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【中京記念の回顧】馬場と展開を味方にベレヌスが重賞初制覇

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こんばんわ、ウキョーです。

サマーマイルシリーズなのに、中京記念は芝1800mって、やっぱり違和感ありますよね。そもそもサマーマイルって、最終戦がハンデ戦の京成杯AHなものだから、それまでに重賞勝っちゃうとほぼ出走してきません。

サマーシリーズはいいのだけど、マイルシリーズだけは、なんだかなーと思うわけです。

各開催場の馬場差

7月23日(土)
   福島 芝+1.8
 福島ダート-1.0
   小倉 芝-2.1
   小倉ダート-1.0
   札幌 芝+1.1
   札幌ダート-0.1
7月24日(日)
   福島 芝+1.8
 福島ダート-0.6
   小倉 芝-1.8
   小倉ダート-0.7
   札幌 芝+1.1
   札幌ダート+0.4

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の福島は、雨の影響が色濃く、土日ともに芝の時計がかかっており、ダートは高速馬場となっていた。

小倉は、最終週とは思えないほど芝の高速化が止まらない。ダートも高速決着が連発していた。

札幌は、雨の影響で土日ともに芝の時計はかかっていた。ダートも時計がかかっており、とくに日曜の時計が遅かった。

馬場と展開を味方にベレヌスが重賞初制覇/中京記念

馬場差-1.8で、レースタイム差-0.8

日曜の小倉芝はかなりの高速馬場で、中京記念もレースタイム差-0.8の高速決着となった。ただ、同日1勝クラスの同距離で1.46.5が出ており、それと比較すると、重賞としては物足りない。

好スタートを切ったベレヌスがハナを切り、前半800m48.1秒-後半800m46.2秒のスローペース。それでいて、レース上りが34.6秒で、上り最速が33.9秒だから、ラップ面からも重賞としては物足りない。

勝った〇ベレヌスは、二の脚がすばらしく速く、あっという間にハナに立った。そこからベステンダンクコルテジアも絡んでこないものだから、マイペースで脚を溜められた。
この高速馬場で、このペースで逃げられれば、前はなかなか止まらない。最後もセーフティリードから、2着以下を半馬身差で凌ぎきって重賞初制覇。

今回は、馬場と展開がぴったり噛み合った。他の先行勢が出してこなかったことも良かった。この勝利だけで、次走以降も重賞戦線で云々とは言いにくいが、マイペースで行ければしぶといタイプである。

◎ファルコニアは、二の脚がつかずに8番手から。鞍上の川田騎手はスローペースを見越して4角手前から進出を開始し、直線入り口では2番てまで押し上げた。
まだまだ余裕がありそうな感じだったが、そこから弾けない。じりじり伸びるものの、最後の決め手を欠いて、後方一気の×カテドラルにもかわされて3着。

非常に惜しい競馬だったが、これが現時点の力量なのだろう。残念ながら、重賞ではワンパンチ足りない。今後も、有利枠や展開などの一押しがないと厳しいかもしれない。


応援よろしくお願いします。

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