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カテゴリ:ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー
こんばんは^^ 新緑がまぶしい季節になりましたね。我が家の庭もモサモサになり、大蔵大臣からクレームがでるのではないかと、おびえる日々を過ごしています^^ ブルーベリー達の幼果はぐんぐん肥大化してきており、毎日の観察が楽しみで仕方ありません。 5月に入り日差しが強くなってきたので、鉢内の温度上昇防止用の鉢カバーを設置しました。 鉢カバーですが、今年度は少しバージョンアップさせました。カバーを鉢に固定するのですが、今までは白色にペイントした事務用クリップを使っていましたが、時間の経過とともに錆びてしまうのが課題でした。 今年度から固定はステンレスピンチとステンレスクリップを利用しています。ステンレスピンチは、ホームセンターなどで販売されている園芸用の小型のものです。ステンレスクリップは鉢にフィットするものがありませんでしたが、良いものをついに見つけました。 100円ショップCan☆Doのバス用品で売っている、ステンレス2重フックです(掛ける部分の幅が2cmのもの、BB樹脂ポット用)。 これを半分に切断して利用。たまに緩いものもあるので、その際はペンチなどで調整します。 事務用クリップよりカバーが風で浮き、外れやすいですが、クリップを複数設置して抑制しています。錆びないので、長く使えてステキです。 基本的に1鉢づつ設置しますが、 鉢同士が近い場合は、1枚のカバーで代用する方法もあります。 続いてブルーベリー達の結実状況です。 「OPI」。結実率は7割くらいだと思います。自家受粉するため結実率は良いはずですが、今年度は開花時の長雨による受粉不良と落下しなかった花柄からの灰色かび病で(幼果が腐る)、結実率が下がったと推測しています。 「OPI」以外の全て株でこの傾向が見られましたが、特に株が密集して風通しが悪かった「OPI」「トワイライト」「ユーリカ」「ピンクレモネード」の灰色かび病がひどかった。。。 灰色かび病は、花柄取りをさぼらなければ防げたので悔やまれます。 「ユーリカ」。全ての株がこんな感じで今年度も惨敗でした。 ただ惨敗ではありますが、人工授粉のおかげで少しだけ結実しています。 他の方の栽培情報では「自家受粉もする」とあったので、この株だけ人工授粉をせず、結実率に差が出るかの実験をしました。結果は以下。 <人工授粉未実施>・・・1株 肥大化した幼果:3個 <人工授粉実施>・・・4株 肥大化した幼果:14個、6個、11個、7個 昆虫による受粉が期待できない場合は、人工授粉はやった方が良いようです。当たり前か。。。 引き続き結実率を上げる方法を来年度も探ってみます。「ユーリカ」栽培、意外と難しいです。ただピンクと違って「解」は確実にあるはずです。 「トワイライト」。今年度も順調で、結実率は8割くらいです。 「ピンクレモネード」。残念ながら今年度も惨敗です。 灰色かび病と肥大化しない幼果で、全体的にこんな感じです。 ただ惨敗でしたが、こちらも「クレイワー」と「ホームベル」との人工授粉で、少しだけ結実しています。今までで最高の出来です(結実率は1割以下ですが。。。)。ピンクも引き続き結実率を上げる方法を探っていきます。こちらは長い旅になりそうです^^ ピンクの受粉樹である「クレイワー」と「ホームベル」。開花後、すぐに幼果を落としました。 「クレイワー」は今年度もクロロシスが継続中です。昨年度までのリン酸過多の影響でしょうか(ク溶性の肥料が鉢中に残っている??)。 今年度初めて結実させる株の多い庭の東側。ここは風通しが良いので灰色かび病の影響が小さかったエリアです。 「オーロラ」。開花は我が家の株の中では遅い組で、長雨とタイミングがズレていたこともあり、結実率は9割以上で良好です。 「リバティ」。まだ開花が続いていますが、こちらも結実率は9割以上で良好です。 「ヒューロン」。長雨と灰色かび病の影響で結実率は5割くらいでした。花芽の数が多かったので収穫量は問題ないと思います。 「ドレイパー」。こちらも開花時期が遅い組だったので、結実率は9割以上で良好です。 「スージーブルー」。今年度もすこぶる調子が良く、結実率は9割以上です。甘~いのを期待しています。 「ノーマン」。今年度も惨敗です。花芽は少な目で、追い打ちをかけて結実率も悪く(1割くらい)、絶望的です。他の株と同じように春肥の窒素分を抑え、人工授粉をしたのですが。。。 「プリマドンナ」。結実率は良好で8割くらいだと思います。いい感じ。 「ケストラル」。開花が我が家の株の中でもっと遅く、調子を崩していましたが、なんとか結実はしてそうです。 「スノーチェイサー」。開花1番手で「受粉不良多発か」と覚悟していましたが、人工授粉の効果か、結実率は7割くらいでした。花芽が多かったの丁度良い感じ。 「スパータングロー」。今年度も結実率は9割以上で安定しています。 全体を通して昆虫の飛来が少ない我が家では、人工授粉はかなり効果があるようで来年度も続けたいと思います。あと花柄取りも。 また出来るだけ昆虫を呼び込むため、庭に花を増やしていこと思います。まずは菜の花あたりかな。 イチゴの「カレンベリー」。少量ではありますが、収穫が続いています。病気に強く、開花時期が遅いため結実も良好、また摘果も不要で全体的に手がかからない品種のため、栽培が楽ちんでした。 風味は良く・硬く・ジューシーでしたが、甘さ不足でした(糖度MAX8.8度、平均8度前後)。まだまだスキル不足ですね。 参考:2016年度が糖度MAX9.5度(平均8度前後)、2015年度が糖度MAX10度(平均7度前後)。 コンテナ栽培(不織布ポット)の方もいい感じです。ただし株を詰め込み過ぎたのは反省点です。 風通しが悪かったのか、コンテナ栽培の方だけアザミウマの影響を大きく受けてしまいました(全体の幼果が茶色く変色して、色づいても食べる気がしなく。。。)。残念。 最後に、今年度でまたイチゴ栽培を停止しようと思います。というのも場所不足もありますが、まだまだスキル不足のブルーベリー栽培に集中するためです。他の方のブログを見ていると「自身はまだまだ観察不足だな~」って痛感しています。 あと少しでブルーベリーが収穫できますね。楽しみ^^ って、まだ終わらないだな~^^ 最後にマニアにはたまらない鉢の解体です。今回もイチゴです。 昨年度10月にランナー取りの親株として定植したイチゴの「おおきみ」。 結実株(コンテナ栽培)の用土は粗目のココチップのみですが、親株用は初夏まで育てるので、用土は保水性を若干UPさせた粗目のココチップに2~3割ピートモスを混ぜたものです。 まだ全体に根は張っていませんが、 根張自体は問題ないようです。この用土はいい感じだと思います。 ----2022.07.10 追記--- ステンレスクリップですが、長く使ってみると上記で紹介したものは外れやすく、イマイチでした。 さらに良いものを見つけたので紹介します。 Watts、Can★Doの100均で売っているステンレスピンチです。 4つで100円。 これを中心くらいで切断すると、U字とクリップになります。 U字の部分は中央付近を押さえます。結構押さえ力は強いです。 端部はクリップを使います。 それぞれ2ケ所で設置。コストは50円です。 いい感じ^^ 「いいな」と思ったら、応援お願いします!ぽちっとクリック。 たぶん。 -------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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