300枚以上あった服を数年かけて減らし、現在はフォーマルをふくめ40数枚で1年を過ごしています。この量が、管理も出来て楽しめる、私にちょうどいい量です。
このぐらいの量だと、見に行かなくても持っている服をすべて思い出せます。これも私にとっては大きなこと。
何がクローゼットにあるか分かっていると、むやみに服を増やしてしまうことがないので、安心できるのです。いちど家に入れたものはなかなか手放せないとわかっているので。
今日は、服を減らしてどんなメリットがあったか、過去にあげた記事から編集してまとめてみました。
1.空間的な効果
2.時間的な効果
3.経済的な効果
4.家事ラク
5.自己肯定感アップ
(私は裏返して服をハンガーにかけています)
空間的な効果
服を減らして得られる空間的な効果は次のようなものです。
✔服の出し入れがしやすくなった
✔服を良い状態で保管できるようなった
✔服にシワが寄ってしまうこともなくなった
私の服はクローゼットや嫁入り道具の箪笥だけでは入りきらず、押入れや屋根裏部屋にまで収納していました。でも今は量がぐっと減ったため、余裕があります。
クローゼットにゆったり服が入っているようになると、湿気も溜まりにくくなります。
また、服どうしがギュウギュウに押し込まれていないから、シワが寄ってしまうこともありません。着る前にあわててシャツのポケットにアイロンがけ、なんていうこともなくなりました。
時間的な効果
服が減って生まれる時間的な効果とは何だと思われますか?私が感じた時間的な効果は3つありました。
✔欲しい服をすぐ探せるようになった
✔着ない服まで手入れしていた時間を手放せた
✔服を買う時も迷わなくなった
服の枚数が減ってくると、本当に好きな服がなにかハッキリしてきます。そうなると、次の服を買うときも迷わなくなる。私はこれも、服を減らしたことで生まれる時間的な効果に入れたいです。
経済的な効果
服の片付の経済的効果といえば、まず、無駄買いがなくなること。
クローゼットが満杯状態だと、好きな服をすぐ出せない日もありました。そのうち探すのも面倒になって、また似たような服を買ってしまうというパターンです。
セールで安いからとか、見つからなかったから間に合わせで、などという理由で服を買うことは全くなくなりました。
また、要らない服を入れたケースで占領されていた場所にも
家賃や住宅ローンがかかっていたことに気付きました。
そう思うと、そのぶんスペースが空いて有効に使えるのは経済的な効果と言えます。
少しのスペースでも、生きたスペースとして使えるというわけです。
家事ラク
服が減ると、クローゼットの掃除がラクになります。
数が少なければ、掃除の前に服を出す時間も短くてすむし、掃除のあとで戻すときも早いです。
また、服が少なくなると1つの場所で保管できるようになってきます。それにより、衣替えの必要もなくなってきます。
自己肯定感アップ
服を減らすと、自己肯定感がアップします。
私は古い服や着ない服を持ちすぎていることがとても苦しかったので、整理にめどが立ったとき、心底ほっとしました。
と同時に、「よくここまで整理できた」という達成感も味わうことができました。自分を褒めてやるなんて滅多にできないことなので、あのときの気持ちはよく覚えています。
服の整理をしていちばん良かったのは、「私は私でいい」と思えるようになったことでした。
たとえそれが今の流行とは違う服でも。自分に似合うかどうかわからなくても。
服の整理がうまくいきはじめると、自分が本当に好きな服がどういう服かわかるようになってきます。また、少ない枚数をどう組み合わせようかと楽しめるようにもなりました。
終わりに
服が減ると、自分の気持ちにまで余裕が出てくるのは意外な効果でした。前より人に優しく接することができるようになっています。
服の整理をすると良いことがたくさん起きます。迷っておられる方は、この春、ぜひはじめてみてください。
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