親の家の片付けについて書いた昨日の記事には、多くのアクセスをいただきました。ありがとうございました。
片付けられない母が、この言葉で片付ける気になってくれたTwitterにもコメントをたくさんいただきました。
本日の目次▶
読者さんから届いた一通のメッセージを読んで、ハッとした▶
自分の日記や手帳が、なかなか捨てられなかった私 ▶
手帳や日記への自分の思い ▶
息子と私の、生きた証▶
子供に迷惑をかけたくないと思うより、もっと信じてもいいのではないかと▶
終わりに★私のtweetについたコメントはこちらから読者さんから届いた一通のメッセージを読んで、ハッとした
昨夜、読者さんから一通のメッセージが届きました。
私はそれを読んで、ハッとしました。自分が決めつけすぎていたのではないかと、気づかせてもらったからです。
こんばんは、さよさん♪
お母さまとの片付け。一つ一つの物がお母さまには色々思い出があるのですね。
私は母の遺品を片付けていた時に見つけた母の日記が、まだ手元にあります。
母の手書きの文字が懐かしくて処分出来ないのです。
でもいずれ処分するつもりです。納得して処分するのだから後悔はないかな?
自分の物はあっさり捨てられるけど、大切な人のはなかなか処分出来ないですよね。
私も自分の持ち物をもう一度見直してますね!
明日も雨みたいです。雨の日はお片付け日和かもしれませんね。
Tさん、いつもメッセージをくださり、ありがとうございます。
おかげで、私は自分を追い込み過ぎていたかもしれない…と気づくことができました。
自分の日記や手帳が、なかなか捨てられなかった私
手帳や日記への自分の思い
家じゅうを片付け物置も屋根裏部屋もガラ~ンとしたのに、自分の古い手帳や日記、家計簿をなかなか処分できずにいました。
それを、ようやく数冊だけ残して整理しました。
でも、あんなに苦しみながら手帳や日記を捨てなくても良かったかもしれません。今回このメッセージを読ませてもらって、そう思いました。
息子と私の、生きた証
「そんなのとっくに捨てたよ~」という友人もいますし、それでいいと思っています。きっとスッキリしただろうなとも。
でも私にとっては、日記や手帳は自分が生きてきた証であり、亡くなった息子との頑張ってきた記録でもありました。
リウマチで思うように字が書けなくなったこともあり、名残惜しい気持ちも。だから、なかなか処分できず時間がかかりました。
大きな家具や思い出のものも手放してきたのですが、自分で書いたものは別扱いでした。
こんな家具は今すぐ捨てよう。老いて捨てにくくなる前に。
子供に迷惑をかけたくないと思うより、もっと信じてもいいのではないかと
私が捨てにくかった日記などを残せば、娘はきっとしんどいだろう。そう思って、手帳や日記のほとんどを処分してきました。
その思いが、いただいたメッセージを読んで変わりました。
「Tさんのように、娘も優しい気持ちで私の手帳や日記を読むかもしれない」
処分しなくていいということではありません。もっと娘を信じてもいいのではないかと思いました。そう考えると、気持ちがラクになってきました。
断捨離人気ランキング1位のブログは毎月おこなっている片付けセミナーの冒頭で、いつもお話していることがあります。
「片付けは自分がラクに心地よく暮らすための一つの手段だから、こうでなければとあまり自分を責めないでくださいね」
これ、私が自分のために言っていたのかもしれません。
終わりに
セミナーでは、最後に質問をしていただく時間を設けています。そこでお聞きするお話からも今回のメッセージのように学ぶことが多いです。
片付けやすい順番や段取り、思考の整理の仕方なども、もちろん大事です。
でも、もっと忘れないようにしておきたいことがあります。
「それを何のために持っているか。持っていたいのか」という自分への問いかけです。
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