4月 支援の会*照葉 | 福岡の自閉症児ママの療育ブログ

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自閉症などの発達障がいと向き合う福岡在住のママたち

こんにちは。
zonoriです。


新学期が始まりましたが、お子さんは新しい環境に慣れましたか?
慣れた頃にGWで、またペースが乱れそうな予感がしますが💧

うちの息子は2年生になり、学校側の配慮もあり支援級も交流級も比較的おとなしい子が多いクラスにしてもらった感じです。
きっと、刺激の少ない環境を用意して下さったんだと思います。
後は、息子の頑張り次第ですね!
果たしてどんな1年になるでしょう…成長に期待します!


先日行いました、支援の会*照葉のご報告をさせて頂きます。

4月20日(金)「支援の会*照葉」の勉強会を行いました。
参加者は、大人8名でした。

今回は、新しい方が2名来て下さったので、自己紹介と新学期の様子、その後、お父さんとの関わりについて話しました。

初参加のお1人目は、広汎性発達障害をお持ちの6年生の息子さんのママでした。
4年生の時から通級に通っているそうです。
幼稚園で病名がついたのですが、ご主人が通級に通う事に反対されていたそうです。
特別な事をする事で、逆にいじめられたりするのではないかという考えだったそうです。
今では、ソフトボールチームにも入り、周りにも特性を伝え、理解を得ながら、積極的に外部との関わりを持たせるようにしているそうです。

お2人目は、広汎性発達障害をお持ちの4年生の息子さんのママでした。
2歳前に保育園に入れたら、落ち着きがなかったり、攻撃性もあってトラブルが続いたので、3歳から東部療育センターに通ったそうです。
1年生からは、通級に通っているそうです。
学習は遅れてきているけど、ママさんはそれよりお友達とのコミュニケーションを重視して学校生活を送って欲しいと、担任の先生にも配慮をお願いしているそうです
こちらのママさんのお話の時にお父さんとの関わりが話題になりました。
ご主人は、単身赴任で月1回くらい帰ってくるそうなのですが、息子さんの躾について、もっとしっかり叱って、厳しく対応しないといけないとママさんに言うそうです。
ご存知の通り、発達障害を持っている子は怒られる回数が多くなるので、自己肯定感が低くなり、2次障害につながるので出来るだけ怒ってはいけないですよね。
ご主人にも東部療育センターの先生から話をした様なのですが…。
でも、母親でもわかっているのになかなか実行出来ないから、パパさんは理解するのが難しいだろうなと思います。
お父さんは、お母さんより3年遅れて成長するそうです!

他の方はどうされてるか尋ねると、中学生の娘さんをお持ちの先輩ママさんは、ご主人が娘さんを怒りそうになったら、間に入ってそこに流れる悪い空気を流すという技をお持ちだそうです(笑)
お互いの言い分に共感しながら、バトルに発展させず、なかった事にするそうなのですがどうやったらそんな技を習得出来るのでしょうか?
ご主人には、娘さんを可愛がってくれるだけで有難いと、それ以外は育児に協力してくれる事を期待しない、もう諦めるそうです!
確かに期待するから頭にくるんですよね(笑)
ちょっとでも助けてもらったら、旦那さんを褒めて、ありがとうと感謝するそうです。
そしたらまた旦那さんも手伝いたくなりますよね。
相手を変えたければ、自分が変わらないといけないんですね!
勉強になりました✨

家庭を円満にする為にも、子供の発育の為にも怒る事は避けないといけませんね。
なかなか難しいですけど💧
怒る回数を減らして、褒める回数を増やす。
褒めるって難しいんですが、「えらいね」「すごいね」と言う必要はなくて、実況中継をしてあげるのが良い方法だそうです。
例えば、宿題に取りかかろうとしたら、「ドリルを持って来れたね」「きちんと座れたね」と具体的に行動を褒めると、子供は見てくれてると感じ、頑張ろうという気持ちが出てくるそうです。
ついつい悪い事にばかり目が行って怒ってしまいがちですが、頑張ってる姿を見過ごさず、頭ごなしや自分の都合で怒ってないか、一呼吸置いて考えられる余裕を持ちたいものですね。

子育ては、まずは自分が大人として成長しなくてはいけない…修行だなとつくづく思いました。




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次回の支援の会*照葉は


5月30日(水) 10:00〜13:00

照葉公民館 学習室