脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

花鳥風月のうちー鳥

2023年03月19日 | 私の右脳ライフ
寒暖を繰り返しながら急に春めいてきました。
高校時代の友人と、花鳥風月をテーマに時おりメール交換しています。
今日は花を後回しにしてまず鳥の話です。
3/3おひなさまの日に、庭の餌場に新顔の野鳥がちらっと顔を出しました。早速友人に報告。
尾のところに黒白の縞がある。嘴かな、何となく黄色っぽい。翼が広がると、一瞬明るい色になる
『静岡県の鳥』で調べたらカワラヒワ。
いつもはヤマガラ、シジュウガラ、ガビチョウそれにスズメとヒヨドリのためにせっせとひまわりの種を用意しています。
この新顔さんは、地面を落ち着きなく歩き回っていて「あれ?ちょっと違う鳥」と思ったすぐ後にほんの一瞬目の端を横切っただけで飛び去りました。
それから毎日再会を期して餌場を見るのですがなかなか出会えません。
3/17。2週間後にようやく写真が撮れました。

ピントの合ってない写真でも、撮れたことが嬉しいのです。さっそく友人に「ようやく撮れました」とメールして一安心。
ガビチョウも、アイラインをわかってもらいたくて何度も挑戦しました。

メールやブログで、友人に見てもらいたいという気持ちがあるから、何度でも挑戦できると今更ながら気づきました。
鳥といえば、3/13に歯科検診のために上京しました。丸の内にあるインターメディアテクで開催中の開館10周年記念の極楽鳥をテーマにした特別展示に行ってみました。
東大が持っている鳥の剥製や図譜と共に「鳥」にインスパイアされて制作された宝飾品を共に展示するという珍しい展示でした。
さすがに博物館。みごとな剥製が。天草大王、オナガドリ、フウチョウ2種
本来なら、博物館的なものが展示されるに違いない展示棚にダイアモンドやサファイア、ルビー、金や銀で作られた19世紀から20世紀半ばに作られた宝飾品がたくさん展示されていました。
いかにも博物館という古色蒼然とした雰囲気の中の宝飾品。

宝飾品よりは自然な鳥や花の方に惹かれるのですが、世界的なアンティークジュエリーのコレクター有川一三さんのお話を聞いたことがあります。
古い宝飾品を前に「宝石は地球の美、人間の祈りの造形。その本質は清めることにある。地球規模で起きている環境破壊や汚染を清めることで人類を救う」というような思いもよらない方向のお話にびっくりしながら、素直に宝石に凝縮された力を感じた気がしました。ものすごい偶然が宝石を生じさせるのですものね。

ショーメ展にも行くようにと言われ、ティアラをたくさん見ました。目的の中に「飾る」ということは間違いなくあったでしょうが、有川さんが言われた「清めそして守る」ということも納得できたことを思い出しました。
今回の展示では「鳥は天と地、あの世とこの世を彷徨い、予言などを託されさまざまな時空を結ぶ存在…象徴的存在である鳥が多くの宝飾品のモチーフになった」という解説がありました。
宝石だから象徴させるのですよね。布や土では造形の域を出ないでしょう。

花鳥風月の世界とはかけ離れてしまいました。それと得意な分野でもない宝飾品がテーマになりましたが、私のミーハーな好奇心のなさしめた結果ということで、3月の右脳訓練になったレポートでした。



認知症に関して理論的に詳しく知りたい方は、以下のブログもお読みください。








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