うりぼうのシネ煉獄

映画・ゲーム・テレビ・本の感想をまったり書きます。

シン・シティ 復讐の女神

2015年01月14日 | 日記
視聴環境:映画館、字幕、2D

 あまりに待ちすぎた「シンシティ」の続編。観てきました!

 今回もいくつかのエピソードがシャッフルされているんですが、前作との絡みで時系列が前後しているので、ちょっとはっきりしないところもありますよね。マーヴっていつ死んだの?

 大きく分けると①ドワイトが元恋人で魔性の女ダミアンにまんまと利用される話②ギャンブラーのジョニーがロアーク相手に勝ったことからひと波乱起きる話③ナンシーがハーディガンの復讐の覚悟を決める話④マーヴが暴れる話の4つ。

 ①は前作の前日談でドワイトが整形する前という設定。ドワイト役もクライグ・オーウェンじゃなくてジョシュ・ブローリン。「300」の続編でも男顔負けの強さを誇っていたエヴァ・グリーンが魔性の女ダミアン役。おっぱい好きにはたまらないエピソード。
 ②は「ドライブ」「インセプション」のジョセフ・ゴードン・レヴィットがギャンブラー・ジョニーを演じてます。とにかくコイン・カードさばきがカッコイイ!そりゃあ女も惚れるわ。
 ③こちらは前作の後日談で、ナンシー(ジェシカ・アルバ)が自分のために死んだハーディガン(ブルース・ウィリス)の仇を討つ。前作より体当たり演技なんですけどちょっと老けたね…。こちらは尻フェチ向け。
 ④マーヴ(ミッキー・ローク)接待エピソード。前作では頭がデカいような気がしていたんですが、今回は全身のバランスがいいと思います。

 おそらく前作に比べて予算が縮小しているんじゃないかって気がします。今回はコミックのような白黒の世界というよりはモノクロ映画に近いタッチだし(コントラストが弱め)エピソードも①と③は主人公が復讐するためにマーヴが利用されるってとこまで構成が一緒でどちらか一方だけでよかったんじゃないかって気もします。そのほかにもマーヴは④で暴れてるしね。

 やっぱり全体的なメリハリがないから散漫な印象なのかもしれませんが、だからといって前作にメリハリがあったのか?と言われると微妙なので単に前作に比べて質量ともにスケールダウンした、ということなのかもしれません。
 しかし、つまらないかというとそういうわけでもなくて、やっぱり前作を楽しんだ人には待望の続編だし、独特の世界観やキャラクターは健在。アクション映画として十分楽しめました。

2014年度 国内映画興行収入ランキング

2015年01月12日 | 日記
を見て衝撃の事実が!
まずはランキングは以下の通り。

1、アナと雪の女王
2、Stand by me ドラえもん
3、マレフィセント
4、るろうに剣心・京都大火編
5、るろうに剣心・伝説の最期編
6、テルマエ・ロマエⅡ
7、名探偵コナン・異次元の狙撃者
8、思い出のマーニー
9、ドラえもん・新・のび太の大魔境
10、GOZILLA
11、アメイジング・スパイダーマン2
12、トランスフォーマー/ロストエイジ
13、ポケモン・ザ・ムービーXY
14、ホットロード
15、ルパン三世
16、土竜の唄
17、相棒・劇場版Ⅲ
18、クレヨンしんちゃん・ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
19、トリック劇場版・ラストステージ
20、オール・ユー・ニード・イズ・キル

 映画好きでよく映画館に映画を見に行く自分ですが、恐ろしいことにランキング20位までのいわゆる「話題作」のうち劇場に見に行ったのはわずか6本、3分の1以下です。そして邦画とアニメ合わせても1本(アナと雪の女王)しか見に行ってません!(洋画は5本)トップ10に絞れば「アナ~」と「ゴジラ」しか見てない…(「るろうに剣心」はレンタルで見た)
 タイトルを見ればわかりますが、このランキングの内訳は、洋画5本、邦画8本、アニメ7本となっており、アニメはほとんどが子供向け、邦画はすべてが漫画かドラマの映画化でほぼ中高生向けという感じ、ちなみに言えば洋画もすべてがSF超大作です。
 要するにいまの映画館を支えているのは若い世代(中高生や主演のアイドルのファン)と子供(保護者と一緒に来るので単価が高い)だということですね。
 もちろん興行収入の高い映画=いい映画とは言い切れないんですが、だからテレビで放送する映画がこんなのばっかりになるんだなぁと妙に納得しました。

聖闘士星矢 The legend of Sanctuary

2015年01月07日 | 日記
視聴環境:DVD

 2014年に製作されたフルCGアニメ。

 原作コミックは少年ジャンプ黄金期の作品のひとつでまさにジャンプのスローガン「友情・努力・勝利」を体現しています。
 今回は25周年記念作品ということで独立した映画になっていて、設定も原作とはちょっとアレンジされていますね。
 コミックの際の魅力のひとつに「聖衣(クロス)」と呼ばれる主人公たちが纏う鎧があります。鎧を分解し組み立てるとシンボルとなるものの形になる(主人公・星矢ならペガサスの形)のがミソで、変形ロボットのようにちゃんと模型にしても理屈が合うようになっていたのが子供心に楽しかったものです。本作ではその設定がかなり無視され、ドッグタグ状の中に”収納”され(コミック初期では聖衣の入った箱を背負ったりしていた)求めに応じてバラバラになったパーツが勝手に主人公たちに装着されるという、アニメでは割とオーソドックスなスタイルに変更されています。しかしこれはアニメ作品という都合上合理的と言えます。

 まぁなにしろ時間が限られてるので。
 作品の時間は93分。
 それを話の発端から教皇(ラスボス)を倒すまで描かないといけない。ラスボスまでには12星座の司る”黄金聖闘士”らがおりそのすべてを打破しなければならない。主人公チームも5人もいんだしどう考えても3部作くらいにしないとそれぞれのキャラクターは描写しきれない。 
 ということで、本作はかなり「原作コミック(アニメ)を観ていること」が要求される。でないと十二宮の聖闘士はおろか主人公チームの聖衣がなんなのかすらよくわからないから。下手をすれば十二宮の聖闘士もセリフ上、「金牛宮」とか「タウラス」とか呼ばれているのでこれが「おうし座の星座の聖闘士」だと原作を知らないと気づかなかったかもしれない。


 ということで、
 スピーディに話を進行させるためにいろいろと説明を端折っている本作。実はキャラクター描写やセリフ、ギャグシーンなどもけっこう古臭くて昭和な感じ。映像だけ最先端のCGアニメで見ごたえあるんですが、作っている人のセンスが古いのが目立ちました。ただ海外のフルCGアニメのアクションものはこういうのをあんまりやらないので、そうい意味で楽しめたんですが。


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ベイマックス

2014年12月31日 | 日記
視聴環境:映画館、吹き替え

 ディズニー製のフルCGアニメ。

 主人公が日本人ということで、街自体が日本とサンフランシスコのハイブリットのような感じですが、実際は「街全体が日本かぶれのアメリカ」という感じでより深い部分、風習や人の気質みたいなものはアメリカのまま。たとえば冒頭、葬儀のシーンが出てきますが、広いアメリカ式の墓地で人々が集まっているみたいなよく映画で見るアメリカ式の葬式だし、その後も家で参列者が話していたり(そもそもヒロの家は土足だし)と、店の字や小道具が日本っぽいってだけで、…まぁようはアメリカです。日本のコスプレしたアメリカの町。

 で、今回は脚本がイマイチですね。
 アクション映画なのでテンポはいいんですが、脚本が練りこみ不足というのは誰しも思うはず。
 原題は「ビッグ・ヒーロー6」で、主人公のヒロ、ロボットのベイマックに兄の同僚だった4人の変人が仲間になって6人でスーパーヒーローとなる話なんですが、仲間になるのが急すぎて途中のエピソードをはしょっている印象。そして兄の死の真相やその後町を襲う仮面の男の陰謀が明かされる段になっても「もっとこうすればいいのでは?」とか「そもそもこの人はなんで・・・?」みたいな疑問が、深く映画を分析しているような人でなくても次々思いつきます。ラストも「えっ?なんで?」と困惑する感じ。
 ちなみに、エンドクレジット後にもう1シーンあるんですが、これはたぶんなんのことやらわからないと思いますが、本筋とはまったく関係ないのでネタバレするとスタンリーです。スタンリーは多くのスーパーヒーローの生みの親で、そのヒーローのハリウッド映画化の際にチョイ役で出演しまくっていることでも知られていて、本作はその絡み。けどそのことをまったく知らない人は字幕でスタン・リーと出てもなんのことやらわからないし、人によっては続編の悪役だとか思った人もいるみたいですね。


 といういことで、
 本作ははっきりいっていまひとつの出来ですね。どうもディズニーは話がアクションになると脚本がおろそかになるようなきらいがありますね。一昔の娯楽作ならこの程度の脚本でもよかったのかもしれないですが、いまでは超大作SFの脚本はレベルが高いですからね。ピクサーも最近は過去作の続編とかばっかりだし、もうそろそろフルCGアニメスタジオも世代交代の時期なのかもしれませんね~。

ゴーンガール

2014年12月31日 | 日記
視聴環境:映画館、字幕

 デビッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク(「アウトロー」のヒロイン役の人)共演のサスペンススリラー。

 中睦ましい夫婦のはずが、結婚記念日に妻が失踪。夫はメディアに情報の提供を呼びかけるが、夫に不利な証拠が多数発見されていく。本当は夫が妻を殺したのか?

 上記が予告編を観て想像できる内容で、実はこれは全体としては半分未満でそこからさらに物語が展開します。予告編巧いですね。ベン・アフレックが記者会見の時に沈痛な面持ちでなくてはいけないのに、記者に言われて思わずスマイルしてしまったり、とかすでに「不穏な予感」というのを予告編で感じることができます。

 息のつけない展開で楽しい作品ですが、夫婦やカップルで観にいくと微妙な感じになるでしょうね。見た後いろいろ考えさせられる映画でもあるので、映画を見た後に深く考えたくないような人にも不向きかも。

幸せのレシピ

2014年12月31日 | 日記
視聴環境:地上波放送、吹き替え

 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、アーロン・エッカート共演のロマンティックドラマ。2007年公開。

 2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッドリメイクでまぁ面白いんですが、なんでアメリカってのは古典でもないちゃんとした作品をわざわざハリウッドで作り直すんですかね。「バニラスカイ」とか「ドラゴンタトゥーの女」とか。もともとリメイク元が映画好きの間ではそこそこ評判が高い作品で、ハリウッドリメイク版も特段「こうきたか!」というような改変がされているようなほどでもない。特に日本人にとってはどちらも字幕や吹き替えで観る”洋画”なので、あまり違いは感じない。アメリカにとっては海外映画を「字幕や吹き替えで観る」ということにやはり抵抗があるんでしょうね。日本人はもともと映画=洋画っていうことに違和感がないので。

 とまぁそれはさておき。
 軽いタッチで描かれていて楽しく見られる作品でいいですね。けど個人的にはリメイク元の「マーサの幸せレシピ」の方がオススメだったような気がします。


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WOOD JOB!

2014年12月16日 | 日記
視聴環境:DVD

 「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口監督による最新作。劇場公開時から評判がよくて観たいと思っていた作品でやっと観賞できました。

 監督の得意とする「知られざる職業もの」。
 なんとなくあるのは知っているがその実情をしらないジャンル(社交ダンス「sdhal we ダンス?」とか大学相撲「シコふんじゃった」とか、空港の仕事「ハッピーフライト」とか)の作品で、なんとなくそこで働くことになった主人公が次第にそのジャンルの魅力を知っていく。という感じ。

 本作の主人公は(見た目の)やる気のなさではかなりの高いレベルを誇る染谷将太。いかにも現代のゆとり大学生といった感じの主人公から林業が、これまた定番の「不純な動機から」林業の体験就業へと参加する。
 主人公はまったくそのジャンルの素人で観客が感情移入するキャラクターですが、この手の作品ではもう一人、「裏主人公」というかそのジャンルのベテランで、主人公とコンビを組み、友人あるいは師匠となる人物がいるのが定番。本作ではそれは伊藤”海猿”英明!!! 
 今回は村の林業の職場の若頭的な存在として海猿ならぬ山猿として登場。やっぱりこういう役をやらせると天下一本ですな。序盤の主人公の乗ったバンいn向かってはるか向こうからダッシュで走って乗り込んでくるというシーンはぜひとも見てほしいところです。
 そして伊藤英明の奥さん役の優香やヒロインの長澤まさみは村の女性らしくノーメイクっぽい感じでそれもまた新鮮。


 ということで、
 やっぱり観てよかった作品。いわゆるウェルメイドという作品ですね。もちろん林業に興味のない人が見ても十分楽しめるし、前作「ロボジー」のマイナスを取り戻したな、って気もします。あ、もちろん染谷くんの演技も好感が持ててよかったです。


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ホビット 決戦のゆくえ

2014年12月16日 | 日記
視聴環境:映画館、2D、字幕

 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の続編(前日談)である「ホビットの冒険」3部作の完結編。

 原題の「The battle of the Five Armies」のとおり、本作では5つの軍が交じり合う大混戦となります。人間、エルフ、ドワーフ、オーク、あとひとつはゴブリン?動物?

 意外とスマウグ(竜)があっけない。レゴラスも実はそこまで出てこない。やはり中心はドワーフたちだし、世界の危機を描いた「ロード・オブ・ザ・リング」に比べるとやや小ぶりではあるものの、3部作のラスト、ヤマ場ということでやはり盛り上がりますね。

 本作の見どころは以外にも”森の奥方”ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)!彼女の見せ場となるシークエンスがあるんですが、これがまた怖い。女ってのは怖いな。
 このシリーズのいいところは、人間族だけがダメで…という話じゃなくて、エルフ族もドワーフ族もみんな完璧じゃなくて同列の種族として扱われているところ。それは平民も王様も同様で偉い人も欲にかられたり独善的だったりするし、もちろん民衆の中にも卑劣な奴とかもいる。いろんな人たちが世界を構成しているっていうところですね。

 しかし、いままでのシリーズ中は144分と短い(それでも十分長いですが)のでセル化した際の「エクステンデッド・バージョン」に期待。おそらくそれぞれのキャラクターにまつわるシーンがけっこうカットされているんじゃないかって思うんですよね~


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インターステラー

2014年12月09日 | 日記
視聴環境:映画館、字幕

 おなじみノーラン監督のSFドラマ。

 どうしたって「2001年宇宙の旅」や「コンタクト」などと比較されるのは免れない作品でしょう。
 予告編では新たな居住可能惑星を探すために愛する娘と別れて帰るあてのない宇宙への探索へと旅立つ…というような感じですが、実はそのへんは本作の3分の1くらいで、話の本筋はそこから。

 正直ね、ワームホールの説明の仕方がSFホラー「イベント・ホライゾン」とまったく同じだったので悪い予感はしたんですが、やっぱりだよマン博士。「イベント~」ほどの展開にはなりませんが。

 普通この手の作品ではどう考えても帰ってこられない父と娘がどうなるのか?というところに話を収束させそうなところですが、そこにアン・ハサウェイをはさんでくるのがノーラン風という感じなんでしょうかね。個人的には良かったと思いますが、ダークナイト・ライジングでもおいしい役だったし、ノーランに気に入られてるなアン・ハサウェイ。

 ということで、
 3時間弱ということで長いんですわ、本作。おしっこ行っておいた方がいい、あとお尻が痛くなる。けど見ごたえはあります。泣けますしね。
 正直、最初に提示されるとある「幽霊の謎」はほとんど予想通りなのでそこらへんはヘタ。

ブラック・ハッカー

2014年12月09日 | 日記
視聴環境:映画館、字幕

 イライジャ・ウッド主演のネット・スリラー。

 まず邦題がだせぇ!!
 2014年のこの時代。ハッカーという単語ですらちょっとダサめなのにブラックハッカーとは。原題は「Open windows」。映画のスタイルがパソコンの画面のみで構成されていて、主人公が様々なウィンドウを開くに従って陰謀に巻き込まれていくという話なので原題はなるほど、という感じ。もちろんそのまんま直訳しても仕方ないのはわかりますが、と。

 主人公のイライジャ・ウッドは海外テレビドラマのヒロイン役の女優のおっかけで、彼女とディナーができるという権利をゲットして上機嫌。しかし、そこに謎の男から電話があり、彼女のスマホの周辺のあらゆるものにハッキングを仕掛けていることを知る。
 その後、イライジャは犯人の指示のまま犯罪の片棒を担がされたりして、抜き差しできない状態になり事態は大変な方向へと向かっていく…という内容。

 先にも書きましたが、面白いのは犯人が姿を最後まで現さず、すべてラップトップの画面上でのみ行われるというところ。あとそのつどいろんなアプリをダウンロードして、女優のスマホのっとり操作やらホテルの監視カメラ盗視やらしてしまう。冷めた目で見ればよくある「スーパーハッカーもの」(映画やドラマに出てくる非現実的なほどなんでもできるハッカーがでてくる)なんですが、その閉塞感がまぁよかった。もしかすると家でDVDで観るとより緊迫感が増すかもしれない、とも思いました。