今日は、使いにくくなってきた家具を残すか捨てるか迷ったときの見極めポイントについて書きます。迷っていた気持ちと、どう折り合いをつけたか。
ブログでは、亡くなった息子のタンスを解体・処分した時の記事が、よく読まれました。きっかけやタイミングも、大物を整理するときは大切です。
プロフィールと記事一覧・ブログ村いやいやいや、夏かと思うほど暑い今、家具の片付けや処分など考えるのもしんどいわよ、と思われるかもしれませんね。
でも、使いにくくなってきた家具があるなら、涼しくなったときすぐ動けるよう、今のうちから計画を立てるのもおすすめです。
一人で動かせない家具であれば、手伝ってもらえる日を先に決める。その日を期限にして、家具の中身をまず整理するというように。
現在、息子の部屋だった2階の和室は、娘たち家族が泊まりに来た日に使っています。家具がなくなって使いやすくなりました。
「捨てるか、残すか」迷ったときに考えるポイント
家具は本来、捨てにくいものです。
たとえ使わなくなっていても、まだ使える、いつか使うかもしれない、という思いがあるし、高価だったからという思いもありますから。また、搬出するのがたいへんという現実的な問題も。
それでも手放そうと思ったのは、次のポイントで考えたら、どれにも当てはまらなくなっていたからです。
「捨てるか、残すか」で迷った時にみているポイントがこれらです。
●持っていると、暮らしが便利になるか
●持っていると、安心するか
●持っていると、癒されたり元気づけられたりするか
家具なので、次のように考えた方が判断しやすいかもしれません。
「何のために、その家具をおいておくか」
「その家具はこれからも役立つのか」
これに答えられなかったから、手放しどきにきていると思っていいでしょう。
それでも迷うときは、その家具がこれから先も「手入れがしやすい家具かどうか」で見てみると決めやすくなります。
捨てる罪悪感との折り合いの付け方
たとえばわが家の場合、30年以上前に買ったラタンの家具は、使いにくくなってきていてもなかなか手放せませんでした。
風合いがあって表情が変化していく楽しみがあったし、軽いので自分で動かせるというのも魅力でした。
でも、どうしても編み目のところに埃がたまりやすく、その掃除がしんどくなってきていました。
また、うちのラタンの家具は引き出しにレールが付いていないタイプだったので、開け閉めするとき落ちないよう気を遣わねばなりませんでした。
そういう使い勝手の不便さが、「好き」「風情がある」「軽い」という思いを上回ったので、処分しようと決めました。
ちなみに、不要になってくる家具とはどんな家具か。また、その家具を処分する方法はどんなものかを、以下にまとめてみました。
不要になってくる家具とは…
●使っていないものが多く入っている 家具
●そもそも、もう使わなくなっている家具
●片付けで不要なものをどんどん捨てていったら、中が空になった家具
●暮らしの目標が変わったとき、妨げになる家具
家具の手放し方は…
●自治体の大型ゴミの回収を利用する
●リサイクルショップで買い取ってもらう
●フリマアプリやネットオークションを利用する
●引っ越し業者や不用品回収業者に処分を依頼する
●購入店に引き取ってもらえないか問い合わせる
ラタンの家具は、最初の同居のときに義母が息子(亡くなった私の息子)のために買ってくれたものでした。
30年以上も前のものですが、撓むこともなく使えていたので、処分すると決めた時は罪悪感がありました。家具に対しても、義母に対してもです。
でも今は、ラタンの家具は役目を終え、わが家から出て行ったのだと思えるようになりました。
おわりに
みなさんはいかがですか。使わないまま置いてある収納家具がありませんか。片付けて中は空っぽにできたものの、もう出番がないというような。
もし何年も使わず置いたままになっているなら、いちどどうするか考えてみるのがおすすめです。
それは今、自分の役に立っているか。邪魔になってきていないか。いつか使うとしても、手入れが大変なものではないか。
今はまだ暑いですが、片付けにちょうどいいシーズンはすぐそこまで来ています(来ているはず!)。ぜひお家の中を見直して、邪魔になってきている家具がないかたしかめてみてくださいね。
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ブログ村ハッシュタグ#50代60代からの片付け#物を減らす方法
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