先日の、義母にキレてしまった記事に、メールを2通いただきました。ありがとうございます。
返事を書きながら気づいたのは、夫に対して、もう少し私を労ってくれてもいいのではないか、という気持ちが自分にあったことです。
あの記事では、義母の愚痴を夫が黙って聞き流してくれていると書きましたが、ほんとうは夫に対しても不満を募らせていたのだと気づきました。
今までのことは過去記事にあるので、興味を持ってくださった方は読んでみてください。義母は今回の認定調査でも要介護2でした。
現在は、義母のことは夫とともに支えているわけで、私一人が我慢したり頑張ったりしているわけではありません。同居を始めた頃とは違うのです。
義母も、嫌がらずにデイサービスのバスに乗ってくれるようになっています。
なのに私は…。もしかしたらブログでも、無意識に、頑張っているのになぜこうなる?のように書いていたかもしれません。みっともないな。
でも、正直に書いて読んでもらい、自分の弱い面に気付いたのは、良しとしておきます。
以下、いただいた2通のメールを紹介します。
お二人ともふんわり優しい方で、何回か読むうちに、肩の力がすっと抜けて素直になれた気がします。掲載の許可もしてくださって、ありがとうございました。
★Kさんからのメール
ふつうの人間なんだからキレても良いのです
大したことじゃなくても
積み重なったものが蓄積して
なにかがきっかけで爆発しちゃうことってありますよね
怒ってスッキリするかというと
そんなことはなく落ち込んでしまうしね
きっと『そうだよねー』と共感して聞いてくれる相手がいるのが1番良いような気がします
私の場合は身近な友達に似たような境遇の人はいないし
手伝ってくれるとはいえ、兄たちもじっくり話を聞いてくれるとかはありません
なのでブログに書いちゃうことかなぁ
書くと罪悪感もあるのですけどね
同じような立場や、以前そうだった人が共感してくれるだけでちょっぴり救われます
我が家の夫も旦那様と同じく話を半分も聞いていない人です
もうちょっと親身になって聞いてくれたら嬉しいですが無理でしょう(笑)
さよさんも私も頑張っているので
神様じゃないのだから、きっとたまにはキレてもいいんですよ
大事なのは悪かったと思ったことを素直に謝ることなんだそうです
介護の大先輩のブロ友さんが教えてくれました
さよさんは旦那様にちゃんと謝ったのでOKなのです
でも旦那様あまり聞いてなかったってガクッ!ですね(笑)
では、ご機嫌でいきましょう〜♪
★Tさんからのメール
さよさん、おはようございます。
キレちゃいましたか(^_^;)でも、良いと思いますよ。溜め込んだら体に悪いです。
ご主人も聞き上手?で、さよさんの事とてもわかっていらっしゃいますね。
色々思う所は誰にでもありますよ,,,
不満やグチは溜めないで小出しにする方が、お互いに良いと思います。
私も夫に不満等あるし、ストレートに気持ちをぶつける事もあります。
そしてさよさんと同じで、後悔して、後から謝ります。
夫は私にグチを言ったりはしませんが、心では思っている事があると思います。
お互い認め合いながらやっていければいいですね!\(^o^)/
キレてしまったその日は、一日じゅう後悔していました。そして本当に、疲れました。
言ってはいけない、受け流そう、そう思ってやってきたことが、一発でおじゃん(この言い方は古い??)になってしまった気がして。
数日たってからブログにアップしたのは、あのままの気持ちで書いたら、もっともっと具体的に書いてしまい、それこそ後悔すると思ったからです。
そんな気持ちで書いた記事を読んでもらえたり、時間を割いてメールを送ってもらったりして、嬉しかったです。
認知症の親を支える家族の考え方が、みな同じというわけにはいかないと思います。相手にばかり理解を求めるのも、無理があります。
これからは、ここまでは頑張るけれど、これ以上は頑張らないという線を決めて、やってみます。今の私にはこれが精いっぱいだけど、こう割り切っておいたほうが、後々うまくいくように思いました。
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ブログ村ハッシュタグ#60代の暮らし#義母の介護
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