母の状態が…
母にゆうべ送ったメールの返事を読んで、愕然としました。あまりにも変だったからです。こんなふうになっていくんだな、と思わずにはいられませんでした。
昨日は月1で開催しているセミナーが終わりホッとしていたのですが、その気持ちも吹き飛んでしまいました。しばらく頭がぼーっとしていました。
でも、私にできること、すべきことは3つだけです。今朝は、これからのことについてあらためて考えてみました。
認知症と私は書いていましたが、実際はまだ入り口に立ったばかりだと感じています。
母について分かりやすく書いた記事はこちらです。
▶今なら間に合う。お金のかからない骨粗しょう症の予防*追記
母にはさきほど電話をしました。メールの内容には触れず話を合わせておいたら、喜んでくれました。一安心です。
母とのやり取りは
補聴器は外しておきたいと電話を嫌うので、どうしてもというとき以外はメールを使っています。
そのメールも、混乱するので、1つのメールに書くことは1つと決めています。
〇灯油は足りていますか
〇食べる物を買いに行けていますか
〇腰痛は出ていませんか
〇喉は痛くないですか
〇お風呂は寒くないですか
〇廊下の電気はちゃんとつきますか
〇民生委員さんは来ましたか
今、私がメールで聞くのはこのあたり。こうするようになったのは、コロナ禍2年目の去年の春からです。
1つのメールに2つ以上の内容を書くと、母が返事を上手く書けなくなり、なんども似たようなメールを送ってくるようになった頃でした。
文字で読む方が、母にとっては安心なよう。だけど…
母が嫌がっても電話をかけるときもあります。ですが、結局は母がメールを返してくることも。
文字で読む方が、母にとっては安心するのでしょう。文字だとなんども確認できますしね。
このように、離れて住む母とのやりとりは、メール⇒電話⇒メール、になることもありました。
でもこの流れのなかで、話の内容が大きくずれてしまうことはありませんでした。
ところがゆうべは、そうではありませんでした。
母、メールに
ゆうべは、私がした1つの質問に答えがないどころか、まったく関係のないことを100文字ていどにまとめて送ってきました。
でも、悲しい気持ちはもうありません。
今回の件の裏には、不安が隠れていたはず。私が注意したいのはそちらの方です。
コロナ禍が与える、高齢者の暮らしへの影響
コロナ禍になって、それまで通えていたシニア向けの教室を休んだことが、母の衰えがすすんだことと関係している気がします。
たまたまかもしれません。もう高齢でしたし。
でも、週に1回でも他人と話したり、運動や音楽に親しんだりという時間は、母にとって貴重なものだったと思います。
自分でそこまで歩いていくことも、生活の張りになっていたでしょう。
お正月とお盆だけは、弟や妹それぞれの家族、私たち夫婦、娘たち家族も合流して、実家に集まっていました。
でも、コロナ禍になって、それもできなくなりました。
これも仕方ないこと。きっと全国の高齢者に起きていることだと思いますが、やるせない気持ちはやはりあります。口には出しませんが、母が寂しがっていることは想像できるからです。
▶このブログの介護カテゴリの記事終わりに
私に今できることは3つだけです。
●母がどうしてほしいかを想像し、寄り添うこと
●がんばり過ぎないようにして、細く長く支えていくこと
●介護の情報をキャッチできるよう、アンテナを張っておくこと
まずは私が元気でいることが大事だと、あらためて思っている朝です。
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