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【スプリンターズSの回顧】14年ぶりの3歳馬勝利でピクシーナイトの前途は洋々

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こんばんわ、ウキョーです。
凱旋門賞に挑戦したクロノジェネシスとディープボンド。さすがに、あそこまで馬場が重くなってしまうと、日本馬では手も足も出ません。

相当のダメージが残ることが懸念されますので、とにかく無事に日本に戻って、無事に次走を迎えることができるのを願っています。

各開催場の馬場差

10月2日(土)
   中山 芝-0.6
 中山ダート-1.3
   中京 芝-1.3
   中京ダート+0.2
10月3日(日)
   中山 芝-0.3
 中山ダート-0.8
   中京 芝-1.2
   中京ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の中山は、週末の雨が残り、芝の時計は若干かかっていましたが、それでも基準タイムよりは速い馬場となっていました。ダートは、土日ともに高速馬場。

中京は、先週とは一転、土日ともの芝の時計は速く、ダートは時計がかかっていた。

14年ぶりの3歳馬勝利でピクシーナイトの前途は洋々/スプリンターズS


馬場差-0.3で、レースタイム差-0.9

日曜の中山はほぼ基準タイム通りの馬場だったが、スプリンターズSはレースタイム差-0.9の高速決着となった。

逃げたのは戦前の予想通り△モズスーパーフレア。前半600m33.3秒-後半600m33.8秒の平均ペースだが、1000m通過が55.7秒だから、最初から最後までラップが緩むことがない厳しいペースとなった。

勝った×ピクシーナイトは、好枠を利して楽にポジションを取ると、道中の追走も文句なしの満点騎乗。直線に入っても、他馬より仕掛けを遅らせる余裕で、2着以下に2馬身差だから完勝と言っていい。

〇ファストフォースメイケイエールが思ったより主張しなかったことで、楽な追走にはなったが、それでもこのハイラップ。前走のハイペースの経験が生きた形となった。
福永騎手が言うように「完成は来年」かと思っていただけに、子の完勝劇には驚くばかり。しばらく×ピクシーナイトの天下が続きそうだ。

◎レシステンシアは、ポジションを取りに行って脚を使ったのは確かだが、勝敗に影響を与えるほどではなかった。今回は相手が強かった。
それでもシヴァージの追撃は振り切っており、十分に力は見せた。いずれG1も勝てるだろう。

1番人気▲ダノンスマッシュは、ポジションは取れたものの、序盤からスピードに乗れていない感じで、鞍上の川田騎手との息が合っていなかった。手前を替えないまま走っており、ゴール前でようやく手前を替えていた。
これまで、長くても休養は3カ月ほどだったが、今回は半年ぶり。いつもより長い休養で、まだ走る気が戻っていなかったのかもしれない。

サンライズホープが重賞初制覇でG1戦線へ名乗り/シリウスS


馬場差+0.2で、レースタイム差+0.6

土曜の中京ダートは時計がかかっており、シリウスSもレースタイム差+0.6と、時計がかかった。

×リアンヴェリテが出ムチを入れてハナに立つと、隣の▲ゴッドセレクションが引っ掛かって、900m通過55.1秒の平均やや速めのペース。

勝った〇サンライズホープは、前を行く2頭を見ながらの3番手追走。4角付近でバテた▲ゴッドセレクションをかわして、直線はラスト37.9秒でまとめて快勝。
最後の1Fで13.1秒を要してしまったが、3角付近から自分で競馬を作ってのものだから強かった。
高速決着でどうかだが、今後も重賞戦線で面白い存在になりそう。

◎ダノンスプレンダーは、若干出負け気味だったが、すぐにリカバリーして、それ以降は問題ない走りにみえた。直線に入っても手ごたえはありそうに見えたが、最後の最後に脚色が一緒になってしまった。
重賞だと、このくらいが妥当なところなのかもしれない。

1番人気▲ゴッドセレクションは、前記したように、終始引っ掛かっての追走で、4角で早々に脱落という見どころのない結果。
重賞で好勝負するには、まだまだ経験が足りなかった。


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