Over the Event Horizon

資格・検定試験の記録、趣味、日々の出来事などについて気が向いた時に更新します

令和5年(2023年)度司法書士試験受験の感想他

またまた試験から1か月くらい後に、前回の更新から1年くらい後になってしまったが、7月2日(日)に受けた司法書士試験の感想を記録に残しておこうと思う。

 

試験会場はいつも通り、早稲田大学早稲田キャンパスで、会場は16号館だった。

この記事を書いている7月29日時点では連日最高気温が36℃を上回る猛暑となっているが、7月2日の時点は暑すぎて耐えられないというほどではなく、気温で体力を削られるということもなかった。

試験については、まず午前の試験だが、試験開始から1時間半弱で一通り問題を解き終えて見直しを行った。昨年は一通り解き終えるのに1時間半は超えていたので解くスピードは若干アップしている模様だ。

また、午後試験は、択一問題を解き終えるのに70分かかった。昨年は70分を過ぎたところで29問しか解けていなかったので、かなりスピードは上がっているように思う。

記述の方は、まず商登法から解き始めたが、全部を書き終わらないうちに不登法に移行した。昨年は商登法に時間を割きすぎて不登法を解く時間が30分くらいしかなく、焦りで頭が空白状態、ほとんど問題内容が理解できないまま、ほぼ空欄で提出してしまったので、その轍を踏まないように早めに不登法に移ったわけだが、結局どちらも、半分(以下?)のまま提出といった感じになってしまった。

最近の記述問題は前半と後半の2回申請になっている事が多く、どうやら、私は、半分くらい、すなわち前半を解答すると安心して?油断してしまう傾向があるように思う。

これは、記述問題の基準点がだいたいいつも半分ちょっとくらいの点数なので、それが頭にあるからではないかと思うのだが、合格点はそれよりも上なのでせめて7割くらい書いてからじゃないと油断しないように心がける必要があると感じる。

ところで、現時点で未だ自己採点はしていないので、解いた問題の出来はわかっていない。もしかしたら、午前も午後も基準点未満で記述の採点を今年もしてもらえないかもしれない。

昨年は午前が見直しをじっくり?したにも係わらず基準点落ち、午後は6問解いてないにもかかわらず基準点に達していたが、どうなんだろうか。

 

ここで、試験以外の反省点を書いておこう。

今年は、試験前の2か月間くらい、勉強時間が激減してしまった。その原因は、主にアニメを見過ぎた事だと思う。おそらく勉強が嫌で過去のアニメを一気見することに逃げていたんだと思う。

また、勉強の計画もろくに立てずにダラダラと気が向いた時に勉強をやっていた。

来年は、こんなことがないように気を付けたい。

 

また、4月に受けたネットワークスペシャリストの試験の結果も発表され、その結果は

午前1→免除

午前2→84点

午後1→76点

午後2→36点

ということで、合格点60点以上のところ、午後2が36点で不合格となってしまった。

正直午後1が76点だったのは以外だったが、これは午後問題は午後1の過去問しかやっていなかったからなのだろうか。来年に向けては基礎力をアップしつつ午後2の過去問もちゃんとやるようにしようと思う。

 

あと、昨年10月に受けた公害防止管理者 騒音・振動の試験は合格した。

 

今後の予定としては、

公害防止管理者(ダイオキシン類)を受けるかどうか?(まだテキストすら買っていない)

・簿記1級の試験を受けるかどうか?(現時点でまだ2級の序盤までしか勉強していない)

司法書士試験の択一過去問の平成29年度以降をやること。

司法書士試験の記述過去問、記述問題集をちゃんとやる。

電験2種(今年申込忘れたので1次試験の免除が切れた)の2次試験までを踏まえた勉強を地道にやる。

ネットワークスペシャリスト試験の基礎力アップ、午後問題の対策をじっくりやる。

 

こんなところだろうか。

 

令和4年(2022年)度司法書士試験受験の感想他

忘れる前に先の2022年7月3日(日)に受けてきた司法書士試験の記録を思いつくままだらだら書き残しておこうと思う。

 

今回の試験では、試験当日の体調を最優先して、前日は夜8時過ぎまで寝て、その後夜中の1時過ぎに再び寝て起きてを繰り返し、比較的寝起きがよかった5時過ぎくらいにちゃんと起きて、支度をして6時過ぎの電車で試験会場である早稲田大学早稲田キャンパスへと向かった。(本当は前日に早稲田まで行き、一泊しようかとも思っていたのだが、だらだらしているうちに前日の出発の機会を逃してしまい、当日発とした。)

 

早稲田駅から徒歩で早稲田キャンパスへ向かうと、正門でLECの森山先生と海野先生を見かけたので、挨拶をして試験会場である8号館の3階に!

大会場ではなく、小さめの教室で受験生は30人くらいか。他の教室では机が狭いという話しも聴いたが、私の受けた教室は机の広さは充分だった。

 

(午前択一)

試験時間2時間だが、いちおう1時間25分くらいで一通り解き終えてマークも完了。

その後、「正しいものの組み合わせを選べ」「誤っているものの組み合わせを選べ」が正しく選べているかをチェックしていたら、逆のものを選んでいるのを2つ発見し修正。あと記入した正誤とは間違った選択肢を選んでしまっているものが1つあったのでこれも修正。

「これで3問は救済できた。」と思って残りの問題はほとんど再検討することなくそのまま試験終了。

試験が終わった時点での感触は30問前後はいったんじゃないか!?と思ったのだが、家に帰って各予備校発表の解答速報で自己採点してみると、なんと25~26問しか正解しておらず。ほぼ基準点もれということが判明してしまった。

昨年の試験では、午前は27問でギリギリ基準点だったのだが、午後の択一が試験開始後70分の時点で29問目までしか終わっておらず、最低でも70分で記述に移行してくださいという予備校の先生の教えを守って、泣く泣く商登法記述に移り、商登法記述はだいたい埋めたものの、この時点で残り30分程度、不登法記述に移ったのだが、焦りで問題の内容が全然頭に入ってこなくて結局不登法記述は2つくらいの欄を1行か2行埋めただけで、ほぼ白紙で出してしまった。当然、択一も最後の6問は適当にマークしただけで、結局午後択一は20問、不登法ほぼ埋められず、商登法記述だいたい埋めたという結果で、午後の解答スピードが圧倒的に足りないということを思い知らされた。

そんな訳で、昨年の試験後は午後にターゲットを絞って勉強していたため、午前の勉強がおろそかになっていたためか、今年は午前で基準点我と言う結果になったのだろうと自己分析した。

 

(午後択一)

試験開始後だいたい65分くらいでなんとか解き終えることができた(ちなみに過去最速である)。

ただし、途中で比較的順調なスピードで解けていると思ってしまったため、少し気が緩んで無駄に確認したりといったロスタイム的なものがあった気がするので、本当はもっと早く解けていたかもしれない(正誤は別として)。

午前と同様、試験直後は30問くらいできているのでは!?という謎の自信があったが、自己採点してみると26問。予想よりだいぶ低いが、こちらはなんとか基準点は超えているっぽい。

 

(午後不登法記述)

昨年は試験直前に商登法記述ばかりやっていたので、商登法記述からはじめたが、今年は不登法から始めた。

時間が残り少ないと不登法の場合歯が立たないというのがわかったので、今年は不登法から始めることにしたわけだ。

じっくり問題を読んでなんとか7割くらい埋めたのだが、残り時間が40分くらいになってしまったため、商登法に移った。

 

(午後商登法)

登記が2回に分けて行うタイプの問題だったので、1回目(問題用紙の表)はだいたい埋めたが、2回目(問題用紙の裏)は2行くらい適当に書いただけでほぼ白紙。

2回目は合同会社の登記だったので、他の受験生も苦戦したようだ。

記述試験でも不登法の途中で解答用紙の半分くらいを埋めた時点で、なんとなく気の緩みがあったような気がする。あれがなければもう少し書けたかもしれない。

まあ、午前択一で基準点割れなので記述は採点されないだろうけど。

実際に、書けた部分でどのくらいの点が貰えていたのかだけでも知りたいところではある。

 

今回受験した後の反省点としては、午前も午後も択一の学習は満遍なくやらなければならないということだ。

午後については昨年よりは実力がついたとは思うのだが、まだまだ合格レベルには達していないというのが実感。

特に、記述は、オートマ記述問題集をメインに、他は伊藤塾の答案構成力問題集をずっとやっていて、直前の1か月くらいから過去問をやり始めたのだが、オリジナル問題集の問題よりも過去問の方がずっと難しく感じた。これは各資料(別紙)から必要な部分を取捨選択したり、住所の記載が合っているかなど細かい作業が増えて、これらを効率的に行う能力が備わっていなかったためだと思われる。

あと、今年は各予備校の模擬試験を申込んだものの試験に行かなかったので、これも反省点だ。

 

(来年に向けての方策)

・まずは、早いうちに法改正のある部分を学習すること。

・まだ余裕のある早い時期に、マイナー科目を少しでも得点源にしておくこと。これは、主要科目で9割取れ!と言われても自信がないので、その分をマイナー科目で補っておくということ。

・今年の合同会社のように、基本事項?以外の持分会社の登記、組織再編関係の登記、指名委員会設置会社や監査委員会等設置会社の登記、特例有限会社の登記等の雛形を自分にわかりやすい形でまとめる。

・本番形式の記述問題をたくさん解く。

・平成以降の択一過去問から作成した一問一答式の問題で、必要なものだけを絞り込む。これは直前期の学習を効率よく進めるため。

・試験前に見直す重要事項の作成。

 今年はエクセルでいちおう作成してノートパソコンを会場に持って行ったのだが、Wifiが繋がらずオフィス365が開けなかったため、見ることができなかった。なので、パソコンにオフィスソフトをインストールしておくことも忘れずに行う。

 

司法書士試験井ついては以上かな。

 

あと、今年は4月18日にネットワークスペシャリスト試験も受けてきたのだが、不合格だった。来年再受験の予定。

ということで、今年は現在2つ受験して2つとも不合格。昨年に続き全然ダメだなぁ。

今年は、8月20日電験2種1次試験を受験する(3科目は科目合格しているので今回受けるのは理論だけだが、今回受からなければ電力の免除が消えるのかな?)。

正直、1次試験はなんとかなっても2次試験が到底受からない気がするんだが、とりあえず残り日数も少ないので理論だけに集中して学習を進めていくつもりだ。

そして、10月には昨年落ちた公害防止管理者(騒音・振動)を受験するつもりだ。

簿記の勉強も細々とやってはいるのだが、現在まだ2級の半ばといったところ。いきなり1級を受けるつもりだが、現状1級なんて全く受かる気がしないレベルなので、来年までになんとかなるのだろうか?

 

と、今書いておくことはこんな感じかな。

何でもいいけど、釣りとかキャンプとか行きたいわー

遅ればせながら、昨年の資格試験まとめ

もう2022年の1月も終わりを迎えようとしているが、

あけましておめでとうございます。

 

そして、今更だが、昨年の資格試験の受験記録を残しておこうと思う。

応用情報技術者試験(4月)・・・合格

 午前の試験は8割以上取れていた(と思う)が、午後は時間が足りず、2問くらいをほぼ空欄のまま提出したので絶対不合格だろうと思っていたら、なぜか合格通知が届いていた。不思議だ。

 

司法書士試験(7月)・・・不合格

 これはもうこのブログで書いた通りだが、午前の試験は27/35でギリギリ基準点に達していたのだが、午後の択一は20/22で基準点に達していなかった。

午後の択一は6問を飛ばして記述に移ったので、ちゃんと解いていれば基準点だけは突破できただろうが、記述で当然に落ちるはず。6問飛ばしても不動産登記法の記述はほとんど埋められなかったので、解くスピードの不足が課題。

 

電気主任技術者(電験)第2種・・・不合格(機械、法規は科目合格)

 一昨年、1回目の受験で電力だけ科目合格していたので、1次試験の残りは理論だけ。

一昨年はコロナが流行り始めてマスクを着けて受験しなくてはならず、おまけに休憩時間も施設の机や椅子も使用不可となっており、耐えきれずに午前の理論と電力だけ受けてお昼には帰ってきた。

そして、2回目の昨年は、マスクにもだいぶ慣れて午前の理論、午後の機械、法規をちゃんと受けてきたのだが、理論がダメだった。

理論は、1問でも計算ミスをやらかしたりしてはまってしまうと時間が足りなくなるので、たしかこの時も時間が足りず、2問くらいは(1)(2)くらいまでやって残りは適当にマークしたような気がする。

 

公害防止管理者(騒音・振動)・・・不合格

 電験の試験後から勉強を始め、テキストを一通り、過去問を4年分くらいやったのだが、受けなければならない騒音振動概論と騒音振動特論のうち、騒音振動概論を二度寝して遅刻して、受けられなかった。

仕方なく、午後の騒音振動特論だけ受けたのだが、結構まじめに勉強したので6割くらいの確率で受かるかな?と、思っていたら落ちていた。考えが甘かったようだ。

今年はもっとまじめに勉強しようと思う。

もう勉強した内容はほとんど忘れていると思うので、今年も電験が終わってから勉強を始めたのでは昨年の二の舞となると考えられるため、今年は春頃に一度ざっと勉強して記憶を呼び覚ましておこうと思う。

 

昨年の試験結果は以上。

4つ受けて1つしか合格できなかった。

 

今年の予定は

ネットワークスペシャリスト(4月)

 応用情報技術者に受かってしまったので、上位資格として受けることにしたが、やはり午後の記述問題が難関で受かる気がしない。

司法書士(7月)

 現在できるだけ記述の問題集を毎日解くようにはしているのだが、まだまだ知識、スピード共に全然足りていない。今年は模試をいくつか受けて実践での戦略をなんとか会得したところだ。

電験2種(8月)

 現在、毎日1次理論の過去問をやっているが、じっくり解けば電験3種とそんなに大差ないレベルの問題が多い。なかには手も足も出ない問題もあるんだが。

1次理論に関しては基本事項をしっかり理解して、問題のとりかかりであれこれ考えないようにすればなんとかなりそうな気がする。

だが、2次試験対策もそろそろやっておかなければと思うのだが、何かいいテキストはないものか。というか、2次試験については、試験の内容がそもそもわかってないので、それを調べることが先か。

公害防止管理者(騒音・振動)

 これは昨年のリベンジ。上に書いた通り。

・日照簿記1級(11月?)

 これまで、たまに簿記3級、2級の勉強はやってきているのだが、少し本格的に簿記1級の勉強に移りたいと思っている。しかし、他の資格の勉強に押されて時間が取れないかも。

 

他には、毎日語学のラジオ講座(スペイン語、ロシア語、中国語、ドイツ語、英語)を聴いている。スペイン語はもう聴き始めて3年以上になるので、簡単な会話くらいはなんとなくわかる感じがするが、それ以外は全然お話にならないレベルかな。

あと、プログラミングもなかなか捗っていない。

昨年秋頃から、左足の付け根=ケツの横辺りが痛くて、長く歩いていると痛みがどんどんひどくなるので、運動不足による筋肉の衰えが原因だろうと勝手に思って、今年の初めから、ウォーキング、スクワット、鉄棒腕立て(←普通の腕立てだと続ける自信がないのでまずは軽いところから)をやっている。

約1か月弱続けてみて、効果は・・・・・あるような、ないような、まだよくわからない!かな。

 

ノートPCを購入したので、プログラミングの勉強を始める!の巻

ブログを更新しなくなってからずいぶん経ったが、その後も資格その他の勉強は地道に続けている。

そんな中、先週購入しノートパソコンが届いたので、これを機にプログラミングの勉強の状況について記録していこうと思う。

プログラミングについては、基本情報技術者試験で少し勉強したのだが、個別のプログラムについてプログラムが書けるほどの学習内容ではないので、現在もプログラムは書けない状況だ。応用情報技術者の資格も取得したが、応用情報技術者試験では、そもそもプログラムの勉強は不要。

そんなわけで、プログラムが書けるようになりたいと思って、いくつか本を買って読んではみたものの、実際に手を動かしてプログラムを書きながら学習しないとダメだと思い、今回ノートパソコンを購入した。

購入するに当たって、どのメーカにするか迷ったのだが、最終的にDELLとマウスに絞り、マウスがちょうどハロウィンセールというのをやっていて、X5-R7という機種が安くなっていたので、このPCに決めた。

このノートパソコンは、プログラム学習と資格学習をメインに使っていこうと思っている。

購入したPCはこれ

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マウスX5-R7外観

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マウスX5-R7画面とキーボード

 

そして、プログラミングの教材であるが、最終的な短期目標としてスマホのアプリを作ることを目標にJavaを学ぼうかなと思ってJavaの本をいくつか買ってみたのだが、どれも最初は「Hello World」と表示させたり、足し算引き算、平均値を出したり、非常につまらないものばかりで、外部の地図を参照するとか音声認識とか画像を表示させるとか、実際に目的物を作成した実感が得られるものが皆無だったのだが、そんな中、良さそうな本を見つけたので、この本を教科書として勉強していこうと思う。

選んだ本は「1分間プログラミング」

今のところ、何言語なのかわからないけど、最初からパソコンに話させたり、音声を聴き取らせたり、天気予報をさせたりといったプログラムを作ったんだなぁ~~という実感が湧きそうな内容の本になっているっぽい。

さて、三日坊主にならないように頑張ることにしよう!!

 

あと、今年は資格試験を4つ受けたけど、合格したのはたったの1つ。

非常に実りの少ない1年だった。その詳細は、気が向いた時にでも書こうと思う。

 

ー以上ー

 

令和3年(2021年)度司法書士試験受験の感想

 約1年ぶりの更新となってしまったが、一応いくつかの資格試験の勉強は続けていました。

先の7月4日(日)に司法書士試験を受けてきたので、記憶が薄れないうちに書いておこうと思いブログに記録しておくことに!

 

まず、その前に前回の更新(2020年7月4日)以降の状況について

昨年の司法書士試験はコロナの影響で例年の7月初旬から9月27日に延期となったが、試験範囲の全てを終えていない上に、試験地を「埼玉」としてしまったために、家からの交通の便が非常に悪い場所が試験会場となっていたため、当日行くかどうか迷った挙句に結局棄権してしまった。(よって、今年は交通の便を考えて試験地を「東京」にした)

その後、10月4日に公害防止管理者(大気1種)を受験。5科目のうち4科目を前年に科目合格していたので、受けたのは「大気有害物質特論」のみだったので、無事合格。

翌週の10月11日には、総合旅行業務取扱管理者試験を受験。こちらも既に国内旅行業務炉地扱い管理者に合格していたことと、前年で「海外実務」は科目合格していたことにより、受験したのは一番簡単な「旅行業約款」のみだったので、無事合格。

その後、11月22日に測量士補試験を受験し、無事合格。この試験は下は高校生くらいから老人まで男女を問わず幅広い受験者層がいるんだなぁと感じた。

2021年に入ってからは、4月18日に応用情報技術者(AP)試験を受験。午前の択一はおそらくクリアできていると思うけど、午後の記述はたぶんダメだと思う。(今気づいたが、既に合格発表されていて照会できるようなのだが、パスワードがわからずまだ確認できていない。しかし、解答欄を埋められていないので不合格に変わりはないだろう)

 

そして、今回の司法書士試験

午前択一(全35問、120分)

約100分くらいで全問を解き終えて、残り時間で「正しいものの組み合わせを選べ」「誤っているものの組み合わせを選べ」でちゃんとそれに合ったものを選択しているか確認したところ、2問ほど逆を選んでいるものがあったので修正。受験予備校発表の解答速報で採点してみると、26/35だった。

午後択一、記述(択一全35問+不登法記述1問+商登法記述1問、180分)

択一に時間をかけてしまい、29問まで終わった時点で70分を過ぎたので、残り6問をとりあえず保留にして記述に移る。

記述は不登法より点数が取れそうな商登法からはじめ、なんとか解答欄を埋めたものの時間をかけすぎてしまい、残り時間35分くらいで不登法記述へ。

問題文が長く、どうにも意味が理解できないまま頭は混乱状態。とりあえず強引に2枠だけ埋めたところで残り10分となり、択一式に戻る。

午後の択一は1問2分ペースで解答しなければならない事を考えると、10分あれば4~5問は普通に考えられたはずだが、不登法記述がほぼ空白なのでそちらに移って少しでも書いておかなければ!という思いもあって、全然冷静な判断ができないまま、択一6問は適当にマークすることになってしまった。

 

今回の試験で判明したのは、自分は圧倒的に問題を解く時間が遅いということ。

よってスピードアップを視野に入れて、うろ覚えである手続法を重点的に以下のような事をしばらくやっていこうと思う(まあ、当たり前のことではあるんだけど)

・午後択一では、あれこれ考えている余裕はないので、問題をざっと読んだ時点で、「これは、あのことを言っているんだな」と瞬時に理解できるようにする。

・不動産登記、商業登記を過去問及びその周辺知識を含めて確実にする。まずは過去問を何回もやって、自分にとって苦手な分野、問題を絞っていく。

・記述に慣れる。これから毎日オートマ記述他の問題集を1問は解く。

行政書士試験以降、憲法は過去問を1度まとめたのみで、全く手つかず(テキストもなし)なので、いちおうやっておく。

-以上-

 

今後の予定

8月末に電験二種の試験を受ける。

去年、理論と電力だけ受けて家に帰ってきたんだが、理論が受かってほしかったのに電力だけ受かって、いちおう1科目免除で、理論、機械、法規の3科目を受ける予定なのだが、現時点で全く受かる気がしない。

公害防止管理者(騒音+振動)

水質1種と大気1種をとったので、コンプリートを目指して残りの騒音・振動、ダイオキシンも取ろうと考えているので、おそらく受験すると思う。まだ申し込みはしていない。

応用情報処理技術者

春のリベンジということになるのだが、午後試験で得意分野を2科目くらいは準備しておきたいので、それができるかどうかが合否の分かれ目になりそうだ。

日商簿記1級

以前からちょこちょこと3級、2級の勉強はしていたのだが、まだ2級もおぼろげな状態なので、勉強は間に合わない可能性が高く、今年は受験しないかな。

 

手付倍返し-[民法第557条]

3年位前に宅建の試験勉強を始めて以降、いろんな資格の勉強の中で法律を学んできました。

もちろん、民法はその中で一番勉強しているうちの一つだと思うのですが、どれだけやってもなかなか身についてなぁと感じることしきりでです。

 

その民法の中で、売買時の手付金についての規定があります。

例えば、2000万円の不動産の売買契約を締結した際に、買主が手付金として200万円を売主に支払うといったもので、これは民法上、解約手付とされています。

すなわち、売主、買主ともに、手付金を放棄すれば、自らの勝手な都合で契約を解除できるというものです。

 

その条文は次の通り

2020年改正民法第557条(手付)
(1項)買主が売主に手付を交付したときは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を現実に提供して、契約の解除をすることができる。ただし、その相手方が契約の履行に着手した後は、この限りでない。
(2項)第545条第4項の規定は、前項の場合には、適用しない。

※2項の第545条第4項とは、解除の効果について、「解除権の行使は損害賠償の請求を妨げない」 というものである。よって、手付解除による解除では、(契約当初から当事者間で合意があると考えられるため)自らに手付金以上の損害が生じていたとしても、損害賠償をすることはできない。

 

さて、条文の説明はこの辺にして、本題に入りますが・・・

 
私は、これまで、「手付倍返し」の意味について
売主が手付解除するには、手付金の倍額を提供して、これを手付金とともに買主に支払うものと思っていました。すなわち、売主が解除をするには、買主よりも損を多く覚悟しなければならないんだな!と。しかし、どうやら、とんでもない勘違いをしていたようです。
「手付倍返し」というのは、買主が交付した手付金に対して、売主が、ペナルティとしてそれと同額の金額を、既に受け取っている手付金とともに買主に交付すること。
(買主が交付した手付金額)+(売主が支払う額)=(手付金の倍額)
ということでした。
例えば、買主が200万円を手付金として交付していた場合に、売主が手付解除をするには、既に受け取っている手付金と併せて400万円を買主に交付しればいいということです。
 
3年近く勉強していて、未だにこんな根本的な勘違いがあるのだから、まだまだいろんなところで、勘違いをしている可能性があります。
自分の考えに固執せずに、頭を柔軟にしていろいろな事を受け止めて吸収していく必要があるな!と感じました。
 
 

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資格の勉強

これまで、いろんな資格の勉強をやってみて感じる事は、多くの試験において一般常識で解ける問題が少なからずあることだ。

人によって意見は様々だと思うが、問題はだいたい以下のように分類できるのではないだろうか。

(1)試験分野について何も知らなくても、一般的な常識で解ける問題(常識問題)

(2)知らないと解けないが、知っていれば簡単に解ける問題(単純な知識問題・暗記問題)

(3)知っていて、かつ、他の分野との総合的なつながりや実例(具体例)への適用能力が試される問題(応用的な知識問題)

(4)知っていて、かつ、思考力、計算力等が試される問題(思考問題)

 

仮に試験の合格ラインが6割だとすると、試験毎に大きく異なるとは思うが

なにも勉強をしなくても、(1)の常識問題だけで、だいたい1~2割取れると思う。

そして一通りテキストなどで一般の人が知らない知識を備えた時点で5割~7割くらい。簡単な試験では、これで合格点に届く。

そして、難しい試験では、ここからの上積みが重要で、過去問などで他の分野とのつながりや具体例などを脳内で有機的に結合させて、応用問題に対応できるようにしたり、計算力や思考力を鍛えていくことで(3)(4)の問題にも適応できるようにすると、だいたい7割~9割くらいになる。新規問題やミス等がなければもっと多く得点できることになるが。

そして、この中で一番苦難の道なのが言うまでもなく(3)と(4)だ。勉強した割に得点がなかなか伸びず、費用対効果が非常に悪い部分だ。なかなかボーダーラインに届かなくて悔しい思いをすることになる。正規分布のグラフで言えば、最も人数が多い部分よりも少しだけ上にいる人だ。(試験には全く勉強せずにひやかしやお試しで受けに来る人もいるから、そのぶん平均点は下がり、正規分布の最多人数も低得点側にズレるから。)

いちばん調子よく勉強できるのは、学習に比例して得点も順調に伸びる(と思われる)(2)だろう。

以上は、あくまで私の個人的なイメージなですよ。

 

ところで、(1)の一般常識問題だが、常識と言うのは人によって違う。自分が常識だと思っていても、人にとっては非常識だということもありうる。

自分の常識は世間の非常識かもしれないと常に思っておくことは大事だ。

それを踏まえて、世間一般で常識と思われること(例えば、借りた金は返さなければならないみたいな)に照らし合わせて、全く勉強をしていない時点で問題を見てみると、これは当たり前のことだよね!とか、明らかに間違ってるよね!という問題が結構あるのだが、これが少し勉強をやることによって、変わってきてしまうことがある。

 

例えば、今日やった司法書士試験の過去問(平成4年第31問ア)は

「所有権移転の原因を「売買」とする農地法所定の許可を証する情報を提供して、「贈与」を原因とする所有権移転の登記の申請をすることができる。」→誤り

 

この問題、所有権移転原因とか農地法の許可とか登記申請について多少は知らないと、何を言っているのかよくわからないかもしれないが、少しわかっている段階で、常識的に考えると、売買として許可を貰っているのに贈与で登記することなんで普通できないだろう!!と、いう結論になると思う。誤りなのは当たり前だ。

しかし、もう少し勉強を進めると、こんな判例を目にする事になる。

「売買を登記原因として所有権移転登記がなされていたが、実態は譲渡だった場合でも、その所有権移転登記は有効であり、第三者に対抗できる。」

そして、この判例を知ってしまったがために、上記問題で、原因が売買と贈与で異なっていても大丈夫だったんだっけ?と、考えこんでしまうことになる。出題者は、この判例を基に知識が確実でない受験生を惑わせにかかっている訳だ。

そうして、ほとんど勉強していなかったならば、容易に正解を導き出せた問題が、少し勉強をしてしまうことによって、簡単には正解を導き出せない問題に変わってしまう。

法律系の学習においては、確実な知識が重要だとよく言われるが、上記のような問題では、確実な知識というのがどこまでなのか、そこから類推して答えが導き出せるものなのか、なかなか難しいものがある。基本原則である木の幹をしっかり定着させた上で、枝葉の知識を伸ばしていかなくてはならないというのは重要だとは思うのだが・・・。