関しては 建物内はもちろんのこと
病院の敷地内や、おそらく駐車場なんかまで絶対禁煙で 喫煙できる場所がない。
もしも入院になったら と「絶対絶命感」がすごかった。

しかし 今回入院になった最大の理由の肺炎&呼吸困難。
その原因は「喫煙」で そして「今度吸ったら死ぬぞ」というフレーズが
誰に言われたわけでもないのに、ものすごい強力な神さまのお告げみたいに
私の脳のど真ん中にどかんと居座った。
それからものの見事に、一本も吸ってはおらず
吸いたいという気持ちも完全になくなった。

喫煙は、薬物やアルコールと同様に
依存症の分類では、ニコチンに依存する物質依存にあたる。
最近CMでも見かけるが、ニコチン依存から回復するには
お医者さんの力も借りて
体内の依存物質を徐々に減らしていく方法が推奨されているのだが。

私の、ニコチン依存が、まさに一瞬にして消え失せたわけは?
「死への恐怖」なのかな?
やっぱり依存症は難しい。そして、こんなこと言ったら怒られそうだけど
まさか自分自身で、依存症の人体実験をする日がくるとは。

病院生活が長かったので
すごく朝早く目が覚めることがある。
いや、もしかしたら「年寄りは朝が早い」が始まったのか。

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退院しました

2018-02-23 14:16:22 | 癌のこと
当初は1月末には退院できるかなと思っていましたが
やっぱりそれほど甘くはなく、ほぼ1か月の入院生活になりました。

入院の原因になった間質性肺炎も
通常の、気管支や肺胞腔内の肺炎と違って
肺の支持組織が炎症を起こして、肺が固くなるタイプということで
完治ということではなく、再発させないように注意しながら
上手に付き合っていくということになりそうです。

娘から勧められた、骨転移の放射線治療の線は消えましたが
何も治療しないというと、また何かと心配するので
せっかくCVポートも設置したことだし
主治医の先生と相談して、退院の前日に
ゾメタという骨の破壊を阻止する点滴をしてもらうことになりました。

私「あの~熱出たりしないですよね」
先生「大丈夫ですよ(笑)」

で、退院当日、朝起きたら何か変。もわもわとして、頭ふわふわで
熱を測ったら、なんと39度6分。
も~、熱出ないって言ったのに~。
でもゾメタの副作用かどうかは、正直わからないんですけど。
退院が嬉しくて熱が出たとかだったら、幼稚園児レベルの話ですよね。
11時過ぎにダンナが迎えに来てくれた時も
まだ39度台が続いていて、あやうく退院延期になりそうでしたが
「た、退院します」とヨロヨロな状態で退院を強行しました。

といっても、決して入院生活がいやだったわけではなく
あの最強寒波の間中、リアル天国のような生活をする羽目になったのには
どこか自分を守ってくれた運命みたいなものさえ感じています。

そして、さすがの私も、寝たきりとかなるんじゃないかと思ったのですが
入院時からしたら、動きは鈍くても何とか動けるようになったことも
正直こんなこともあるんだなあという感じです。
もともとの乳がんはもちろん
間質性肺炎、リンパ浮腫と
治らないけど、上手につきあっていきなさいよという病気がふえてきたので
無理せず、焦らず、病気たちとの二人三脚で行くつもりです。

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入院レポート(2)

2018-02-15 19:27:41 | 癌のこと
先月の22日に入院して
間質性肺炎の治療
それと並行して、鎮痛剤が飲めなくなってしまったので
どれだったら飲めるのかを段階を追って調整。

抗がん剤はやらないのですが、今後に向けて
CVポートという皮膚の下に埋め込んで
注射などの薬剤を直接投与できる器具を設置したほうが断然楽ということで
部分麻酔で、1時間ちょっとの簡単な手術をうけました。
が、が、が、この手術の直前に飲んだ痛み止めのロキソプロフェンがアウト。

何となくそんな予感はあったので
主治医と看護師さんに相談したら
どうしても受け付けなくなったタペンタとロキソプロフェンを
痛み止めから外していただけました。
即効性のあるモルヒネ系のお薬はオプソというのを
これは痛みが出そうな時の、レスキューでの処方です。

こういう流れで、ポート手術が終わり、痛み止めの調整もできたので
明日の午後から明後日の昼過ぎまで一時帰宅のお許しが出ました。
これで大丈夫だったら、20日にいったん退院ができるそうです。

看護師さんたちは、みなさんとても優しくて
「何かあったら、またすぐ連絡してくださいね」と言っていただけたのは
本当に心強いかぎりです。

こういう経過で、またちょっと落ち着いてブログ書けるのは
20日以降になりそうです。
今日ほぼひと月ぶりに、ちょろっと病院から外に出ました。
イメージとしては、なんか仮釈放された受刑者の気分でした。
このまま明日は天下晴れて
「お勤めご苦労さんです」と出所できたらよいのですが。

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